徳永真一郎のレビュー一覧

  • 藤堂高虎 家康晩年の腹心、その生涯

    Posted by ブクログ

    関ヶ原西軍視点で書かれてる高虎はイメージがあまりよくなかったのですが偏った視点でイメージを作っちゃいかんと大反省。この本で高虎入門です。何にせよ生き残って行く事はすごく大変な事だと…!表裏、興味がそそられました。

    0
    2009年10月04日
  • 影の大老(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あの事件が起きてしまいます。
    手を失った主善は善処しますが、
    敵の思わぬ罠にはまってしまいます。
    それが彼の命を結局は奪ってしまいます。

    ですが悲しいことに歴史はこの後も繰り返すのです。
    歴史を変えた一派も、暗殺等で
    結局は生き延びることができなかったことは
    ご存知のことでしょう。

    主善を死に至らしめた人も
    暗殺にこそ斃れなかったものの、
    その後失脚していますので。

    敗者の散りざまの儚いことよ…

    0
    2018年11月19日
  • 影の大老(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大老井伊直弼の影の存在として
    幕末の混乱期を支えた一人の男の物語です。
    彼はわけあって浪人として
    日々を送っていましたが、その賢さは
    誰もが一目置いていました。

    外国船が侵入するにつれ
    幕末の混乱はなお一層増していき
    幕府の存続にも疑問符が出てきます。
    そして、跡継ぎの問題で井伊直弼は
    数多くの敵に悩まされていくことに…

    彼らは先の戦いで
    どのようないきさつで散っていくのか…
    気になるところです。

    0
    2018年11月13日
  • 浅井長政

    Posted by ブクログ

    「似たもの同士」と互いに自覚していながら、結ばれた縁を深めることの出来なかった長政と信長。
    周囲の思惑と、それぞれの野望、ほんの少しのすれ違いが、二人の間の溝を深めていく。手を結ぶことなど容易だったはずなのに、嫉妬と意地の張り合いが邪魔をして際限なく憎しみ合う。

    覇気溢れる若い長政が、徐々に苦境に落ち変化していくのが読んでいて切ない。動かな過ぎの朝倉義景にイラっときます。

    0
    2010年07月30日
  • 影の将軍

    Posted by ブクログ

    細川幽斎・忠興親子の話。
    忠興に頭が上がらない幽斎という図式は珍しいんじゃないかと。
    しかし誤字が多い

    0
    2010年05月24日
  • 藤堂高虎 家康晩年の腹心、その生涯

    Posted by ブクログ

    soutenkoroです。

    ☆4!!!!

    好きな武将の一人です。

    The 戦国武将です。

    己の力で成り上がっていく、姿に共感を覚えます。

    現世でも、通用します、実力主義者です。

    関ヶ原では、大谷刑部、大坂の陣では、長宗我部盛親と
    ぶつかります。

    0
    2010年03月22日
  • 島津義弘

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    骨肉相食む戦国の世、島津家は親子兄弟が堅固な団結力をもって、薩摩・大隅・日向、やがては九州全土の征服を目指した。20歳の初陣で大勝した義弘は、輝かしい武名を残すが、関ケ原の合戦に敗れ、家康陣の前を敵中突破、“島津の早駈け”で名を挙げた。兄義久と協力して、薩摩藩の繁栄の礎を築く。南国の猛将の生涯を通して、島津一族の絆を描いた長編力作。

    0
    2012年03月21日
  • 長宗我部元親

    Posted by ブクログ

    四国の蓋を目指すも後一歩のところで夢敗れ秀吉の軍門に降る鳥なき島の蝙蝠。秀吉に降伏し嫡男信親を失うあたりから元親の歯車は狂い出す。

    0
    2021年02月20日
  • 明治叛臣伝

    Posted by ブクログ

    幕末の薩長革命に取り残された旧幕臣鳥居燿蔵小栗忠順、彰義隊天野八郎細谷十太夫、維新政府中心の変わり身について行けない神風連大本田黒伴雄、前原一誠島田一良(暗殺大久保利通)津田三蔵(大津事件)らを扱う。時代の中で流れに抗したともいえず、人物の行動哲学が今一つ見えなかった。攘夷征韓論についての見通しについても表面的かな。

    0
    2019年08月03日
  • 毛利元就

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    強大な大内、尼子、二氏の間に挟まれた弱小な毛利家当主となった二十七歳の元就。冷酷な策謀を弄して容赦なく敵を屠り、『三本の矢』のごとく三人の子らも協力して、中国地方の大半を制覇。長州藩の基礎を築く。

    0
    2012年03月21日
  • 三好長慶

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    三好長慶と松永久秀の話を読みたくて購入。
    タイトルは三好長慶となっているが、作中で長慶が活躍する箇所はあまり多くない。むしろ三好長慶を中心とした、彼を取り巻く人々の話と言っていい気がする。
    中でも久秀は、主役であるはずの長慶を食ってしまうくらいよく出てくる。あくまで長慶が中心に来ている分久秀の黒い所もよく出ているので、そういう彼を見たい人にはいい本だと思う。
    長慶は初めこそ大志を抱いているし周囲にも只者ではないと言われていたが、割と早々に野心を失い享楽に耽ってしまう。なので長慶の物語、格好いい長慶が見たいという人には物足りないかもしれない。
    話は長慶死亡で終了となる。その為久秀の最も活躍した時

    0
    2012年01月31日
  • 三好長慶

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    群雄割拠の戦国時代。都では、管領細川氏の臣下であった三好長慶が、守役松永久秀の巧妙な知略に援けられ、ついに将軍を凌ぐ実力者となる。だが、「いずれはその権力も全て我がものに」と、久秀は密かに機会を窺っていた―。織田・豊臣に先立って、一時期、天下を掌握した三好長慶の波乱の生涯と、戦国の世を彩るしたたかな人間たちの生きざまを描く、一大歴史巨編。

     2003年10月14日再読

    0
    2012年03月21日
  • 影の将軍

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    盟友明智光秀と共に足利義昭の将軍擁立に奔走し、やがて信長に臣下に。戦国の世を生き、傍ら茶道・和歌の世界に独自の境地を切り開き、世に“文芸大名”と称された細川藤孝(幽斎)・忠興父子の数奇な生涯を描く。

     2003年10月13日再読

    0
    2012年03月21日
  • 賤ケ岳 七本槍 秀吉を支えた勇将たちの生涯

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1583年、豊臣秀吉は、柴田勝家との天下分け目の賎ケ岳合戦で遂に勝利をおさめた。この合戦に功績のあった福島正則、加藤清正、脇坂安治ら七人の武将は、秀吉から等しく一番槍の感状と三千石の加増を与えられた。世に言う「賎ケ岳七本槍」である。―本書では、戦国時代の終息期のエリート武将である彼ら七勇士たちが、賎ケ岳合戦以後どんな生き方を選んだのかを、種々のエピソードを交え多面的に描く。異色の歴史小説、待望の文庫化。

     2003年10月5日再読

    0
    2011年11月29日
  • 藤堂高虎 家康晩年の腹心、その生涯

    Posted by ブクログ

    藤堂高虎の生涯。戦国末期の激動の時代を、己の天賦の才能を駆使しながらしたたかに生き抜いた藤堂高虎。浅井長政の下で初陣を飾った後、阿閉淡路守、羽柴秀長、豊臣秀吉と次々と主君を替え、関ヶ原の戦では家康に属し、ついに伊勢・伊賀22万石の主となった。その後も豊臣恩顧の外様大名でありながら、家康から親藩以上の厚遇を受け、10万石を加増されるに至る。乱世にあって、何を信じて生きるのか?自己の生を忠実にまっとうする以外ない。“ゴマスリ大名”藤堂高虎像を真っ向から打ち破った野心作。

     2003年10月15日再読

    0
    2010年07月15日
  • 藤堂高虎 家康晩年の腹心、その生涯

    Posted by ブクログ

    従来のゴマすり大名像を打ち破ったと銘打つだけあって良い描かれ方をしております。関ヶ原後の三成さんとの再会シーンは必見です。一豊さんの掛川城献上発言まで描かれているのには驚きました。高虎さんくらいのビッグネームだと省かれてしまう場面ですので。うれしい限りです。ただ残念なのは秀長との時間が非常に短いところ。私はその辺りを期待してたのですが…あ、高虎さんと関係ないですが、関ヶ原敗戦が決定的になったときの三成主従のやりとりが私的にお勧めポインツ。

    0
    2009年10月25日
  • 賤ケ岳 七本槍 秀吉を支えた勇将たちの生涯

    Posted by ブクログ

    賎ケ岳合戦以後のエリート武将七将のエピソードを人物事に分けて紹介。七将の内、糟屋以外の六将が関ヶ原では東軍につき、結局、福島正則と加藤清正は改易されたりして家康にいいように踊らされたような…。

    0
    2009年10月04日
  • 黒田長政

    Posted by ブクログ

    偉大な父を持った長政の葛藤がもっと知りたくなる入門書。又兵衛との歪んだ主従関係も萌ゆります。他、家臣たちの挿話が興味深かったです。特に小河内蔵允が可愛いい。長政さえきっと彼に癒されたのではないかと思いました。

    0
    2009年10月04日
  • 藤堂高虎 家康晩年の腹心、その生涯

    Posted by ブクログ

    浅井氏に始まり徳川家外様筆頭となるまで7度も主家を変え、戦国を生き抜いた武将藤堂高虎を扱った文庫本。

    0
    2009年10月14日
  • 明智光秀

    Posted by ブクログ

    美濃土岐氏の出身とされる信長幕下随一の智将で、惟任姓を賜る。天正十年、謀反を起こし本能寺に信長、二条城に信忠を攻め滅ぼすが、報を聞き急遽中国から引き返した羽柴秀吉に京・山崎の合戦で大敗、居城の近江坂本城へ引き返す途中に小栗栖で土民の槍にかかり落命。

    0
    2009年10月15日