坂牛卓のレビュー一覧

  • 教養としての建築入門 見方、作り方、活かし方

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     建築学を学ぶことは簡単なことではない。物理や環境、音響や保守など様々な知見が重なりあっているため理解が難しいと考えるからだ。
     本書はそのような不安を一蹴してくれる。
     まず、建築を「見る」という誰しもが経験のある側面から考察をはじめ、建築家の目線、社会の目線と、次第に大きくなっていく視点の変化が、大きな繋がりをもって展開される心地よさを感じられる。
     次に、著者が一人であるため、上記のような「大きな繋がり」に一貫性を感じられ、理解がさらに進む。特に、社会的権威に建築が使われていると気付かされた終盤はワクワクが止まらず、一気に読んでしまった。
     普段我々が生活するうえで欠かせない都市や地域に

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    2025年06月10日
  • 建築を見る技術

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    建築と〇〇、と比較してかかれた本書は意外な共通点相違点や、「なるほど確かに」と納得できる内容もある。写真やその他書籍が紹介されており、建築を見て学ぶ素養には「その他のものから学ぶ」「歴史から学ぶ」「物事を捉え直す」教養が必要なのだなと理解した。建築に仕事で少しばかり携わるようになった自身としては、仕事に関心を持つためにちょうど良い本だったと思う。

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    2025年05月12日
  • 教養としての建築入門 見方、作り方、活かし方

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    建築についての入門書。住まいとして仕事場・オフィスとして日常的に触れる・接することもあり、大変興味があるのだが、学問としては精密さを求められ自分にはハードルが高いと感じられ、踏み込んだことのない世界・業界。

    「使用者・鑑賞者」「建築家」「社会」の3視点、其々歴史的観点も絡めての著述展開は、いわゆる学校で学ぶ美術・技術・社会の知識からは全く想像の範囲外で、新しく知ることに溢れていて、終始興味深い話題に尽きなかった。

    本来の建築の学問としての入門は「意匠・計画」「構造」「設備」で概説するのが常識だが、一般の人向けに他の多くの視点も取り入れたものとすべく「見る」「作る」「活かす」の3視点で捉え直

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    2024年09月23日
  • 教養としての建築入門 見方、作り方、活かし方

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    非常に読みやすい本でした。
    各章、各節の冒頭と終わりにまとめのような文章があって、スムーズに読み進むことができました。
    用、強、美、が建築の3原理ということです。
    少し、建築をわかった気になりました。

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    2024年03月19日
  • 教養としての建築入門 見方、作り方、活かし方

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    大学の講義のように、概要を説明する。まさに入門。結構面白く読めたが、興奮はしない。「あとがき」で筆者が振り返っているこの本の構想が、建築家が書いた、と感じさせる。

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    2025年10月23日
  • 教養としての建築入門 見方、作り方、活かし方

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    建築の3要素は「用・強・美」。学生の頃に学んだ内容を思い出しながら読みました。初めて読むには調べながらもしたため、建築を学んでみたい方や学び始めた学生にオススメ。建築を見る、作る、活かすの3分野の視点から学べます。

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    2025年06月14日
  • 教養としての建築入門 見方、作り方、活かし方

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    新書で、建築に関わる多岐な要点、視点、論点を、とてもコンパクトに紹介しているのは珍しい。わかりやすく、読みやすく、とてもいい本、

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    2024年11月06日
  • 教養としての建築入門 見方、作り方、活かし方

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    ネタバレ

    建築とは何か、建築家とは何を重視するのか。そんな問いの一助になる入門編。
    入門とあるけどそれなりに難しかったり。

    「用・強・美」と呼ばれる建築の三原理の説明から始まり、具体的な建物や歴史を振り返りながら説明してくれる良書。
    何かを建てる時に「何のために用いるのか」「どのように強くなくてはならないのか」「どうすれば美しくなるのか」を考えなきゃならない、というのは素人でもわかるんだけど、そこから一歩出て「建築を通して何を/どのように伝えるか」とまで考えているんだな。ある意味、大衆に最も寄り添った芸術…という言い方もできるかもしれない。
    例えばガラス張りの建物は、そのオーナーの(透明性という)意思

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    2024年01月16日
  • 教養としての建築入門 見方、作り方、活かし方

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    ただ建築を愛でることが好きな人にオススメの本
    古代から現代社会まで移りゆくニーズ・流行りに合わせた建築の歴史と奥深さが面白い
    ファッションや音楽、料理といった別視点から建築を見てみるのも良かった

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    2023年11月21日
  • 建築の設計力

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    平易な文章で建築設計に関する諸概念をまとめつつ、筆者の設計理念に触れられる
    理論から実践への架け橋となる本
    こんな本もっとあればなー

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    2023年03月01日
  • 教養としての建築入門 見方、作り方、活かし方

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    本当に何の知識もなくても楽しく読める。新書すごい。

    『輝く都市』とか処分してしまったけど書い直してちゃんと読みたい。

    読んだらちょっとお散歩が楽しくなりそうな本。都会なら尚更かな。

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    2023年10月23日
  • 教養としての建築入門 見方、作り方、活かし方

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    建築にまつわる王道ストーリーを追える。そして、建築を少し齧ったことのある人にとっては、鑑賞・設計・社会の3つの領域の中で自分の立ち位置を見つめ直す機会をもたらしてくれる。

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    2023年08月16日
  • 建築家の基点 「1本の線」から「映画」まで、13人に聞く建築のはじまり

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    青木さんの磯崎さんとのストーリーや安田さんなど東工大出身の方々の話など背後に潜むストーリーが面白い。

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    2022年06月06日