「ティール組織」、特にセルフ・マネジメントは、素敵なコンセプトで、そうなるといいな〜、感は高い。
が、どうしたそこに至るのかという方法論は、今ひとつわからない。「ティール組織」を読む限りでは、「トップがティールでなければならない」という話になって無力感に陥ってしまう。
その後、かならずしもそうで
...続きを読むもないというニュアンスの話も伝わってきたけど、一方では、「ティール組織」を目標として、組織を変えようとすること自体、「オレンジ」な行動で、「ティール組織」は、自発性のなかで、自然に生じるのだとか、そういう議論もあって、ティールjへの関心はだんだん下がっていった。
そんななかで、自主経営の実務書?みたな感じでこの本がでてきた。
著者は、ビュートゾルフなどで自主経営導入のコンサルをしたひとたちとのこと。ティール組織の第一人者の嘉村賢州さんと吉原史郎さんが翻訳し、いくつかのコラムを加えている。
という強力な布陣のこの本。
なるほど、なるほど、かなり実務的に近づいて、かなりイメージができてくる。
そして、やるべきことは、実はそんなにぶっ飛んだことではなくて、ある意味、当たり前、よく本で書いてあるようなことで、なるほど、これならやれるかも?とか、ちょっと思ったりする。
やることが具体的にイメージできる分、これって、以前にやったあれと同じだよね、あれってあんまりうまくいかなかっったんだよね的な記憶もよみがえったりする。
全体的に手法的には「グリーン」な感じがあって、本当にこれで「ティール」になるのかな疑問も。。。
と思っていたら、訳者のコラムで、本書の「グリーン的な施策」と「ティール的な施策」の関係を整理してくれていたり、親切。
「こうすれば、ティールになる!」的な感動はないけど、現実的なところで、試してみようかな?というアイディアもある。
やっぱ、なんか実際にやってみないとわかんないよな、