吉原史郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
難しいのかもしれないが、ピラミッド型の組織ではなく、組織の構成員が自主性を持った組織を作ることができれば、リーダーをおかなくても組織の長期的な安定と成長を得ることができるのかもしれないと思っている。と知人に話すとよく否定的なコメントを頂戴することがある。曰く人間はそういう生き物ではないのでリーダーによる規律と躾が必要だ、と。反論したくなったので本書を手に取ってみた。翻訳であるため生々しさは感じられなかったが、世の中には同じようなことを考え、すでに実行している実例もあるのだと自信につながった。道のりは遠いが、自分もそういう組織を作るために試行錯誤していきたい。
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Posted by ブクログ
自身の組織のあり方を考える上で、参考にしたく、本書を手に取る。
読後の率直な感想は、有機体としての動的なプロセスが宿る組織という考え方に共感しつつ、今の会社や組織で全てを実現はかなりハードルが高いと感じた。
まず、大企業かつ古い文化の組織に在籍しており、かつ業務繁忙が途切れない中、経営層も自組織のメンバーも、考え方と有効性の理解に時間がかかると感じた。
また、後半に書かれている通り、自組織のみでの導入も考えてみたが、ミドル層の理解を得られるかは今後の取り組み次第と感じている。
一方、著者は、部分的な考え方やシステムの一部採択は「ノー」と書いているが、テンションの伝え方やミーティングのあり方、意 -
Posted by ブクログ
「ティール組織」、特にセルフ・マネジメントは、素敵なコンセプトで、そうなるといいな〜、感は高い。
が、どうしたそこに至るのかという方法論は、今ひとつわからない。「ティール組織」を読む限りでは、「トップがティールでなければならない」という話になって無力感に陥ってしまう。
その後、かならずしもそうでもないというニュアンスの話も伝わってきたけど、一方では、「ティール組織」を目標として、組織を変えようとすること自体、「オレンジ」な行動で、「ティール組織」は、自発性のなかで、自然に生じるのだとか、そういう議論もあって、ティールjへの関心はだんだん下がっていった。
そんななかで、自主経営の実務書?み -
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Posted by ブクログ
ネタバレ今、うちの会社は琥珀からオレンジ組織、チームは、グリーンとティールの間な気もするけど、やっぱり大きな会社の影響を受けてしまって、ティールになりきれないなあ。。
率直に、どれだけ志の高い人を集められるかに依るのでは、と思ってしまった。
と言いつつ、けれどもやっぱり、大切なのは、手法云々とかではなくて、どういう組織にしたいか、みたいなのを諦めないことなんだな、と、つくづく思う。
_φ(・_・
組織は急に変わるものではなく、小さく少しずつ、変化がうまれる
一つ目
心の奥底の想いに気づき、互いに対話
→自分が大切にしている想いが自分の経験から生まれていることをまずは感じる。軸。
二つ目
目的地