富野浩充のレビュー一覧
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購入済み
ワクチン
この作品で取り上げられるとは思ってなかったけど、日本のワクチン問題が歴史を含めて読めて良かった。薬剤師資格を持つ"自然派"ママ、普通の風貌なのにいかにも不穏な感じが凄い。瀬野さんの若いときの話の方が見所なのかも知れないが。
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病院薬剤師の物語シリーズ6巻では、てんかん患者の出産、動物病院における薬、そしてワクチン接種と反ワクチン派の話題が描かれている。
後半における物語は、明らかに今の時勢を踏まえてのものだろう。編集部含め、関係者の意向でもしかすると路線変更もあったかもしれない。
まず最初に書いておくと、今回も面白く、また勉強になる内容が多く含まれていた。
毒親の存在を描きつつ、反面で親への反抗というトピックが妊婦自身にある種の勘違いを起こさせていないか、と問うような前半の内容は興味深い。
ライフステージの変化は否応なく生活の変化を余儀なくされるが、生命を為す行為が単なるステップとして捉えられるのは確か -
Posted by ブクログ
薬剤師に焦点をあてた漫画、というだけでかなり貴重。裏方の仕事である薬剤師という職種を、上手く物語化できていると思う。作画もいい。薬剤師という職種を知りたいと思ったなら、まず読むべき漫画がこれ。
内容の方も、いい意味でよくある医療系のストーリー展開でわかりやすい。医療関係者でなくとも十分に物語の筋を理解しやすいだろうし、決してヒーローではない主人公であるがゆえに感情移入もしやすい。もちろん、医薬品などの固有名詞や医療現場の専門用語もチラホラ出てくるため、薬剤師であればよりいっそう共感しながら読める。基本的には一話完結型であり、なるほどTVドラマにはしやすいだろうなと納得できる。
ここからは、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ税金だというのを考えずに湿布を多めにもらったり
ヒルドイドを美容に使ったりというのは
本当にやめてほしい。
こういう人たちのせいで保険適用外にされて
必要な人が困るという図式は勘弁して欲しいと思う。
薬のやり取り、しかも市販品ではないものを
というのはNGなのに、あまり深く考えていない人が
意外と多くて引く。
特にこの漫画の父親が、葵の説明をうざがっていたり
そもそも母親からの申し送りも聞いていなかったりで
忙しいからと掃除もしない、ご飯もファストフード、
その上に大人用の薬を安易に子供に与え
注意されてもうるさいとしか思っておらず
という状況、自分が母親だったら離婚を考えるレベルだ。
ど -
Posted by ブクログ
ネタバレ生理痛の話、確かに母親に八つ当たりしても仕方ないことではあるのだが、
自分の生理痛が軽いからといって娘に「生理痛位で」と言うのはひどいと思う。
男性側から生理について気遣ってくれるのは嬉しいが、
イライラしている=生理?はデリカシーがないと思ってしまう。
誰にも相談できず自分でなんとかしようとサプリを飲んでいた訳で、それが逆効果になっていたのは気の毒だけれど
拠り所が複数あると言うのは本当に良いことだと思う。
病院もボランティアでやっている訳ではないから
病床稼働率を上げて稼がないと、と考えるのは仕方ないが
かと言ってこのままでは病院に依存してしまうのでは
と思われる患者の入院を引き伸ばすの -
Posted by ブクログ
ネタバレやはりとてもいい話、薬剤師の苦労がよくわかる
動物にも人間と同じ薬剤使ってるの知らなかった…動物専門薬剤師ありだなぁとか思った
てんかんの話
患者さんだけじゃなく家族も傷ついてる それに気づくのは医療従事者としてとても大切
ただ、添付文書が〜って言う母親は流石にイラっとするという共感ができる話 ランセットとかジャマでインパクトファクターの高い論文とか読んでから意見して欲しい
ワクチンの話
自分で正しいと思ってることが世の中の全て、他は受け入れられない!みたいな価値観の人はどこにでもいる ワクチンに限らず客観的な視点を持てない人は今の世の中に溢れている 何かの陰謀がーとか誰々に言われたからーとか -
Posted by ブクログ
絶賛ドラマ放映中のアンサングシンデレラ、五巻は次のステップに進むための準備編といった気配もある巻だった。
というか、一巻で要素が多すぎて、一言で説明するのはちょっと難しい感じではある。
具体的には、調剤を巡る用法や医療費負担の話にメスを入れた「巨人の肩」から始まり、おそらく(小児の患者の)新キャラお披露目だろう「星に願いを」を挟み、「果てなき地平」「頼られる人」で薬剤師のキャリアプランとドーピングの問題を取り上げ、「新しい戦場」で次なる舞台となるだろう産科の担当を受け持つ内容が描かれている。
基本は薬剤師の話を深々と描きつつ、次のステップに進む準備を進めているイメージだろう。
一 -
購入済み
サクサク読める
薬剤師さんのマンガは珍しいです。テンポ良く進む話しでサクサク読めます、
問題が解決して行く所が読んでいて気持ちいいです。読んでいて前向きになれます。 -
ネタバレ 購入済み
面白い!
薬の知識が無くても、丁寧に説明がされているのでわかり易いし、みどりの少しおせっかいながらも患者さんを想う深さと仕事への姿勢は同じ女性としてとても共感できる!
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Posted by ブクログ
ネタバレ第16話・月の裏側
うん。。。
生理痛はわからん!
24歳くらいのときに付き合ってた彼女がこれ。
言われたことを頼まれたことをやってあげることしかできませんでしたね。
他人にはどうすることもできない!
けど、
薬剤師にはできることがあるみたい。
やっぱり、
占いと一緒で「助けて」を言える人でありたい!
これが言えないだけで苦しむぞ!
言える人間になろう!
「助けて!」
と。
第17話・超えられぬ線
オーバードーズって単純に自殺未遂でしかないものと思ってました。
重複診察っていけないことなの?
よくわからん。。。
かぐりん、
今の歯医者だとなかな治療が進まないのね。
なかなか予約が取れない。 -
Posted by ブクログ
お仕事物としての配色が濃くなったシリーズ四巻である。
コロナ禍の直撃でTVドラマの放送が休止しているアンサングシンデレラだが、放送中に合わせた新刊の方は問題なく刊行されている。
帯の「TVドラマ絶賛放送中!」は刊行のタイミング的に修正が間に合わなかったのだろうが、ちょっと虚しさは否めないでもないところだ。
今回は生理痛の話から始まり、パニック障害患者のODを題材に病院の病床稼働率を上げたい思惑だとか、あるいは地域に根付く薬局の存在などにスポットを当てている。
前巻までが医療物としての側面が強かっただけに、お仕事物としての性質が強い今巻はかなり大きな方向転換にも思える。
ただ、医療