池玲文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
冒頭の一文がとても意味深で、でもその意味は1巻ではわからず。この「ノットイコール」というタイトルの威力がすごい。タイムスリップした先に散りばめられているイコールとノットイコールをすごく意識してしまった。果自身、凉自身はいつの時代でもイコールだけど、時空を超えるとその関係性はノットイコールになる。タイムスリップってなんとも深いなぁ。親子という点において本当の意味でのノットイコールがあるのかどうかも含めて、現在に至る過程を知っているのは今の果だけですよね。正之についても。あぁ!次巻が待ち遠しくてしょうがない!(登録し忘れていたのを発見し慌てて登録2012年2月1日)
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Posted by ブクログ
そこはかとなく漂う田舎テイストが郷愁感たっぷりの短編集。因習とか妖狐とか、ミステリアスながらもピュアな恋愛がテーマだから、読んでて胸キュン症候群に何度も襲われました。
表題作の愉快葬は実在するんじゃないかと思える風習が印象的。その葬式がきっかけで5年ぶりに帰郷した圭司。彼、最初は弔辞の黒スーツでリーマンぽくてかっこよかったけど、普段着だとめちゃくちゃかわいい。ギャップ萌えしてしまった。白雅は見た目男らしいのに田舎育ちの純情さとか素朴さがあって、これもまたギャップ萌え。等身大の焦れ焦れラブにツボりました。この二人の話、もっと読みたい!
「お巡りさんと狐」はケモミミのキョウくんがかわいすぎ。村 -
Posted by ブクログ
近未来SFファンタジーエロコメディ?です。こういう世界をしっかり描けるBL作家さんは貴重。
絵が繊細できれいな上にメカニックや未来都市も手抜きなくハイクリティ。もちろん、人物が美しくて魅力的です。
2107年までの年表も、カバー下にびっしりあって飽きません。ざっくり年表なんて書いてあるけど、読むのに時間がかかりました。
天才科学者銀閣に憧れて助手になった茅ノ谷の受難の日々。エロいですが、笑えます。人間嫌いの銀閣が残念すぎて面白い。茅ノ谷のことが好きなくせに、機械越しに弄るしかないせつなさも手伝って苦笑交じりに愛しさを感じる人です。俺様かと思ったら、可愛げがあって、守ってあげたくなるタイプ。
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