相良守峯のレビュー一覧

  • ファウスト 1

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    中世ドイツのファウスト伝説をゲーテが独自の解釈を交え戯曲化したもの。

    対照的な錬金術師ファウストと悪魔メフィストフェレスが、恐ろしくもどこか滑稽で、矛盾に満ちたやりかたで自らの生の意味を探し求める。

    いま世の中にあるもののどれほど多くがここにルーツを持っているのだろう。何か途方も無い気持ちに襲われる。200年経ってなお親しみやすさと斬新なみずみずしさを湛えているのは圧巻である。

    「光」≒「快活な理性の力」≒「神」 という図式のようなものは、日本にいるとどこか空々しいけれど、この世界でははまり過ぎるくらいである。それほど闇と混沌からのイメージの氾濫は激しく、光溢れる南欧への憧れという

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    2012年03月21日
  • ファウスト 1

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      読めば読むほど味が出てきます。
    「前狂言」の章で、大勢の人を楽しませるにはどうしたらよいか。それならいろいろな物を詰め込んでみればいい。そうすればきっと何かしら一つは好みのものを見つけてもらえる。とあるように、盛りだくさんの内容です。だからこそ1回読んだだけでは味わいきれず、ただすごいすごい、という感じで終ってしまいます。

      さすがゲーテだけあって詩句も見所の1つです。訳者さんの腕もあるんだろうけども、切ない恋の歌から珍妙な魔女の詩までテンポもセンスもよく楽しめました。中でも「グレートヒェンの部屋」の章でグレートヒェンが詠ってる詩は格別です。

      主人公であるファウストは私からすると

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    2011年07月31日
  • ファウスト 1

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    オペラを少しみてから、歌のすばらしさに感動して
    本編を読んでみたくなりました。

      誰もお前さんたちの話なんか聴きたがりはしないよ。
      わたしたちはもう少し高望みなのさ。
      なぜって、人の心を本当に動かすのは、
      やはり心の奥底から出てきたものだけだからね。

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    2010年11月04日
  • ファウスト 2

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    ずいぶん前に読み終わってたんだけど、感想書き忘れてた。
    そしてそのうちにどんな話だったか忘れてしまった・・・
    なんとなく、面白かった記憶はあります。

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    2010年09月05日
  • ファウスト 1

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    古典ということで、結構敷居が高いイメージだったけれど、ファウストは意外と人間味のあるどこにでもいるようなおじさんだという認識を得るに至りました。

    あとは状況描写が美しい。
    想像力が乏しい私ですが、光景がおのずから脳裏によぎります。
    原文で読むとなおいっそうすばらしいんだろうな。。

    その反面、話や場の展開についていけなかった。
    wikiで振り返って、なるほどと納得。

    あとはギリシャ神話しらないので後半は結構苦痛。

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    2010年06月30日
  • ファウスト 2

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    どうせわからないだろうけど挑戦してみよう。と思って読み始めた一冊。思ったよりは読めたけれども、細部はきっと理解できていない。流れとしては楽しく読むことができた。

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    2010年01月21日
  • ファウスト 2

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    大スケール!幻想的というよりも幻想そのもの。
    確かに劇としてこれを見たらすごいだろうなと思いました。
    最後はメフィストがちょっとかわいそうでした。

    ギリシャ神話を勉強してから読みたかったですね。

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    2010年01月19日
  • ファウスト 2

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    グレートヘンの悲劇からたち直ったファウストは次に美を追求することで生の意義を把握しようとして果たさず、最後に人類のため社会のための創造的活動によってはじめて自己の救済にあずかる…。

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    2009年10月07日
  • ファウスト 1

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    ゲーテ(1749‐1832)はこの大作を24歳で書きはじめて82歳で書きおえ、83歳で没した。詩人の天才をもってしても完成に殆ど全生涯を要したのである。『ファウスト』第1部では、学問の無力に絶望した大学者ファウストが悪魔メフィストの助力を得て官能的享楽の限りをつくそうとするが、それは心清き少女グレートヘンの痛ましい悲劇におわる。

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    2009年10月07日
  • ファウスト 1

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    あらゆる学問を極めたものの空虚さを抱くファウストが、悪魔メフィストフェレスと契約を交わし世を謳歌する。メフィストフェレスとはどの人間でも持つ秘められた感情である、と感じた。人間の生をテーマにしたようなモノは結構好きで、小難しい文章で長々と書かれたこの本も、結構スラスラ読めてしまった。

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    2009年10月07日
  • ファウスト 1

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    タイトルと「時よ止まれ、汝は美しい」だけ知ってたので読んでみたけど、面白い!
    何にも分からずに先に見たヤン・シュヴァンクマイエル監督の「ファウスト」のあのシーンはここか!と自分の中で繋げられた。

    後半にあの有名な台詞がどんな場面で飛び出てくるのかが楽しみ。

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    2025年05月24日
  • ファウスト 1

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    知識を得たいがために悪魔に魂を売ったとあらすじがあるが、そんな表現本文の中にあったか?

    ファウストがこの世に飽きて、より刺激を求めて悪魔に魂を売ったと私は解釈してる。

    悪魔ってやっぱり怖い。

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    2024年09月14日
  • ファウスト 1

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    特段面白い!ってとこはあんまないけど、緩く面白さがずっと続く。噛めば噛むほど味が出る感じ。
    まぁ古いし外国のだし読むのは大変。ある程度読み進めれば慣れてくるけど。
    読み終わった時の達成感が凄い。

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    2022年01月03日
  • ファウスト 1

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    読むのに少し苦労するが、読み返してみたい作品。
    知識の無力さに失望したファウストが、悪魔メフィストに導かれてあらゆる喜劇と悲劇を経験する。
    最後はグレードヘンが死に際でも神への信仰を捨てず、魂は救われる。崇高で純粋な彼女の死に様は美しくすらある。

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    2018年12月13日
  • ファウスト 2

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    一通り読み終えても、この作品が結局のところ何を言わんとしているのかよく分からなかった。

    頭で考えるだけじゃなくて、実際に行動し努力することが大切ということなのか。その行動や努力の方向が結果的に間違っていたとしても、正しいと信じて、あがいて苦しむことこそが「生」の意義。

    ファウストという人物が人間的に特別優れているとは思えない。現状に満足できず、耐えず何かを求めて飢えている人物にみえる。いろんな意味で貪欲。

    登場人物の中では、第二幕で登場するホムンクルスが好きだ。

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    2015年06月05日
  • ファウスト 1

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    予備知識なしで読み解くのは難しいと感じた。

    「天上の序曲」の場面で、神はファウストのことを「しもべ」だと言っている。

    ファウストが学問を究めつくした学者で、なお世界の真理を知り尽くしたいと願っているから「神のしもべ」なのだろうか。すべてを知ることは神に近づくことだから?

    とにもかくにも、この神の「しもべ」発言によってファウストは悪魔メフィストに目をつけられてしまう。

    グレートヘンに対してはお気の毒としか言いようがない。巻き込み事故みたいなものだろう。

    書斎の場面が好き。メフィストとファウスト、メフィストと学生の対話がおもしろい。

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    2015年05月23日
  • ファウスト 1

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    ファウストの道徳的行動、または書物の中のものでなく、自然や動物を重要視する視点は、なんとなくそうだなと思いました。学生に語るシーンは印象的でした。

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    2014年07月16日
  • ファウスト 1

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    厭世哲学者の苦悩を非常に共感しながら読んだ。これは人生の意味に悩んだものなら一度は深刻に対峙する苦悩であろう。引き込まれて読み進めると、第一部はあっという間に終わってしまう。無論、善と生との合間に引き裂かれるこの部のラストは十分な読み応えのあるものだし、豊かな指摘表現はゲーテと訳者の面目躍如である。しかしながら、まだやや物足りなさが残る。これ以降を読み進めるのが楽しみだ。

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    2012年12月11日
  • ファウスト 1

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    ゲーテが24歳から死ぬ直前までかけて書いた本。プロット自体は面白いけど、全体としてそこまで面白いとは思えなかった。黒澤明の「生きる」の下敷きになってるのかなと思われる。

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    2012年11月27日
  • ファウスト 2

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    ???。これまで読んだ文学作品の中でも理解困難。何が理解しにくいかというと、1.登場人物、場面がイメージしにくい。2.場面がくるくると変わり、かつスピードが速すぎて、内容がつかめない。

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    2012年11月06日