【感想・ネタバレ】巨大建築はどうつくる? 日建設計をひもとくのレビュー

あらすじ

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都市はスター建築家だけがつくっているわけではない。多くの建物は、ゼネコン、組織設計が建てている。日建設計は世界でも最大規模の組織設計事務所であり、東京・渋谷や大阪・梅田の再開発、東京スカイツリー、中野サンプラザなど、誰もが知る巨大プロジェクトを数多く手がけてきた。 1000人を超える建築家が所属する日建設計には巨大組織ならではの強みと弱みがある。語られることのなかった「集団で設計する組織の全貌」を気鋭の建築家・建築史家が解き明かす!

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Posted by ブクログ

組織事務所、アトリエの職能問題が隔世の感。五十嵐太郎、藤村龍至(磯崎新)、倉方俊輔などにより、歴史上でアトリエか組織かみたいな議論が記述されたと思う。
今の名称で言うと住友商事だったところからスピンアウトしている歴史の紐解きには、商社というモデルから一つ時代が始まっていたことが内包されており、納得感があった。
もちろん新しい職種としてデベロッパーの発注部門というのがあり、ここはまだ始まったばかりではあるが、一旦歴史にピリオドは打てる。

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2025年12月29日

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