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Posted by ブクログ
そこはかとなく漂う田舎テイストが郷愁感たっぷりの短編集。因習とか妖狐とか、ミステリアスながらもピュアな恋愛がテーマだから、読んでて胸キュン症候群に何度も襲われました。
表題作の愉快葬は実在するんじゃないかと思える風習が印象的。その葬式がきっかけで5年ぶりに帰郷した圭司。彼、最初は弔辞の黒スーツでリーマンぽくてかっこよかったけど、普段着だとめちゃくちゃかわいい。ギャップ萌えしてしまった。白雅は見た目男らしいのに田舎育ちの純情さとか素朴さがあって、これもまたギャップ萌え。等身大の焦れ焦れラブにツボりました。この二人の話、もっと読みたい!
「お巡りさんと狐」はケモミミのキョウくんがかわいすぎ。村長さんの奥さんが狐で、その息子が人間と狐のハーフのキョウくんです。お巡りさんの豪は、手触り重視派なので無意識にキョウの毛並みがお気に入りらしい。キョウへの気持ちを断固否定しつつ、「かわいい」なんて呟いて、服を一生懸命選んであげたりしちゃう豪もとてもかわいいです。チューまでなのが残念だけどそれさえ許容できる萌え感があります。
「雨のトリセツ」は、水神の子孫と同級生の恋愛未満なほのぼのストーリー。こんなお話も描けるんですね。なんか、エロ濃度高めな作品が主流だと思っていたのですが、それだけじゃないですね。
唯一の都会オンリー?な幼なじみラブの「月に一度のお召し上がり」へタレ攻の臣次にとてもきゅんきゅんしました。眞貴のツンデレも見事です。かわいい…
短編集
タイトル作。奥津城村には三十三歳で生前葬を行う変わった風習がある……。多々良圭司は従兄弟の白雅と過去のアレコレで、もやもや悶々。しかしキレながらの告白の末、無事カップルに!その後お付き合いするも、意識しすぎてギクシャク。ようやく最後に素直になってハッピーエンドでした。
「お巡りさんと狐」→服大好きなお巡りさん×村長の息子の狐。お巡りさん根負け?
「雨のトリセツ」→水神の子孫・雨降に内心ドキドキの結。しかし雨降には特殊な能力があり……。初々しい恋愛未満な二人。
「月に一度のお召し上がり」→小学校からの付き合いの二人。月一で食事には行く仲から無事発展?へたれ攻もの。
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