多田将のレビュー一覧

  • すごい宇宙講義

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    ネタバレ

    すごいわかりやすい。すごいおもしろかった。ブラックホールとかビッグバンとか難しいはずの物理がすごいわかった。宇宙のすごさがすごくすごい。あーすごかった。


     「放射線について考えよう。」というブログでこの人を知った。わかりやすかったので本を読んでみたら、当たりだった。宇宙のことについてこれほど砕けてわかりやすく書いてある本は読んだことがなかった。

     これは子供が読んだら宇宙の魅力に目覚めると思う。子どもにおすすめしたい。

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    2018年05月15日
  • すごい実験 ―高校生にもわかる素粒子物理の最前線

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    結構前に読み終わってはいたのだけど、何度か読み返している。
    先日、ニュートリノの質量発見で梶田さんがノーベル賞を受賞された。
    報道でスーパーカミオカンデも出てきて、あぁ、あれねって、何だか得意気になれる本。

    後半若干ワケわかんなくなるけど、高校生向けに講演した内容なので全くの素人の文系さんでも、宇宙に興味があれば楽しめる。

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    2017年12月02日
  • すごい宇宙講義

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    宇宙の専門家ではなく、ニュートリノの研究をしている著者の宇宙に関する講義を本にしたらしい。

    結果よりもそこに至る過程に重点をおいて面白く解説されてる。 
    過去の失敗が数百年の時を経て別の形で理論に組み込まれたりとか。

    同じ事象の観測や実験でも、その時代においての最先端の科学技術の差で別の結果になるんだねぇ。 
    そりゃ肉眼より望遠鏡。望遠鏡より大気圏外で観測できる望遠鏡ってな具合。

    これがあるならそれが出来る過程でこんな現象が起こってこんな物質があるんじゃね?って理論で、実験してくのは面白いね。

    後書きで講義の段階では正しいとされていた数値が、本に起こしている最中に書き換わったってのがあ

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    2017年10月24日
  • 宇宙のはじまり 多田将のすごい授業

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    喩えが独創的で分かりやすい。入門者だけでなく、中級者にとっても新しい見方が得られる小話も満載。

    ・LHCの能力
    ・修学旅行にスキーが選ばれた理由
    ・ふーふーして冷ます原理
    ・人類は奇跡でなくて、あぶれもの、変わり者。
    ・質量は動かしにくさ
    ・LHCはなぜ陽子と反陽子を加速させるのか。
    ・月と女性の生理の周期の関係なさ

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    2016年09月15日
  • すごい宇宙講義

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    非常に分かりやすく楽しめた.特に相対性理論の説明はこれまで読んだ中で最も理解できた.また,イラストが簡潔でよく理解できるようになっているのも素晴らしい.簡単な事例をあげて説明する手法は特に良い.ただp299以下の「素粒子物理学で考える暗黒物質の姿」はやや難しすぎると感じた.

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    2016年06月22日
  • ミリタリーテクノロジーの物理学<核兵器>

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    原発と原爆がどう違うのか、素人の僕でもとても分かりやすかった。
    まだまだ核兵器は進化し続けていることを知り、使うことが無いような世界であることを願いたくなる

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    2015年11月04日
  • すごい実験 ―高校生にもわかる素粒子物理の最前線

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    すごい本です。

    高エネルギー加速器研究機構の著者が、高校生向けに行った素粒子物理学の授業をそのまま収録した本で、とにかくわかりやすい。
    そもそも目に見えない素粒子の世界を、数式ではなくイメージとして捕らえることができる。

    また、本の中で著者が述べているように“紹介した内容は素粒子物理学の4%にもみたない”となど、とにかく読み終わった後もワクワクさせるような本です。

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    2015年10月30日
  • すごい宇宙講義

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    前作の「すごい実験」に引き続き軽いタッチで非常に読みやすかった。文系の宇宙好きの方でも楽に読めるのではと思う。内容も古代から現在に至るまでの理論を順序良くまとめられており、また現代物理の難しい理論も噛み砕いて説明してあり非常に分かりやすかった。
    東京カルチャーカルチャーでの講演を基に本にしたようです。NHKの白熱教室でも宇宙論をやっていたが、こちらの講演も見てみたかった。

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    2017年09月26日
  • ミリタリーテクノロジーの物理学<核兵器>

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    『すごい実験』 や『すごい宇宙講義』など、素粒子物理や宇宙論を分かりやすく説明する多田さんが原子力発電や核兵器の原理について説明したもの。はっきりいってとてもよく分かる。

    原子力発電や核兵器が現在ある形である理由がよくわかる。天然に含まれる同位体の崩壊のしやすさや物質の中性子の吸収のしやすさなどが制約条件となり、そのために原子力発電所にせよ核兵器にせよ多大な科学的・工学的努力とコストをかけて作られていることが分かる。

    たとえば、原子力発電なり核兵器のコアとしては、ある程度資源として安定して存在し、あとは中性子を与えるだけで分裂するくらいに適度な不安定さを持った元素である必要がある。この条件

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    2016年01月17日
  • ミリタリーテクノロジーの物理学<核兵器>

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    素粒子物理学者による,核分裂・核融合とその暴走,それを実現する仕組みの解説。広島に落とされたリトルボーイから,洗練された水爆W88まで,譬喩を交えつつ明快に説いていく。
    イニシエーターはどうやって中性子を解き放ち,核分裂を起爆するのか,コアを包むタンパーが,中性子をいかにして閉じ込めるのか,燃焼速度の異なる火薬を使った爆縮レンズの仕組みはどんなものか,ガンバレル型はなぜ安全性や反応効率が悪く,現在では爆縮型のみ採用されているのか,ウラン濃縮にはどんな手法があるか(化学的手法があるとは知らなかった),重水炉や黒鉛炉でいかにしてプルトニウムを生産するか,核分裂爆弾には出力の上限があり,熱核爆弾には

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    2015年09月02日
  • ミリタリーテクノロジーの物理学<核兵器>

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    講演を基にしたかのような平易な口語体で、これまた極めて平易に核兵器の物理学的な原理について説明している。

    核兵器への賛否によらず、核兵器の科学的な基本知識を身に着ける上で呼んでおいて絶対に損はない内容だと思う。

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    2015年08月29日
  • 宇宙のはじまり 多田将のすごい授業

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    難しい話を簡単にまとめてくれている。
    宇宙の始まりがわかったから、なんだと思われるが、
    ロマンを感じる。

    手がキャップを回す話は、なかなか面白かった。

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    2015年08月09日
  • すごい実験 ―高校生にもわかる素粒子物理の最前線

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    日本では世界一の加速器技術で、世界最大のニュートリノの実験が行われている!

    ポイント①ニュートリノは発見されているいちばん小さい物質
    ポイント②宇宙からたくさん降り注いでいる。
    ポイント③素粒子の解明は宇宙の解明につながる。

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    日本の加速器技術が世界一のものであることがわかるだけでなく、なぜ世界一なのか、加速器でなにを研究しているのか、ニュートリノがなんであるのかが非常にわかりやすく書かれている。
    現時点で最小の物質であるニュートリノの話から、宇宙の始まりにまで至り、自分が宇宙の一部であることがイメージされて鳥肌がたつほど。

    科学技術の世界は1番じゃないと意味がない、という言

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    2015年11月20日
  • すごい実験 ―高校生にもわかる素粒子物理の最前線

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    素粒子研究の最先端を高校生に向けて紹介した講義が基になっており、難しい素粒子物理学の理論を直感的に分かりやすく解説している。これまで読んだ素粒子関連の本の中では一番読みやすかった。

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    2015年06月07日
  • すごい実験 ―高校生にもわかる素粒子物理の最前線

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    ネタバレ

    さすがに、ニュートリノ以降は難しかったが、1冊興味深く読み切れた。
    素粒子という小さいものが、最後は宇宙がどうなっているか?という大きい話にいくのは読んでいて楽しい部分でもある。

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    2015年03月20日
  • すごい実験 ―高校生にもわかる素粒子物理の最前線

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    なんておもしろい本だろう。KEK助教の方が語る素粒子物理実験。普段から日常的に素粒子をいじっている、素粒子とお友達な人ならではの手に取るような素粒子物理の解説。物理学の入門書としてもとても良いと思います。

    ”クォークは重いエネルギーのスープに浮かんでいる”といったイメージを喚起するわかりやすい説明が多数。中性子の重さは940Mev。一方、中性子を構成するアップクォーク1つとダウンクォークを2つ足しても15Mevにしかならない。その差分はエネルギーである。クォークは強い力というバネに引っ張られながらも振動している...おもしろい。陽子や中性子ってほとんどがエネルギーなんですね。

    こういう話を

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    2014年12月14日
  • すごい宇宙講義

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    非常に分かりやすく、確かにこれは「すごい」。だいたい知っている内容が多かったのですが、正確なイメージができていなくて、正確に理解できていなかった事が、分かりやすいイラストと楽しい説明により、「こういう事だったのか」というように、自然に頭の中に入ってきました。これで、子どもにも宇宙の事を説明してあげられそうです。

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    2014年01月24日
  • すごい実験 ―高校生にもわかる素粒子物理の最前線

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    KEK の研究者である著者が、高校生に対して素粒子物理を四回で講義した記録。とてもわかりやすい。
    J-PARC からスーパーカミオカンデへ膨大なニュートリノを撃ちこむ T2K 実験を中心とした説明だが、この本に書いてあることはほとんど理解できた気になった。

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    2013年09月29日
  • すごい宇宙講義

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    これは面白い。
    講義から起こした本だからということも手伝ってるが、学問への入り口を意識して謙虚に書かれている。
    何で高校の頃物理って嫌だったんだろうか、振り返って考えても全く分からないのだが、今更言っても後の祭りであることだけは間違いない。
    ともかく今からでも身につけたければ本当はこの本を何度も読んで自分のモノにして次にステップアップしていくべき。勉強と同じで自分に合う本を数冊覚えきるのが頭の良いやり方だが、ついつい目移りするんだよな。
    この作者の処女作は読むこと決定、こうして素人の漁りは続いていく、、、

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    2013年07月31日
  • すごい宇宙講義

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    ブラックホール、ビッグバン、暗黒物質、誰もが一度は聞いたことのある用語を掘り下げながら、宇宙誕生137億年を遡る。面白いのは、著者が宇宙の専門家ではなく、スケールからいえば真逆の素粒子の専門家であること。宇宙にロマンティシズムなど感じていないと言い張る著者の語り口は、いたって平易かつ簡潔、想定する読者と同じ門外漢だからこその説得力に溢れている(しかし物理学においてマクロとミクロはいずれ統一されるべくものではある)。また、"宇宙の歴史"というのは、同時に人類の"理論と実験の歴史"でもある。著者も言うように、"本書は、厳密には「宇宙の本」ではなく、

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    2013年07月27日