行方不明になっていた第3皇子が聖骸巨神の封印を解いて王都に帰ってくる。気持ちのいいぐらい不遜な奴。こいつが巨神を使って何かやらかすことは見え見えなんだけどな。この辺は、王都を火の海にしてでも盛り上げようとする作者の設計だよね。主人公サトゥーが穏やかで事を荒立てないスタンスはそのためなんだよなあ。早く手を打っておけばいいのに、見え見えでぐずぐずとしている。そのために他の者たちが苦労する。最後に登場して、いいところを攫っちゃう。まあ、お話だからね。最後の章の召喚された日本人たちはどうなるんだ?次巻に続く?