西村泰洋のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ初心者にわかりやすい!
要件定義…Requirements Definition 略してRDと呼ばれる。
RD、具体的には…
・業務を分析し、ビジネス要件とシステム化要件を定義
・予算とスケジュールで要件を取捨選択
・決定した予算とスケジュールと要件を合意・承認
→ビジネス要件とは、as-is把握、課題やニーズ把握、施策検討、to-be検討。
システム化検討は、機能要件作成、データ構造設計、インターフェース設計、非機能要件、運用計画。
いくつかのフェーズや工程に分けられる。
・企画フェーズ
・要件定義フェーズ
・開発フェーズ
・運用テスト、移行フェーズ
・運用保守フェーズ
その工程をv字で表したのかわv字モデル。
RDと対になるのはOT(運用テスト・移行)
RD開始前に、プロジェクト計画書のたたきが必要
・プロジェクト定義 目的、目標、WBS
・ベースライン計画 見積、スケジュール、体制、品質、リスク対応計画
・プロダクト開発計画 開発方針、プロセス
・プロジェクト運営計画 進捗、品質、コスト
これらは、VP/SPで作成したシステム企画書やRFPから内容抽出して作成する
非機能要件を網羅するには、IPAの提供している非機能要求グレードが良い。
システムでも業務でもなんでも、フロー図を整理するのが有用。 -
Posted by ブクログ
IoTシステムのプロジェクトがわかる本 企画・開発から運用・保守まで
著:西村 泰洋
読みやすかったです。良書
半導体の驚異的な進歩:ムーアの法則がもたらした、コンピュータとネットワークの革命的なコストダウンが
IoTを現実のものにした
本書は、デバイス、センサー、ネットワーク、エッジ、サーバ、クラウドを見据えて、有機的な情報システムを構築し、それを安全に運用するためのガイドラインです
SEより上位者で、システム企画から運用をカバーします
ほぼほぼ、半分以上は、デバイスとセンサーの記載です
気になったのは、以下です
・IoT:モノのインターネットは、デバイス、ネットワーク、プラットフォーム+アプリケーションから構成される
・3層モデル
上位:サーバー/クラウド
中位:ネットワーク
下位:デバイス/センサー
・5層モデル
上位:サーバー/クラウド
中位:ネットワーク
中位:エッジ:データ送信とサーバの一部機能を代行
中位:ゲートウェイ:データ変換や集約
下位:デバイス/センサー:データ取得
・IoTにおけるシステム企画の重要性
業務分析:ビジネス企画
システム化構想立案
システム化計画 並行 PoC,学習
・システム全体をシンプル、かつ、コンパクトに いらないデータは早々に捨てる
・センサーのドライバ、マイコンは作るな、付属のライブラリーを使うか、外注せよ
・IoTには、上り、と、下り、の処理がある
・デバイス/センサーとの通信には、距離と速度の考慮が必要
・目標・施策ツール:やりたいことを明確化する
最終目標:(売上拡大)売上10%up
KGI:経営目標達成指標
中期目標:(生産性向上・品質向上)現行比110%up,ミスを0.1%以下に
KPI:重要業績評価指標
施策(処理能力向上・IoTシステム追加・品管工程追加)
・PoCの目標
利用するデバイスやその他の技術が把握できているか
利用シーンを実際に体験できる
ユーザ要求を明確にする
業務そのものを最低レベルで把握する
実際に目で見た上で、再び、企画をブラシュアップする
目次
はじめに
Chapter1 IoTシステムの基本
1.1 IoTシステムとは何か
1.2 IoTシステムの構造
1.3 従来型の業務システムとの違い
1.4 IoTシステムの実装
1.5 急拡大する国内IoT市場
1.6 クラウドが変えたユビキタスからIoTへの移行
1.7 AIとIoTの関係
Chapter2 業務システムとIoTシステムのプロジェクトの違い
2.1 プロジェクト推進上の特徴
2.2 プロジェクト計画の特徴
2.3 プロジェクト立ち上げの特徴(1)システム構成の多様性
2.4 プロジェクト立ち上げの特徴(2)新たなサービスか否か
2.5 システム開発工程の違い
2.6 PoCの必要性
2.7 チーム体制の違い
2.8 データを「捨てる」という発想
2.9 IoTによる新たなビジネスの企画
2.10 企画者やプロマネの心構え
Chapter3 IoTシステムを構成するデバイス
3.1 IoTシステムの構成要素
3.2 デバイスとセンサーの概略
3.3 単体稼働のデバイス「加速度センサー」と「ジャイロセンサー」
3.4 複数構成のデバイス「GPSセンサー」
3.5 複数構成のデバイス「ビーコン」
3.6 電波強度とは何か?
3.7 複数構成のデバイス「RFID」
3.8 複数の構成のデバイス「Zigbee」
3.9 画像の認識
3.10 音声の認識
3.11 環境の状況の数値化
3.12 人体の状況の数値化
Chapter4 IoTシステムを構成するネットワークとサーバー
4.1 業務システムにおけるネットワーク
4.2 IoTシステムにおけるネットワーク
4.3 デバイスとゲートウェイ間の通信
4.4 ゲートウェイとエッジ
4.5 データ形式と変換
4.6 エッジとサーバ―間の通信
4.7 LPWAの規格とサービス
4.8 Sigfoxの特徴
Chapter5 企画の留意点(1)デバイス
5.1 システム企画の作成
5.2 システム化の目的とシステム概要
5.3 デバイスを対象から考える
5.4 デバイスを空間と利用シーンから考える
5.5 デバイスで確認すべき仕様
5.6 デバイスの電源、動作温度、無線局申請の要否
5.7 チェックリスト作成のすすめ
Chapter6 企画の留意点(2)ネットワークとサーバー
6.1 サーバーで実行する処理
6.2 データフローを描く
6.3 クラウドの活用
6.4 サーバーの性能見積もり
6.5 新規のネットワークを構成する
6.6 開発方針の検討(1)IT戦略との整合性
6.7 開発方針の検討(2)自社開発部分の明確化
Chapter7 開発の留意点(1)デバイス
7.1 基準点を設定する
7.2 レスポンスタイムの確認
7.3 デバイスのデータ送受信の接続シーケンス
7.4 無線デバイスの最適化
7.5 ハードウェアの最適化
7.6 ソフトウェアの最適化
7.7 データの整形
Chapter8 開発の留意点(2)ネットワークとサーバー
8.1 処理方式の検討
8.2 データベースの選定
8.3 データ分析をどこまでするか?
8.4 時刻の同期
8.5 システムとしてのシーケンスとレイテンシー
8.6 AIとの関係
8.7 外部システムやオープンデータの活用
8.8 開発工程でのリスク管理
Chapter9 PoCの留意点
9.1 PoCで押さえること
9.2 PoCのポイントとスケジュール
9.3 素の性能と現場の性能の差
9.4 PoCはテスト工程に続く
9.5 他社と共同でPoCを行う際の留意点
Chapter10 IoTシステム事例
10.1 Raspberry Piでの開発の例
10.2 農業におけるIoTシステムの例
Chapter11 運用管理とセキュリティ
11.1 稼働後の管理
11.2 運用管理
11.3 障害対応の方向性
11.4 IoTシステムを最速で立ち上げる
11.5 日本のセキュリティ対応
11.6 セキュリティ対策の前提
11.7 セキュリティ対策
おわりに
INDEX
ISBN:9784798163710
出版社:翔泳社
判型:A5
ページ数:328ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2020年01月
2020年01月23日初版第1刷 -
Posted by ブクログ
身近な『クラウド』ですが、有料の外部ストレージみたいなサービスかな?という浅い認識だったので、一通りをざっくりと知りたくて読みました。
図解でも、正直この本だけでは素人には分かりません。
パソコンの基本的なしくみと仮想化を知らないと読んでも表面の薄膜を知った程度になります。
ざっくり知りたいからそれでも良いのですが、悔しいので詳しい人に聞いたり、ネットで調べながら読みました。
メモが大量ですが、思った程度には理解できたかな。
この『〜のしくみ』シリーズは、ちょっと知識必要そうなのかなと。
(どこにも知識ゼロでもOKとは書いていない事に読後気付く、、、)笑 -
Posted by ブクログ
ネタバレ●クラウド利用の分類
・ホスティング
・ハウジング
・コロケーション
●コントローラー
・仮想サーバー、ネットワーク、ストレージの管理
・リソース分配(ユーザの割り当て)
・ユーザ認証
・稼働状況の管理
●クラウド用語
・クラウドネイティブ:クラウド環境となるシステムを前提とし開発もクラウド上で
・マイクロサービス:コンテナ化されたプロセス/サービスがAPIを通じ呼び出す関係
・FedRAMP:米国政府のクラウド調達基準。日本版も2020.秋頃から始動とのこと.
・コンテナ:仮想化の中でも軽量化を実現する基礎技術
・マルチクラウド:領域によって複数のクラウドサービスを利用すること
●サービス分類
・IaaS:ハードウェア(CPU,メモリ)、OS、通信環境などのインフラ基盤
--->middle wareや開発環境、アプリケーションはユーザ側がインストール。
・PaaS:アプリケーションの稼働環境であるアプリケーションサーバー、DBなどの
PFならびに開発環境
---> IaaS + ミドルウェア+アプリケーションの開発環境
・SaaS:アプリケーション
・STaaS:Storage / ブロックデバイスストレージ、オブジェクトストレージなど
・DaaS:デスクトップに特化した環境
・DBaaS:データベースサービス
DBサーバー(クラウド)- アプリケーションサーバー(オンプレ)の形
・BaaS:backend / ユーザ認証、位置情報サービス、プッシュ通知など主にスマホ
アプリなどで利用されるバックエンドの定型的なサービス。
認証までをクラウドサーバー側で実施し、ユーザ認証後に個別システムの
サーバにアクセスする。
・IDaaS:アイデンディティ管理
●システムのインフラ構成
・ハードウェア:
サーバやPC、モニター・マウス・ネットワーク機器など、物理的な機器
・OS:
ハードウェアをユーザーが簡単に動かす為のソフトウェア。単体では何もできない
ハードウェアを、簡単に動かせる。文字を画面に表示/データをディスクに保存
する/ヘッドフォン端子に繋ぐと音が出るのも全てOSのおかげ。
サーバーは、Windows ServerとかLinuxと呼ばれるOSが主流
・ミドルウェア:
「アプリケーションとOSの仲介役」になるソフトウェア。OSにミドルウェアが
インストールされて初めて、開発の人がアプリケーションを作れる環境になる。
→ ミドルウェアの構築は開発担当よりも、基盤担当の方が構築する場合が多い。
DBなどもミドルウェアに分類される。
→大きく14分類(talend.com/jp/resources/what-is-middleware/)
・アプリケーション
特定の業務目的の達成のために作られたソフトウェア。OSのように汎用的なソフト
ウェアはシステムソフトウェアと呼称。