あらすじ
「馬場夫妻のキューピッドは巨人の名選手」「元妻と同じ名前の女性と再婚したデストロイヤー」「鶴田のお手製ラーメンが好物だったハンセン」……など、とっておきの15人の秘話を初公開! 初めて明かされる超人たちの素顔とは。他にも「岐阜の病院に極秘入院した鶴田」「乱闘で警察沙汰となったブッチャー」「猪木の米国進出を阻止した馬場」などなど、プロレス秘話が盛りだくさんの1冊!
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Posted by ブクログ
文字通り、プロレスライターの門間忠雄がえがく全日本プロレスの選手の列伝。
暴露ネタなど特筆すべき内容はないが、彼らのことを深く知ることができた。
Posted by ブクログ
現在と違って、昔はプロレスがテレビ放映を盛んにしていました。それこそ、国民的なスポーツの人気を博していたのでは。
その中でも、新日本プロレスと全日本プロレスと分かれていましたが、どちらの団体も個性のある選手が多くいて、人気もそれぞれあり。
全日本プロレスと言えば「ジャイアント馬場」を思い浮かべると思いますが、それ以外でも有名どころが多数。そんな選手たちにスポットを当てて、立ち上げから名場面を編纂した一冊。
当時のプロレスを見ていた人には懐かしく、そうでない人には驚きを感じるのではないでしょうか。古き時代を遡り、現代には感じられない時代を感じる事が出来る。
読んでみると、意外にハマる一冊の印象。
Posted by ブクログ
全日に関する門馬さんの回顧録という感じ。裏話的な話もチラホラあって、なかなかおもしろかった。
全体的にさらっとしてて、すぐ読み切れてしまう。
読んでて、やっぱり昔のプロレスの方がおもしろかったんだろうなあ、と思ってしまった。
Posted by ブクログ
東スポ記者による馬場〜三沢までの全日を代表するレスラー達へのオマージュ。ブッチャー、ハンセン、ブロディ、ファンクスなども。
当時、全日の外人レスラーが定宿にしていた東武ホテルで地元小学生たちはサインをねだっていた。テリーファンクとドリーファンクは全員にサインしてくれていた。
バスに乗り込もうとしているブロディにサインをせがんだら、後ろに立っていたジプシージョーには傘でぶったかれたことがある。
一番おれに優しくしてくれたのはニコリボルコフだ。彼にだっこされて、空中に放り投げられた時の風景は忘れない。そのボルコフのエピソードも出てくる。1972年の奄美・喜界島・徳之島のツアーの船(漁船!)で、ミルマスカラスが「シャワーがない」とごねたのに対して、ジョー樋口が「テメー、何様だと思ってんだ! NYの連中はだまってついてきているじゃねえか!」と切れたという。その「NYの連中」の一人がボルコフだったらしい。やっぱイイ奴だったんだな。
Posted by ブクログ
昭和プロレスは大好きだったし、それを取り扱った本も好きなのだが、門馬さんの本は今ひとつかなあ。
もともと新日派なのだが、全日本プロレスも好きだったし、そういう問題ではないのだけど。
やっぱり視点が外部からになるし、書きっぷりに全くハッタリもないからかもしれない。