柴山桂太のレビュー一覧

  • 静かなる大恐慌

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    2012/9初版の新書。2000年以降のグローバル化を批判する本は色々ありますが、淡々とした筆致が逆に好印象。
    引用されたケインズの文章に衝撃を受けた。やはり人間は100年経ても何も変わってない。死んでも判らん、てか。
    「ロンドンの住民は、ベッドで朝の紅茶をすすりながら、電話で全世界のさまざまな産物を、彼が適当と思う量だけ注文することができた。同じように、彼は自分の富を、世界の天然資源や新事業への投資に好きなように振り向けることができたし、少しも心を煩わせることなく、その果実や利益の分け前にあずかることができた。」
    追伸。
    最後に、ソーシャルキャピタルの概念と、その価値を定量的に捉えられていな

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    2013年05月30日
  • 静かなる大恐慌

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    柴山さんの本は『グローバル恐慌の真相』に続いて2冊目かな
    ――『グローバル恐慌の真相』は中野さんとの共著だけど。

    内容は『グローバル恐慌の真相』とあんまり変わらない。
    ゆえに,『グローバル恐慌の真相』を読んだ人は,
    敢えて本書を読まなくてもよいと思う。

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    2013年05月01日
  • 静かなる大恐慌

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    グローバル化は必然的に経済の不安定化をもたらし、対応していくためには大きな政府が必要、もしくは、グローバル化は行き詰まり、保護主義など脱グローバル化を惹起すると説く。また、この不安定な世の中では、投資の社会化が課題とのこと。これといって新しいことが書かれているわけではないので、初心者向けかな。

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    2012年12月18日
  • 静かなる大恐慌

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    グローバル化は大きな政府に帰結する、ということと、グローバル化は直線的に起こるわけではないこと、資本主義は本質的に国家資本主義である、ということをつまみ食いしました。ちっともグローバルでない市井の人は、何をすればいいんだろう。

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    2012年11月05日
  • グローバル恐慌の真相

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    グローバルが何でもいいってわけではないと、グローバル化を批評する内容。中身が難しく、消化できていない。ただ、対談形式なのでとっつきやすい。

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    2012年06月19日
  • グローバル恐慌の真相

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    目新しい事は書いてないけど
    シンプルで読みやすい。

    難しい事がシンプルで分かりやすいってことは
    二人とも頭いいってことだね。w

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    2012年03月02日
  • グローバル恐慌の真相

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    ハイエク言うところの知の連続性は確実に分断されているんだろうな。知の構造図はそろそろ再構成されるべき。

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    2012年01月03日