犬塚理人のレビュー一覧

  • 灰色の評決

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    二宮智樹は姉妹を殺害した事件の裁判員として裁判に参加する。
    被告人である五十嵐を有罪とする意見が多いなか、八木麻衣子だけは無実の可能性もあるのではないかと言っていたが、最後の評決になって有罪へと意見を変え、五十嵐には死刑判決が下る。

    裁判後に二宮と麻衣子は付き合うようになるが、五十嵐の控訴審が開かれたあと、麻衣子は忽然と姿を消す。
    五十嵐が犯人ではなかったのか⁇
    麻衣子は真相を調べるために動き、行方不明になったのか?

    麻衣子の行動を辿ろうとするべく奔走する二宮が、真相を追う。

    読み始めると気になって、ページを捲る手が止まらなくなった。


    裁判員になったとき、法の素人である自分が果たして

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    2023年10月28日
  • 眠りの神

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    デビュー作「人間狩り」で一気にハマってしまった犬塚さんの二作目。
    本作もただのミステリーだけに留まらず、日本国内ではまだ認められていない安楽死についても深く考えるきっかけとなった。

    主人公はスイス人の父と日本人の母を持つ医師・絵里香・シュタイナー。
    東京で起きた自殺幇助事件の真相を確かめる為に日本に渡る所から物語は展開して行く。

    自殺幇助団体“ヒュプノス”の元メンバー・神永がひた隠す秘密に胸を打たれるも、立て続けに起きる自殺幇助事件と合間に挟まれる犯人の日記には不気味さを感じる。

    予想外の犯人とエピローグは衝撃的。

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    2023年02月15日
  • 灰色の評決

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    怪しいと思っていたひとは全然犯人じゃなかった(^_^;)
    っていうか、最後の20ページくらいまで誰が犯人かまったく分からなかった。
    裁判員裁判の制度にクローズアップした作品でおもしろかったです。

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    2022年06月08日
  • 灰色の評決

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    犬塚理人さんによる裁判員裁判をテーマとしたリーガルミステリー。マンションの一室で姉妹を惨殺したとして、殺人事件の罪に問われた被告は、裁判員裁判にかけられる。有罪に慎重だった裁判員の麻衣子が突然意見を翻して、結局は犯人は有罪となるのだが、その後冤罪ではないかと疑いだした麻衣子が失踪してしまう… 同じく裁判員だった男性が麻衣子を追い、真相へと近づいていくのだが… 被告は犯人なのか冤罪なのか最後までわからず。冤罪と裁判員裁判といった重いテーマながら、エンタメ的に仕上がっている面白い作品だった。

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    2022年02月07日
  • 灰色の評決

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    裁判員裁判が題材に描かれていますが、内容的に難しいことはなく、テンポよく物語が進んでいきます。
    人間味が溢れる描写もありとても読みやすい作品でした。
    ただ、性暴力の事件であるが故に、犯人の残虐性も際立つと思うのですが、読む人を選んでしまう可能性もあるような気がします。

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    2022年02月07日
  • サンクチュアリ

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    ネタバレ

    どの話も解決はするが、どこか謎の残った消化不良感がありましたが、最後の話で全て解決する流れは素晴らしかったです。最後が少し急いだ感がありました。教祖のところとか、もう少し丁寧だと良かったと思います。

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    2026年01月24日
  • 灰色の評決

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    ネタバレ

    先が気になり黙々と読み進めた
    ただ安易に女性を傷つける方法を
    自らの生活のためにいとも容易く行う
    犯人に苛立ちが止まらない

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    2026年01月23日
  • サンクチュアリ

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    3章までは平凡な短編集だと読み進めたが、後半は打って変わった流れ。作者が変わったのかと思うくらい。
    終わり方のバタバタ感はあるが、ダレることなく、最後まで読んでしまった。
    新興宗教2世の切り口として斬新だったと思う。

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    2026年01月09日
  • 人間狩り

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    正義とは何かというテーマの話し。内容は良かったが後半話しがごちゃごちゃしてまとまりがない。もう少しわかりやすく終わっていれば良いと思う。

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    2024年07月14日
  • 灰色の評決

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    04月-07。3.0点。
    同居している姉妹二人を殺害した被告の裁判員裁判、被告は死刑になるが、当初より「はめられた」と無実を主張。
    裁判員で出会った女性と交際し、結婚を申し込むが、答えを保留され。。。

    うーん、ありがちなストーリーかな。あっけなく冤罪だったという感じだが、二人も殺害されているので、もっと綿密に捜査するんじゃないかな。

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    2023年04月13日
  • 眠りの神

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    08月-11。3.0点。
    スイスの自殺幇助団体で勤務する、スイス人とのハーフ女医が主人公。
    日本で自殺幇助は認められていないが、自殺幇助殺人が日本で発生。被害者は、スイスの団体で断られた人達だと判明し。。

    珍しいテーマを選んだ感じ。読みやすい。但し、犯人の動機が少しありふれた感だった。

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    2022年08月17日
  • 灰色の評決

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    ❇︎
    選任された裁判員が裁判官と共に
    審理に参加する裁判員制度。

    裁判と向き合う裁判員の心の葛藤と
    関係者の思惑が絡み合った事件の真実に
    迫る物語。

    ーーー
    以下、あらすじ。

    姉妹二人が殺害された事件の裁判で裁判員に
    なった二宮は、裁判後同じ裁判員だった
    八木麻衣子と偶然再会し付き合うことになる。

    麻衣子は裁判中一貫して被告人よりだったが、
    判決を確定する最後の場で判断を無罪から
    有罪に変化させていた。
    二宮は麻衣子の様子に当時から違和感を持って
    いたが、二人の関係が悪くなるのを恐れて
    理由を問うことは出来なかった。

    裁判の最中から被告人は無実ではないかと
    疑念を抱いていた麻衣子。

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    2022年06月05日
  • 灰色の評決

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    話の展開が気になって、一気に読んだ。失踪した彼女の捜索と、事件の真相とは?の二つが絡み合って、面白かった。

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    2022年04月06日
  • 人間狩り

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    ★★★
    今月3冊目
    設定が実話モチーフもあると思ったら案の定。少年Aの公正とネット自警団との話。
    これで横溝ミステリ大賞か。
    さほどでもない

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    2022年03月07日
  • 灰色の評決

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    裁判員裁判を題材にした社会派の物語ですが、ちょっと現実離れした描写がちょくちょくあって、首を傾げざるを得なかったのが残念でした。

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    2021年12月29日
  • 眠りの神

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    ネタバレ


    安楽死、尊厳死がテーマ。

    スイスでは自殺幇助が黙認されているが、
    日本では安楽死は認められていない。
     
    日本とスイスでは国民性も異なるが、
    死生観はそれ以上に各々ので異なる。

    当然のように生を大切にするけれど、
    それは、死も同じように大事に扱うこと
    なのかもしれない。

    医師の視点から語られると同時に、
    死へ向かう人の想いの中で何を尊重すべきか、
    考えさせられた物語。

    ミステリーとしては、えっ!?と驚くラストと
    再度の価値観への問いかけに物思いに耽る感が
    心地よい余韻でした。


    以下、お話の内容となりますので、
    読もうかと検討中の方は見ない方が楽しめます。
    すいません。

    安楽死

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    2021年10月06日
  • 人間狩り

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    猟奇殺人を犯した元少年Aへの私的制裁の是非という重いテーマの作品。荒削りだがこれがデビュー作とは思えない巧みなプロットと伏線回収の妙がある。序盤からグイグイ読ませてくれるが、中盤以降は失速し、終盤は盛り上がりを欠く展開。物語の落とし所自体は然程悪くはないが、人間ドラマの書き込み(特に元加害少年と被害者家族)が圧倒的に不足しており、テーマの重厚さに反したライトな作風がちょっと残念。尤も、この題材は取り扱う際の【さじ加減】が非常に難しいのだけれど。装丁は単行本のイラスト画の方が不穏さを醸し出していて好きです。

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    2020年11月27日
  • 人間狩り

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    14歳の少年Aによる20年前の女児殺害事件。その残酷な犯行映像が闇売買された。
    監察係の白石は警察関係者からの流出を疑い、捜査を始める。
    一方、借金督促の仕事をする江梨子は、悪人をネットにさらして懲らしめる〈自警団〉サイトの活動にのめり込んでいた。
    江梨子とサイトの仲間は、新たな標的として元少年Aを追い詰めていく。
    それぞれの「正義」の果てに現れる哀しき真実とは――?

    ありがちなストーリー。

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    2020年11月22日