あらすじ
【野生児・哲矢が有名進学塾へ挑戦!?】関西の田舎から東京へ引っ越してきた小学6年生のやんちゃ少年・片桐哲矢。だが、そこはとんでもなく教育熱心な人々の住む地域だった! 感化された母親の命令で、哲矢も東大塾のテストを受けるハメに…。落ちる気満々の哲矢だったが、ちょっと生意気な秀才美少女・美波唯の言葉に奮起し、テスト必勝の名案を思いつく…!!
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Posted by ブクログ
もういちど読みたい弓月御大初期の傑作!
田舎から転校してきた主人公が、都会のお受験戦争に巻き込まれていく様がコメディタッチで描かれています
最初は周囲のエリート予備軍たちの猛勉強振りに辟易していた主人公も
次第に学問の魅力に取り付かれ・・・
主人公とそのガールフレンドが可愛いカップルでめちゃくちゃ好きでした
それぞれの両親はじめ先生や同級生もいい味出してたな~
時代を超えて読み継がれてほしい素晴らしい作品です
しかし手元にないから読めません・・・文庫再発行してくれないかな(涙)
初体験と本作は旧レーベルをそのまま使っているので、作家さん本人にとっても思い入れあるかもです。
初出はマーガレット、女性向けの製品ですが、柴田昌弘のソネットといい弓月さんといい振り切ってますね。
男性の読者向けにも売れたと聞いています。
そうは言っても基本女性向けなのでその辺の匙加減がなされていたことを考えてあげないと、
その程度のおつむがないと楽しむ資格はないと思いますね。
男性向けに製品作る時もギリギリまで追い込んで、やりすぎたこともあるみたいなので、
そこのところを期待すると肩透かしを喰らうことは当然ですね。
頭使って読者を楽しませようとする心意気に溢れた作品ですので、お楽しみください。
携帯電話とかない時代の話ですのでその辺も考慮いただければ幸いです。
基本黒電話、稀にプッシュホン。回線はアナログ。
お好みで。
思い出深い
紙書籍で全巻購入した作品であり、弓月先生の存在を認識した初めての作品でもあります。
ただ紙書籍で購入しようにも、連載終了からかなり時間が経っていて、特に最終巻の購入にかなり苦戦した事が記憶に残っています。
それにしても弓月先生はスゴイ!50年近く前の作品なのに、当時は中学受験なんて作品の主人公と同じく何それ?って感じだったはずなのにリアルな描写が面白くて夢中になって読みました。
元祖、2月の勝者って感じですかねw
匿名
なつかしい
連載時にリアルタイムで読んだことあるんですが(途中からですが)、これ最初は小学6年生の設定だったんですね!
考えられないほど大人っぽいですw