弓月光のレビュー一覧
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購入済み
初体験と本作は旧レーベルをそのまま使っているので、作家さん本人にとっても思い入れあるかもです。
初出はマーガレット、女性向けの製品ですが、柴田昌弘のソネットといい弓月さんといい振り切ってますね。
男性の読者向けにも売れたと聞いています。
そうは言っても基本女性向けなのでその辺の匙加減がなされていたことを考えてあげないと、
その程度のおつむがないと楽しむ資格はないと思いますね。
男性向けに製品作る時もギリギリまで追い込んで、やりすぎたこともあるみたいなので、
そこのところを期待すると肩透かしを喰らうことは当然ですね。
頭使って読者を楽しませようとする心意気に溢れた作品ですので、お楽しみください。 -
購入済み
野球とご先祖さん
野球に対してここまでふざけたお話は珍しい。
男性向けの、少年、青年誌向けではありえない展開。
女性向けの誌面だからこそできた話。
さて、
野球のご先祖のクリケットは、11名でプレーします。
9名でプレイするより頭数が必要で、試合の最中に、お茶の時間があったりするのですが
テレビ放映を考えると、これはない。
オリンピックに取り上げられる競技にはなり得ない、野球もオリンピックに常駐するのは辛い。
世界的に見ると、競技人口は野球の方が少ない。
米国、キューバ、日本、韓国以外はクリケットの方がメジャーの理解だと思う。
野球から見ると良くわからんスポーツに見えるかもだが、クリケットから見て野球はどう見え -
思い出深い
紙書籍で全巻購入した作品であり、弓月先生の存在を認識した初めての作品でもあります。
ただ紙書籍で購入しようにも、連載終了からかなり時間が経っていて、特に最終巻の購入にかなり苦戦した事が記憶に残っています。
それにしても弓月先生はスゴイ!50年近く前の作品なのに、当時は中学受験なんて作品の主人公と同じく何それ?って感じだったはずなのにリアルな描写が面白くて夢中になって読みました。
元祖、2月の勝者って感じですかねw
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ネタバレ 購入済み
ドラマ化
1984年に早見優の主演でドラマ化されている。
同じタイトル、単発もの、約40年前でまだ現役
化物?
女性向け雑誌に掲載されていたので、
男性誌的な内容を期待するのは無理があるが、
微妙にスケベな内容でその設定が秀逸。
お好みで。 -
ネタバレ 購入済み
筋はとうってます
読み手を楽しませる、惹きつける作品であることは間違いないです。
そのためには作り手が興味を持って、楽しんでともいふ、
作品作りに取り組んでいる点が小気味いいです。
甘い生活の合気道の適当ぶりからは想像できないくらい真面目に
暴力しているので、苦手な方は多少注意してください。
お好みで。 -
購入済み
エントリーモデル
本作と、ボクの初体験、エリート狂走曲の3作は
1冊のお値段が500円切っていること、
2桁の刊行に達していないことから
エントリーの位置付けとおもいます。
本作以外の2作は元は主に女性向けの雑誌の為、
お色気要素等男性向けの作品とは異なる文法
で編まれています。
みんなあげちゃう、みたいなものを期待されると、
それ違うんじゃない、と、なる人もいるようです。
ウダウダ書きましたが、基本、理屈抜きで楽しめる
作品を作るかたなので、楽しんでいただければと思います。
お好みで。 -
ネタバレ 購入済み
現実の方が奇な実例
甲子園が終って、次は五輪で締めるのですが、モスクワ五輪がアフガニスタン騒ぎで参加中止になったのはご存知の通り。男性読者を意識しつつ、連載誌は女性向けなので、女性に不快感を与えないよう配慮した誌面
は、まあ、上手いものです。野球のシーンは小学館の某あだち先生ならブチ切れるかもなギャグまんがでした。お好みで。 -
購入済み
40年位からのファンです
少女漫画時代からオタクっぽい作風で男性でも照れずに読めた作品が多く…って、今も作風ほとんど変わらないですねw
「みんなあげちゃう」あたりから大々的に男性向け作品になったかもしれませんがその作風が変わらないのは少女漫画当時から完成されてた世界観があったからでしょうね。
この作品の1stシーズンというか無冠当初から読んでいましたが最近は連載誌ではなくコミックス待ちで間が長くなった分新刊読む前に一から読んでいるんですが正直飽きないw前巻のストーリーからそろそろ山場を迎えてこれで大団円かな、終わりなのかなとさみしく思っていましたがまだもう一巻は続いてくれそうでそっと胸をなでおろしています。。。弓月 -
ネタバレ 購入済み
なぜかマーガレット連載
紙版の初版は1983年だそうです。
主人公が女の子なので、柴田先生の作品同様
マーガレットの連載だったかもしれません。
柴田先生の方が古い。
2巻ないくらいの分量なので、さくっと読めます。
女性向けの紙面なので、スケベ量も少なめ。弓月先生は
SFはよく原書で読んでいたそうで、欄外の解説が細かい。
ついていけない女性読者が少なくないために
短い連載となったのかもしれません。
お好みで。