楡井浩一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『人類』について考えるには、一体どれだけの知識が必要となるだろう。
その半分を占める宇宙と地球については上巻で語られたので、下巻では生命の誕生から。
はじまりの極限世界、空と海と大地の歴史、原始タンパク質誕生の奇跡。
ミトコンドリアとの共生、シアノバクテリア、ストロマトライト。
細菌の貢献、進化と絶滅、DNA。
氷河時代、二足歩行、原始人類。
歴史、化学、数学、地理、生物、宇宙、統計、さらには分類学までも!
ただ自分自身を知りたいという誰もが一度は考える欲求の解決には、人類がこれまで学んできたおおよそ全ての知識が必要とされる。
その全てが文庫上下巻2冊で網羅できるはずもないが、専門的になりすぎた各領域から一旦距離をおき、全景を眺める振り返りは、今後何度も必要となるだろう。
物理的に決して知りえないはずの『過去の出来事』は、残滓の調査と推測の研鑽だけでここまで明らかになった。
これから先、研究が線形に進むわけもなく、大きなどんでん返しや飛躍的な展開は何度もあるだろう。
結果だけでなく、過程すらも楽しめる旅路の先は、まだまだ遠い。 -
Posted by ブクログ
皮膚の細胞はすべて死んでいる。成人であれば死んだ皮膚を2キロ持ち歩いていることになり、そこから皮膚のかけらが毎日数十億片ずつ剥がれ落ちていく(P257)驚愕の事実(笑
追記:『生命40億年全史』の引用がある(P160)2014年2月11日にレビューがあるので載せておく、以下参照
著者 : リチャード・フォーティ草思社 (2003年3月発売)
生命40億年の記録をたどる、化石からの手がかりで時代を遡るのだが、遠い過去ほどその全貌は薄ぼんやりしてくるのだった。憶測で断定しないところに好感がもてる。結局、地球生命の全容は紆余曲折を経て現在にいたるようだ。そうすると人類の未来も危なげで不確かなものだということが分かる。 -
Posted by ブクログ
かつては極端な秘密主義をとっていたタートルも、当時を知る人たちが口を開き始めているようで、喜ばしい限り。本書はシステムトレードの方法論などに多くが割かれており、好き嫌いが分かれる内容かも。個人的にはマイケル・コベルの方が面白かったチャートといっても、当時はタブロイド紙を見ながら手書きをしていたそうで、単純な手法でも利益を上げる余地が大きかったのだろう。トレンドフォローはその勝率の低さとドローダウンの期間が長いことから、時々流行しても長続きしないという。ただ、タートルが使用していたチャネルブレイクアウトは一般に広まりすぎており、かつてほどのエッジはなくなっている。・In が重要で、Outのシグナルはどうでもよい。ストップは使用する必要があるが、Outは時間(Inの後X日とか)でも十分なパフォーマンスを示した・Average True Range(ATR) をタートルはNと呼んでいた。1N の価格変動で、口座残高の1% になるように、1ユニットを設定する。1ユニットの枚数をユニット・サイズと呼ぶ。・1/2N 価格が上昇すると1ユニットのポジションを追加する。・最大ユニットは単一の市場では4。関連の強い(灯油と原油とか)は6、関連が弱い(金と銅とか)は10ユニットが最大。トータルで12が最大。・ストップは2N。■たいていの人にとっては、負けポジションから脱け出してトレードがうまくいかなかったと認めるよりも、負けトレードが好転するという希望にしがみつくほうがずっと楽なのだ