結城充考のレビュー一覧

  • 衛星を使い、私に

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    はじめて読む作家さんの警察小説。慣れない言葉が多く、また自動車工学も混ざってきて、色々難しい作品だった。ただ、主人公クロハを題材にした作品が他にもあるようだから、是非読んでみたい。

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    2014年02月23日
  • エコイック・メモリ

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    「プラ・バロック」が気に入りこの本を読んでみたが、前作は超えられなかった感じがする。
    話しの最後の方が多少荒く纏められていて、前半の文章の緻密さがない。また"サイ"と言う人物の設定に違和感も感じた。
    何となくダークなストーリーの進め方は前作と同じだが、クライマックスへ向けての緻密さとスリリング感が物足りない。

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    2013年12月08日
  • エコイック・メモリ

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    陰惨なストーリーと魅力的な謎は興味をそそられましたが、ネット云々が事件の本筋と絡んでいないので、本書のウリである「仮想空間」が巧く活かされていない気がしました。真犯人の動機も納得できませんし、それに肩入れするクロハの動機もイマイチよく解らなかったです。
    また、クロハの成長のなさというか、危機感のなさにガッカリしました。色んな面で消化不良でした。

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    2013年10月01日
  • エコイック・メモリ

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    前作「プラ・バロック」が面白かったので読んだ。
    色々絡み過ぎていて、面倒に感じてしまった。少なくとも一気に読み通したくなる面白さではなかった。
    あっちとこっちがつながる感じ、は確かにこういう小説の醍醐味だけれど。
    こう言いつつ、続きが出たら読むでしょう。

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    2013年05月19日
  • エコイック・メモリ

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    4月-5。3.0点。
    プラ・バロック続編。動画投稿サイトにアップされた、殺人の動画。
    3件アップされ、捜査。撮影場所・アップ場所を中心に捜査。
    まあまあかな。ちょっと読み辛い感あり。
    主人公の心情に関する記述が、多い気がする。

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    2013年04月11日
  • エコイック・メモリ

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    「プラ・~」に続く第二弾…ヒタヒタ進む無機質で冷たい文体は相変わらず。暗さの黒色の中、モニタ映像・仮想空間などの唯一の照度と、残虐な殺人現場の赤色しか浮かび上がらせない。捜査の難航・緊迫ぶりや苦悩の心中を多種の霧と雨模様に表し、読む側まで苦々しくさせる。私生活と職務上、逃げられない呪縛のヒロイン:女性刑事クロハの孤独感、高潔さ、反する脆さと終盤のプラスチックでできた怪物との対決は圧巻。

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    2013年04月07日
  • エコイック・メモリ

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    小説全体の印象が、なにか灰色な印象を受ける。今回はネットの世界も灰色。
    ハードボイルドな感じが好き。クロハのゆらぎ加減でストーリーに引き込まれた気がする。ラストシーンも良い。

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    2013年02月09日
  • エコイック・メモリ

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    これ、前作でも思ったのですが、登場人物の名前、ふつうに漢字の表記じゃだめなのかなあ…。
    主人公のクロハあたりはともかく(慣れた)、「アサクラ」「タケダ」となると違和感があって、文章はけっして読みにくくないのに、引っかかってしまう。
    若干サイバー感強めってだけで、とくに非現実世界の話ってわけでもないし。
    面白いのに惜しい。
    っていうか、尻上がりに面白くなる感じでした(著者が、最初はエンジンかからなかったのが、徐々に書き慣れてきた印象)。
    しかし、思いっきり読む人を選ぶ本ではある(電脳知識ゼロの母には勧められません)。

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    2012年11月16日
  • エコイック・メモリ

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    シリーズ第二作。起承転までは良かったが、結が少し乱暴。今シリーズはストロベリーナイトと似てるという評価もあるみたいですが、比較するとこちらの方が暗いです。個性の強い脇役をたくさん登場させているわりに、感情移入が出来ない。次回作に期待です。

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    2012年09月30日
  • エコイック・メモリ

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    楽しく読めた。面白いストーリーを書く人ですね。風景描写が少し過剰と思えてもどかしい時もあったりしますが、世界に引き込む作者の手法なんでしょう。

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    2012年09月18日
  • エコイック・メモリ

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    前作より断然テンポ感、表現力が上がっている。主人公も極端に超越したようなスーパーヒロイン感がないところがよい。ただ、人物によってはあまり深く描ききれてないところがあったり、散々モンスター感を出していたキャラがあっけなかったりとちょっと物足りなかったところもある。特に、途中はテンポ感あったのに、最後のほう急に話をまとめていこうとしてわかりにくくなったのと、全体的に物事の描写が細かい割には頭に絵が浮かびにくいのが気になった。あと、若干都合の良さ感が見え隠れする(そんなうまく手がかりってみつかるものなの?的なこととか)のがちょっと残念。でも、次回作が出たら・・・一応読むかな。

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    2012年09月09日
  • エコイック・メモリ

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    事件的には現代的で、残虐性に躊躇もない描写で、本当に嫌になるし、怖くなるのだけど、余計な話が絡み過ぎな気がする。時々飽きるのは、たぶんそのせい。

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    2012年09月02日