広瀬友紀のレビュー一覧

  • ことばと算数 その間違いにはワケがある

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    市島
    正三角形を、二等辺三角形と呼ぶことは数学的には正しいけど、会話の暗黙のルールとして、「正三角形なら、わざわざ二等辺三角形と呼ぶより、正三角形と呼びましょう」があるのだろう。
    -(-4)は+4
    二重否定は肯定になることが多いけれど、「うちの店にないものはない」=「なんでもある」
    「持ってるんだろ?」「ないものはない」と無いを強調する場合もある。そのため、
    -4-(-4)はマイナスがもっとマイナスになって-8という答えになってしまう。

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    2023年09月30日
  • 子どもに学ぶ言葉の認知科学

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    子どものテストの珍答案を経て、言語の認知科学へ……面白い。
    「のび太とのび犬問題」!

    @以下、コピペ

    小学生になった息子の珍解答は続く。さらに巷の記事・絵本さらにTシャツのロゴ・町の看板まで、題材はあらゆるところに広がっていくことに。「これ食べたら死む?」「のび太vs.のび犬」「ニンジンは、ヤギ・ヒツジも食べてくれるよ♪」ヘンテコな答えや言葉遣いの背後にある、子どもの、あるいは人間一般の心の働き、認知のしくみ、言葉の法則や性質について、楽しく学べる一冊。

    目次
    第1章 習わないのにわかっていることば―言語習得とその先
    第2章 逆さま文字、何が逆さま?―文字の認知
    第3章 英語にあって日本語にないもの?―目的語と関係節、そして主語?
    第4章 日本語って難しいの?―文理解と曖昧性
    第5章 小さい「っ」の正体―特殊モーラと音声知覚
    第6章 なぜ会話が通じるのか―語用論
    第7章 頭の中の辞書をひく―メンタル・レキシコン

    @

    目次

    まえがき

    第一章 習わないのにわかっていることば──言語習得とその先
    「死む」は言い間違いではない
    大人の模倣ではない証拠
    過剰一般化
    いつごろまで「死む」って言うのか
    ちゃんとやすらないと手を切ります
    大人よりも複雑な構文?
    言語を観察する力 ツッコミ能力?
    構造的多義性
    小学校英語教育の現場に平野レミ先生を!

    第二章 逆さま文字、何が逆さま?──文字の認知
    鏡の中は逆さまなのか
    鏡文字の謎
    文字の分解と組み立て
    のび太とのび犬問題
    パーツ認定とその構成
    文字同士の配列──ターャジスとケブンッリジだがいく

    第三章 英語にあって日本語にないもの?──目的語と関係節、そして主語?
    修飾戦線異状あり?
    目的語ってないの?
    日本語のほうが自由だ?
    子どもがわかるように
    人食いニンジンの恐怖
    あなたはウナギなんですか
    関係節って英語で出てくるやつですよね?
    これ本当に関係節なの?

    第四章 日本語って難しいの?──文理解と曖昧性
    ガーデンパスでどんでん返し
    英語に直してみる
    大事なことをなぜあとに?
    自由とひきかえに……
    全部読んでも結局曖昧なとき
    こじらせた曖昧性
    略しても、好きな人
    主語関係節vs.目的語関係節はホットな話題
    曖昧性が明らかにしてくれること

    第五章 小さい「っ」の正体──特殊モーラと音声知覚
    小さい文字はちょとむずかしい
    小さい「っ」の正体は?
    イタリア語にも小さい「っ」ってあるんですか
    イタリア語話者と日本語話者は似て非なるものを聞いている?
    失ったのではない。手放したのだ
    聞いてる時点でカタカナ英語?
    ここも特殊だ日本語は
    小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」(ねじる音・拗音)
    しりとりでわかること──音節を使う子どもたち

    第六章 なぜ会話が通じるのか──語用論
    「語用論」ってなんだ
    文字通りじゃないよ、のサイン
    言葉通りの意味と語用論的な意味
    2は3に含まれる?
    象のなかには哺乳類であるものもいる……マルかバツか?
    言葉の上級者コースへようこそ

    第七章 頭の中の辞書をひく──メンタル・レキシコン
    メンタル・レキシコンの検索
    意味のネットワーク
    意味つながりが検索を速める
    意味情報で混乱
    音つながり「ご近所さん」の競争
    音つながりのメリット──言いたい語を検索する場合
    概念に対応した語を捜すときと、入力から語を割り出すとき
    正真正銘言い間違いについて
    言い間違いの単位
    アクセントの情報は?
    統語や意味

    あとがき
    文献案内

    @@@@@

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    2023年08月14日
  • ことばと算数 その間違いにはワケがある

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    改めて算数の教科書を読むと、言葉の理解が大切で、実は文章解釈でないかと感じたことから、手に取ってみた。

    子育て本として読んでも気づきがあると思う。

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    2023年05月12日
  • 子どもに学ぶ言葉の認知科学

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    以下、引用

    人間が文を読んでいる際の視線を計測してわかることのひとつとして、我々の眼は一文字ずつ律儀に注視するわけではなく、ある程度の区間ごとに視線の停留、次の地点(文字システムによって異なるが、少なくとも数文字以上先で、単語を超えることも)まで瞬間移動、また停留、瞬間移動、を繰り返しているという事実があります。なのでやはり「逆さスジャータ」は普通の人間には難しいと思われます。

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    2023年01月21日
  • ちいさい言語学者の冒険 子どもに学ぶことばの秘密

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    ちょうどおしゃべりか大好きな2歳児が我が家にいるので、取り上げられる例に首がもげるほど頷いた。とっぴな文法で話す彼の頭の中では、高度な処理が行われていたりするんだなあ……。今、このタイミングで読んでよかった一冊。

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    2023年01月09日
  • 子どもに学ぶ言葉の認知科学

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    言語学教授の筆者が、小学生になった息子の珍回答から日本語の認知について解明していく。「ちいさい言語学者の冒険」では3〜6歳だった息子さんも、今や中学生。その息子さんの小学校の(主に)国語の珍回答を題材にしている。もちろん、息子さんの了解のもと。でも、あとがきによると、了解を取ったのは母親ではなく担当の編集者だぅたようだ。そのほうが本人も納得できるのかも。
    珍回答ぶりに教育ママとしてイラツク気持ちを押し殺して、その間違いを科学的に解明していく母親に拍手!

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    2023年01月08日
  • ことばと算数 その間違いにはワケがある

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    算数がわからない、できない原因を計算方法ではなく、言語学から紐解く内容。むしろ言葉に鋭い子ほどドツボにはまる?のフレーズに深くうなづいた。

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    2022年12月16日
  • ことばと算数 その間違いにはワケがある

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    小学校の先生向けに授業のガイドがあるなんて初めて知った!
    しかも「二等辺三角形は正三角形の一部だけど、そのことは触れない」なんて書かれてるのはびっくり!一応、「気づいた児童がいればなんとなく触れてもよい」とはあるみたいだけど、そんなもんなの義務教育って。

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    2022年12月13日
  • ちいさい言語学者の冒険 子どもに学ぶことばの秘密

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    子どもが母語を獲得する過程を追う本。エッセイに近い軽い読み物だけど、言語学に触れたことがないので新鮮で面白かった。
    下手な育児書より、子どもとどう接すればいいか分かる気がする。この世界を理解しようという意欲と認知したことを体系化する知性に満ちた存在なんだなぁと思った。
    電車の中に子どもがいたら、会話に聞き耳を立ててしまいそう。

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    2022年04月03日
  • ちいさい言語学者の冒険 子どもに学ぶことばの秘密

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    日常のどこにでも研究対象はあるのだと教えてくれる本。
    子どもが崇高な言語学者となれるなら大人だって見習えるはず。

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    2022年02月15日