水月真兎のレビュー一覧
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ネタバレ
熱を孕む愛の行く末
先導するユーグによって、快楽に呑まれていく司は、最初はいやだいやだとしか言わないし、叫ぶような喘ぎしかしてくれませんが、回を重ねるごとに具合もよくなってきたのか良い声で鳴いてくれます。またそれがかわいく、以前の恋人、ロイに対する背徳であるからこそ、またそそられてしまいます。
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購入済み
イラスト買いです
明神先生の作品大好きなので買いました。
ちょっとハラハラする場面もあって盛り上がりもあり、好きな展開でよかったです。
なんで、カッコイイ刑事は、ちょっと下衆なところがいいのかな。
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ネタバレ
牢で犯す愛もある
逆らえないのは、兄ゆえの罪悪感のためか。それとも――
何とも言えない欲の渦へと呑み込まれていく青華を見ているとゾクゾクしますが、それを強引に導いていく朱牙の俺様感には痺れてしまいますね。ああ、こうして男の味を教えられてしまうんだと思うと、いやらしい笑みが止まりません。 -
ネタバレ
収まるところにきたのかも
前巻に続き、甘さは然ることながら、過去を知ることで段々と二人の関係が深く、這いずり出ることのできないところまで落ちていくのがドキドキしてしまいます。
奈月の壮絶な過去を受け入れ、憎悪し、立ち向かっていく一己の背は凛々しいものであり、そんな彼に愛された奈月は幸せ者とも思えます。最後、決意と結果を示す二人の行く末を思い浮かべると、少し涙も滲んでしまいますね……。 -
ネタバレ
ひっそりとした愛の深さ
なんというか、初々しさがたまらないですね。ぎこちなさというか。
愛し合うに際しても、一人称であることが感情の昂りや落ち込みを表現するのに一役買っているかと思います。
密愛のような夜伽の時間が二人のロマンチックな雰囲気を助長しているようで、読んでいて心地よい時間を提供してもらった気がしました。ありがとうございます。 -
Posted by ブクログ
●感想●
暫く読み始めてからあらすじを読んでいなかったことを思い出したのですが「まぁ、イイか・・・」と読み進めてしまいました。お陰で最初は七星を秘書の鵜藤兄弟が取り合う話かと勘違い。その後、宇敷が恋人と痴話げんかで登場し、登場人物の多い話でどうなるの???と思ったら鵜藤兄弟は暫く登場せず・・・。もうちょっと話しに絡んで欲しかったのが本音かな。
「遊び半分で無垢な身体を弄ばれて」と言う割には七星が誘い上手な気が・・・でも可愛いから許しちゃいます。七星はマザコンの世間知らずのお坊ちゃんといった最初の印象からネタバレするんで伏せますが、流石跡取り息子といったしたたかさを覗かせます。宇敷もヘタレから過 -
Posted by ブクログ
ネタバレ父親が倒れ会社が倒産寸前ということを知る明良。「愛人」になれば会社に融資をしてくれる人がいることを秘書伝手に言われ、会社と家族を守るためにその家に行くことに。
冷酷非情と噂されている孝一なのに、実際は手も出さずまるで大切なものを扱うような待遇。
実は昔小学1年の時に、父親に連れられて行った会社の屋上で出会ったお兄ちゃんが孝一でパイロットになりたいと夢を語った事を大切にしてくれてすべてをひっくるめて明良を守りたいというね。
いやはや、甘い攻め大好き!露骨に甘くはないし言葉も全然多くないんだけどわかります、その優しさ!!って感じです。
ただ学校でいじめられていた明良のことはどうにかしてあげ