【感想・ネタバレ】明治叛臣伝のレビュー

あらすじ

明治維新前後の混乱期。官軍となった薩摩・長州藩士の中には、心驕って汚職や不正を働く輩も。このため、一般民衆の生活はあまり向上せず、かえって負担が重くなり、苦しくなった。 新政府の不正を暴き、理想の世を築くために、欲も野心もなく、純粋な情熱を傾けて戦った男たち。反逆者の汚名をうけ、空しく命を失った彼らの波乱に満ちた生涯を描く傑作歴史小説。

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Posted by ブクログ

幕末の薩長革命に取り残された旧幕臣鳥居燿蔵小栗忠順、彰義隊天野八郎細谷十太夫、維新政府中心の変わり身について行けない神風連大本田黒伴雄、前原一誠島田一良(暗殺大久保利通)津田三蔵(大津事件)らを扱う。時代の中で流れに抗したともいえず、人物の行動哲学が今一つ見えなかった。攘夷征韓論についての見通しについても表面的かな。

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2019年08月03日

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