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Posted by ブクログ
学生時代、物理に触れてさえいない私でも、かみくだいた文章ですらすらと楽しく読み終えることができた。
あとがきに書かれていた、「我々は、一惑星の表面にへばりついて、行ったこともない途轍もなく遠い宇宙について思いを馳せているのだということを、改めて思い起こしてください。」という一文。誰もたどり着いたことのない遠くの宇宙のこと、途方もないくらい過去の宇宙の始まりのことを、−−一惑星にへばりつく人々−−が、ここまで具体的に思いを馳せることができる事実が、本当に凄いことだと実感ができた。
理解及ばず読み飛ばしてしまった部分もあると思うが、その実感を得られたことが、私にとっては何よりの収穫でした。
前著の「すごい実験」も読みたいと思います。
Posted by ブクログ
宇宙の専門家ではなく、ニュートリノの研究をしている著者の宇宙に関する講義を本にしたらしい。
結果よりもそこに至る過程に重点をおいて面白く解説されてる。
過去の失敗が数百年の時を経て別の形で理論に組み込まれたりとか。
同じ事象の観測や実験でも、その時代においての最先端の科学技術の差で別の結果になるんだねぇ。
そりゃ肉眼より望遠鏡。望遠鏡より大気圏外で観測できる望遠鏡ってな具合。
これがあるならそれが出来る過程でこんな現象が起こってこんな物質があるんじゃね?って理論で、実験してくのは面白いね。
後書きで講義の段階では正しいとされていた数値が、本に起こしている最中に書き換わったってのがあったけど、この本が出版された2013年にはまだ検出されていなかった重力波が2016年には検出されていて、2017年10月に俺が手に取る少し前にはノーベル物理学賞を受賞してたってのもタイムリーですげぇってなったw
この分野の進歩は目覚ましいね。
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