田地野彰のレビュー一覧
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be動詞の文、一般動詞の文、それぞれ否定文と疑問文、疑問詞を使った疑問文、canを使った文と命令文について解説するまんが。「だれが」「する・です」「だれ・なに」「どこ」「いつ」という順番の「箱」に単語を入れていくという、田地野先生の「意味順」の手法で解説されている。何かのレビューで、「中学生とか、英語超苦手な高校生でもこれ読めばいい」みたいなのを読んで、今中1教えてるのもあるから、これ買わせて読ませるとかアリかなと思って、買って読んでみた。
自分が小学生の時にドラえもんの算数のシリーズをいっぱい読んでストーリー自体も面白かった記憶があるのだけど、これ転校生のジョンとの日常生活、という特に何も起こったりしない。というかほぼストーリーはないし面白くはないかなあ。とか言って、面白かったと思ったのは小学生のおれが読んでたからかなあ。さすがにもうオッサンになった自分が読んでるからイマイチなのかなあ。
そして結果的には、正直まんがで読ませる程でもないかなあと思った。もちろん、高校生になってもbe動詞と一般動詞はグチャグチャに混ぜて使うけど、それは理解できてないと言うよりも、慣れが足りないという感じだし。もう少し意味順で問題集をやるとか、その先があるのならこの本を読ませる価値はあるかもしれないけど、これだけだったらパターンプラクティスやってから、ちょっと説明したら十分なんじゃないかなあと思った。
ということで、英語に親しむ?程度にはいいかもしれない。でもかつての自分もそうだったし今さらという感じだけど、こういうのって説明部分を飛ばして読む子もいそうで、ストーリーもない分、面白くないわあって感じで終わってしまうかもしれないけど。(24/04/29) -
Posted by ブクログ
「意味順」を学ぶための初めの1冊として選び、読み終えました。
「意味順」とは英文のSVOCをより簡単にした考え方で、「だれが」「する(です)」「だれ・なに」「どこ」「いつ」という5つのボックスに単語を入れて英文を作ります。
岩波ジュニア新書は中高生向けのレーベルではありますが、中学生がこの本で勉強するのは厳しいように思います。修飾、動名詞、不定詞、関係詞、仮定法などを学んだ人が、学び直しとして読むのに適していると感じました。
意味順の考え方では分裂文の扱いがどうなっているか、これから類書を確認します。
また、意味順が5文型に比べて優れている点も検討したいです。
本には詳しい目次や索引がなかったので、備忘のため、文法事項毎の目次を残しておきます。
p.43 意味順「だれが」
p.58 動名詞と不定詞
p.63 aとtheはどう違うか
p.69 意味順「する(です)」
p.92 仮定法
p.98 受動態
p.105 意味順「だれ・なに」
p.113 that節、疑問詞
p.124 関係代名詞、分詞、to不定詞
p.132 現在分詞と過去分詞
p.133 to不定詞(形容詞的用法)
p.135 比較
p.139 意味順「どこ」「いつ」とオプション
p.163 関係副詞
p.175 さまざまな文―否定文、疑問文、感嘆文、重文と複文
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「だれが」「する(です)」「だれ・なに」「どこ」「いつ」の順で並べれば、大きな間違いのない英語が作れますよ、という本。『<意味順>英作文のすすめ』という岩波ジュニア新書で、すでに意味順の使い方や基本的な考え方は紹介されている。この本は、その実践編、という感じで、数多くの和文を意味順にあてはめて実際に英文を作る、というもの。
『<意味順>英作文のすすめ』のレビューで「母語干渉を受けた英語が生成されそうな日本語文を多く集めて、『意味順』にあてはめる方法を多く解説した方が、発展性があると思う。」と書いたが、まさにそれが実践されている。最後の章は「卒業検定問題」と題してレベル1(中学校前半レベル)からレベル4(社会人向け)までそれぞれ10の文を訳すことになる。語順については定着すると思うし、これだけやれば、まず主語を立てるということが自然と出来るようになると思う。あとは個々の文法事項(態や法など)に習熟するしかないと思う。和文を見て、パッと頭の中で英語にできるかどうかをやってみると、さらにいい訓練になると思う。(13/12/28) -
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正しい英語の文を作るための語順を解説したもの。「だれが」「する(です)」「だれ・なに」「どこ」「いつ」という5つの要素をこの通りに並べて、英語が苦手な人でも簡単に作文できる「意味順」という方法が解説されている。
英語の語順を教える方法としては、田尻悟郎の「だれが」「どうする」「なにを」のようなパターンとよく似ているなあと思ったが、「意味順」の方がシンプルにまとまっている印象を受ける。
ただ、ここに示されているものが中学生レベルのあまりに基本的な文が多く、高校生や大学受験に向けての英作文というレベルではない。(もちろん大学入試に向けての自由英作文なら中学生レベルの文法で文を書けとよく言われるので、これでいいと思うが。)また、和文英訳を考える時に、「私はコーヒー」や「象は鼻が長い」、「秋は秋刀魚だ」のような日本語文をどのようにしてこの「意味順」にあてはめるか、という話が最初にちょっとだけ出てきているが、これだけでは足りないし、本当に基本的なレベルで終わってしまっている。むしろ各要素の解説が終わった後に、母語干渉を受けた英語が生成されそうな日本語文を多く集めて、「意味順」にあてはめる方法を多く解説した方が、発展性があると思う。最近、同著者による『「意味順」で中学英語をやり直す本』というドリル形式の本が出たらしいので、そちらも参照してみたいと思う。(12/09/01)