【感想・ネタバレ】浅井長政のレビュー

あらすじ

父に勝る大器として家臣の信望厚く、江北の地に毅然として立つ長政は、天下人を目ざす織田信長の妹・お市を娶り、同盟を果たすが……。亮政―久政―長政と三代つづいた浅井家の興亡を描いた長編歴史傑作小説。

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Posted by ブクログ

「似たもの同士」と互いに自覚していながら、結ばれた縁を深めることの出来なかった長政と信長。
周囲の思惑と、それぞれの野望、ほんの少しのすれ違いが、二人の間の溝を深めていく。手を結ぶことなど容易だったはずなのに、嫉妬と意地の張り合いが邪魔をして際限なく憎しみ合う。

覇気溢れる若い長政が、徐々に苦境に落ち変化していくのが読んでいて切ない。動かな過ぎの朝倉義景にイラっときます。

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2010年07月30日

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