門馬忠雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1964年からプロレス記者として活躍してきた筆者の「新日本プロレス12人の怪人」、「全日本プロレス超人列伝」に続く「3部作」完結編。
日本プロレスの創始者・力道山の死後から、現場を歩いてきた筆者の力作。
日本のプロレスは、第二次世界大戦終戦後、敗戦の焼け野原から復興した、街頭テレビで外国人を空手チョップで打ち倒していく力道山の快進撃から始まった。
強くて怖くて個性的な外国人レスラーがあったればこそ、国民的な娯楽となっていったのだ。
鉄人 ルー・テーズ
神様 カール・ゴッチ
銀髪鬼 フレッド・ブラッシー
黒い魔神 ボボ・ブラジル
鉄の爪 フリッツ・フォン・エリック
生傷男 デ -
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Posted by ブクログ
現在と違って、昔はプロレスがテレビ放映を盛んにしていました。それこそ、国民的なスポーツの人気を博していたのでは。
その中でも、新日本プロレスと全日本プロレスと分かれていましたが、どちらの団体も個性のある選手が多くいて、人気もそれぞれあり。
全日本プロレスと言えば「ジャイアント馬場」を思い浮かべると思いますが、それ以外でも有名どころが多数。そんな選手たちにスポットを当てて、立ち上げから名場面を編纂した一冊。
当時のプロレスを見ていた人には懐かしく、そうでない人には驚きを感じるのではないでしょうか。古き時代を遡り、現代には感じられない時代を感じる事が出来る。
読んでみると、意外にハマる一冊 -
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Posted by ブクログ
東スポ記者による馬場〜三沢までの全日を代表するレスラー達へのオマージュ。ブッチャー、ハンセン、ブロディ、ファンクスなども。
当時、全日の外人レスラーが定宿にしていた東武ホテルで地元小学生たちはサインをねだっていた。テリーファンクとドリーファンクは全員にサインしてくれていた。
バスに乗り込もうとしているブロディにサインをせがんだら、後ろに立っていたジプシージョーには傘でぶったかれたことがある。
一番おれに優しくしてくれたのはニコリボルコフだ。彼にだっこされて、空中に放り投げられた時の風景は忘れない。そのボルコフのエピソードも出てくる。1972年の奄美・喜界島・徳之島のツアーの船(漁船!)で -
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