平田駒のレビュー一覧

  • スガリさんの感想文はいつだって斜め上

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    ネタバレ

    【購入本】ブク友さんからのおすすめ。けれど私には合わなかった。教頭先生他、教師陣の価値観に引く。本のジャンルやカテゴリで決めつけるのも嫌いだ(そもそも貴方は何か本を読んでいますかと問いたくなる)。スガリ(綴)さんの読書感想文自体は面白いのだけど。想像の斜め上のさらに上を行く作品。スガリさんの過去も知りたいので次巻も読みます。

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    2024年01月28日
  • スガリさんの感想文は絶え間ない嵐の中 『銀河鉄道の夜』編

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    「スガリさんの感想文はいつだって斜め上」の第五冊。

    この私には少し難しく、スガリさんの過去が私には読み取れなかったです。何年後かに読み直してみます!

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    2022年11月11日
  • スガリさんの感想文はいつだって斜め上

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    なんかとても読みにくくて、
    登場人物たちが頭に入ってこなかった。
    相性悪いかなあ。

    肝心の読書感想文、「こころ」も「手袋を買いに」の考察も、そんなに斜め上ではない。
    若い子向けかな。

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    2022年11月11日
  • スガリさんの感想文はいつだって斜め上

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    ネタバレ

    着眼点は独特。

    愛知県初の男性家庭科担当教員・直山杏介は困っていた。手芸部が廃部になったことで、教頭からサッカー部の顧問を押し付けられそうになっている。そこに長野かはの転校早々虫を食べたことで話題となった須賀田綴・通称スガリさんが読書感想部を立ち上げたいので顧問をしてほしいと、早速自分の読書感想文を持ってきたのだ。

    主人公の杏介が遭遇する事件と、スガリさんの読書感想文がリンクしていく形の日常モノ。現実では男性の家庭科教員も珍しいが、男性の養護教諭も珍しい。しかしフィクションならまあまあ見かける登場人物像である。スガリさんも謎めいた読書美少女で、自分の世界に入ってしまうという点では、フィクシ

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    2022年08月21日
  • スガリさんの感想文はいつだって斜め上

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    ネタバレ

     作品の読み取りが、ちょっと中途半端では?
     「こころ」については、特にそうかな。既に研究者によって、もっともっと斜め上の読みがある。さらにアクロバティックな作品論がある。

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    2022年05月28日
  • スガリさんの感想文はいつだって斜め上 3

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    サッと読めるけれど物語の進め方が「本の新しい見え方」なので取り上げられている作品を知っているほうがよりテンポ良く読めたし楽しめたんじゃないかな。YAジャンルなので小学校高学年くらいから読めるけど、登場する作品がいわゆる古典とか名作ジャンルが多いため、読んでみたいな、につながるかどうかかなという気もする。
    本の読み方も感想も人を気にせず自由でいいんだ!っていうところは読書が苦手になる頃に読んでほしいかなという気もする

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    2022年03月21日
  • スガリさんの感想文はいつだって斜め上

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    読書感想文が題材、素敵。
    が、今時の現実の高校生は感想文なんて書く暇ないくらい皆忙しいですよね(アプリでならともかく、手書きなんて)。ですが、国語の教科書の作品(『こころ』『てぶくろをかいに』など)が出てくるところが良いなと思いました。

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    2022年05月21日
  • スガリさんの感想文は絶え間ない嵐の中 『幽霊塔』編

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     シリーズ四作目で、タイトルが斜め上ではなくなった。今回の題材作品はゴーゴリの『鼻』と江戸川乱歩の『幽霊塔』。
     しかしいつものことながら、題材作品とスガリさんの感想文と本作内の事件の関連性は低い。ここがもう少しつながってくるとビブリア古書堂のような深さが出ると思う。
     ミステリとしてもオチが読めてしまう展開ばかりで、特に第二話はシリーズ二作目のレビューでも書いてずっと引っかかっていたスガリさんの行動が関係しているので、謎といえるほどのものでもなかった。
     ではなぜこんな文句ばかり口にして四作目まで読み進めているのかというと、スガリさんの読書感想文が気になるからだ。自分で読書レビューを書くよう

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    2021年10月07日
  • 110番のホームズ 119番のワトソン 夕暮市火災事件簿

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    おもしろかったし続編が出たら読みたいと思うけど、最初はなかなか入り込めなかった。最近流し読みするクセがついてるのか、何が起こったかわからなくなる場面がよくあった

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    2021年05月27日
  • スガリさんの感想文はいつだって斜め上 3

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    また新たな部員を獲得したが、その部員との交流や読書感想部としての活動が描かれなくて残念。

    そしてまた文章が読みにくい。
    情景描写が少ないのと、説明が下手なせいだ。
    例を挙げると、事件の手掛かりとなるある店へと向かうシーン。
    「薫は(中略)先導する。」という文章の後に会話文が続き、突然「薫は(中略)店へと駆けていく。」という記述へとつながる。
    始まりと終わりが書かれているだけなので、道中の記述を見落としたのかと思ってしまう。
    道中の街並みやお店の外観を描写するとか、「角を曲がると店が見えてきた」と記述するとか、薫に「あそこがお店よ!」と喋らせるとか、シーンの合間をもっと書くだけでスムーズに読み

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    2020年11月23日
  • スガリさんの感想文はいつだって斜め上

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    自分で読書レビューを書くのと同じくらい、人の感想を聞くことも好きだ。
    米澤穂信の古典部シリーズで奉太郎が過去に書いた読書感想文の話や、三上延のビブリアシリーズで登場人物たちが語る本の魅力には心が惹かれた。
    そんな私には、読書感想部というのはとても面白そうだ。
    スガリさんが浮世離れしたキャラクターでタイトル通りの変わった視点から切り込んだ感想文を書くところもいい。

    物語の形としては、スガリさんが読んだ本と彼女が書いた感想文の内容が物語内の出来事と関係していて、それらから得た知見から事件を収めるというものだ。

    ただ、せっかく学校の部活動なのだから、校内の活動にもっと焦点を当ててもいいのではない

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    2020年11月16日
  • スガリさんの感想文はいつだって斜め上

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    スガリさんの感想文は多少観点がずれてはいるものの、期待したほどの斜め上感はなく、ちょっと期待が大きすぎたかな。急に時制が飛んでいる箇所があって、読むのにちょっと戸惑った。スガリさんの性格が掴みづらく、いまいち萌えづらい。あと、魅力的な美少女でも、虫を食べるのはちょっと……。ただ、スガリさんが変わった視点で読んだ『こころ』はもう一度読んでみたくなった。

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    2019年12月07日