小林早代子のレビュー一覧

  • みんな、好きが下手

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    小説を読むと孤独だけど孤独じゃなくなれる、この感覚を大事にしたい
    ジンタのような男には私は全く惹かれないと思う。この不器用さまで愛することができるほど心が広くない。でもジンタに同情する。気持ちを伝えるのが下手。好き好き言える人のことを理解できない。なんでそんなポンポン言えるんだろって思う。
    まだ大学生になってないから分からないけど現実感がありそうな恋愛で好き寄りだった。

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    2026年07月29日
  • アイドルだった君へ(新潮文庫)

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    一方的にアイドルを消費して推すことを、全否定しながら全肯定されているような気分になる短編集。

    そうだよな、アイドルって辛いよな大変だよなって一瞬だけ同情する気持ちになって、でもまた明日には何食わぬ顔してアイドルを推す、その無限のサイクルが最後の一文に全て表されていると思う。

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    2026年06月30日
  • たぶん私たち一生最強

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    ネタバレ

    陽キャのテンションにしんどかったけど、「女友達は男より大事な存在にならないのか?」とか、「早く仕事から降りたいから子どもが欲しい」とか、言語化しにくい内容をこれでもかと言語化されているのがよかった。
    亜希が男友達との子どもを産んだのも、花乃子が精子バンクで産んで、フィンランドに恋人と住むのに旅立ってまた戻ってくるのもしばってなくていい。

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    2026年06月26日
  • みんな、好きが下手

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    面白かったです。青春恋愛小説ですね。主人公のジン太みたいな男の子いると思います。自分の気持ちを素直に言えない。決してモテない訳じゃないジン太。大事な事を言えない。女の子はその大事な事を言葉にしてもらいたいのかな。女性が描いた男性主人公って感じはしました。ここは男はそうはならないぞみたいな。いい意味でよくある学生の恋愛小説ですね。

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    2026年06月26日
  • たぶん私たち一生最強

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    なんて最強なんだろうか。これはものすごい奇跡の上に成り立っていることだと思うんだけれど、楽しそうすぎてうらやましい。
    私は友人とルームシェアをしていたことがあるので、この、日常だけど非日常で、ずーっと友達と楽しくしゃべっていて帰らなくてもいいんだ!みたいな感じ、ままごとの様でもありそれが生活になっている不思議、懐かしいなぁ、分かるなぁと思いながら読み進めていました。
    私はだけど、4人が持っていた不安のようなものをしっかりと真に受けて、「夢のような楽しいままごと」として区切りを付けました。
    期間限定だからこそ楽しかったんだと思っていたけど…実現させた人がいた!(小説だけど!)
    男女も良い、女同士恋愛関係でなくても良い、何なら2人でと誰が決めたのか?というくらい、何でも良い!
    恵麻ちゃんが自分の物語として生きていければいいな。だって最強の味方が4人もいるのだから。

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    2026年06月14日
  • みんな、好きが下手

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    知らない作家さん
    自分ではなかなか手に取らないカバーと
    タイトルだけど
    故あって読んでみた

    わかるぅ〜って部分もあったけど
    いや、君の初恋、ぜんぜん黒歴史じゃないな!
    恋愛上手だよって言ってやりたい
    自分の初お付き合いと雲泥の差
    うらやましい

    たぶんそもそも相手のほうは
    自分から好きになってない
    自分から好きになってる主人公と
    自分から好きになってないうえに
    愛情は同等の愛情で返す派閥じゃない
    恋愛史上主義でもない相手だから
    まぁそうなるよねーって
    淋しく遠くを見てしまう

    幸せに、なれよ!
    って応援できたので
    星は3つ

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    2026年06月09日
  • みんな、好きが下手

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    「好き」や「ありがとう」が素直に言えない人は、同じ理由で愛想尽かされる。
    そんな自分を自覚していても、何回も同じ失敗をする。

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    2026年06月08日
  • たぶん私たち一生最強

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    「〇歳になったら一緒に住も!」は今でも話すくらい女友達とのシェアハウスは憧れ。
    ノリと勢いとセンスのいい会話だけで成り立つから、ナイーブな話は場に合わない。
    なんでしょうね、この女同士でしか共有できない時間や場。
    職場の友達みたいなママ友でさえ一緒に住みたい!と思うんだから、好きでつるんでる学生時代の友達なんて言うまでもなく。
    実際に起きるであろう色んな事を考えてしまうと萎えるので、ノリと勢いで読み進めるのがよし。
    同世代で読みたかった!
    中年期の彼女たちも見たい。

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    2026年05月26日
  • みんな、好きが下手

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    今風SNSを駆使した恋愛ストーリー読んでいて現代の若者ならではのストーリー展開に脱帽です。ジン太と美浦の恋愛関係がじれったくてしょうがありませんでした。今、令和だからこそ書けた大恋愛物語をぜひあなたも堪能して下さい。

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    2026年04月26日
  • アイドルだった君へ(新潮文庫)

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    「蹴りたい背中」みたいな湿度をずっと感じながら読んだ。この湿度って、青春ってのを文章に落とし込むと発生するものなのかも。
    どれも良かったが、2作目の「犬は吠えるが…」が好きで、刺さるのは5作目の「寄る辺なくはない…」だった。

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    2026年03月22日
  • たぶん私たち一生最強

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    確かに、何でも言える気の合った友だち同士(同性同士でも、異性同士でも、複数人なら同性異性混合でも)で、一生付き合っていけて、何事にも笑って生きていけるなら、それは最強の人生かもしれない。
    この小説は、恋(特にセックスや結婚等)や仕事(パワハラ、セクハラ、転職等)などのストレスに悩む4人の現代女性が、気の合う者同士一緒に生活出来たら良いよね言うコンセプトで、ルームシェアをする話。
    4人は全員、30歳手前。そして、全員独身。仕事は4人ともまったく違う職種だし、好みや性格も違う。考え方も4人一緒に住みたい、家族になりたいという願望以外に共通点は少ない。それにも関わらず何故か気が合い、4人でダベっているだけで楽しいし、下らない人生訓を論じて泣いたり怒ったりし、バカ笑いして生きている。とは言え恋愛対象は男性、セックスの相手も勿論男性。結婚はしなくていいが、子供は欲しい。まあ、自分たちの都合の良い生き方だけを願い実行している4人だ。でも、この4人のような生き方は、ある意味羨ましい生き方だと思う。
    実際の話、女にしろ男にしろこの世界は生きづらい。社会には社会のルールがあり、家庭には家庭のキマリがある。適応する人もいれば、我慢して耐える人もいる。我慢している人は勿論、適応している人でさえストレスはたまる。
    この小説の主人公たちは女性たちだが、男でさえこういう人生を送りたいと思う人がいるかもしれない。そう言った意味で、この小説は痛烈な風刺を装うっているが、実は人間の弱い性質、辛いことから「逃げ出したい」という性格を肯定しているかもしれない。

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    2026年03月09日
  • たぶん私たち一生最強

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    一緒にいれば最強になれる女ともだち4人で一緒に住みたい!
    を現実にしてしまうお話。

    あっけらかんとしているように見えて、実はそれぞれ葛藤や悩みを抱えてて、でもそれを「この」友達には言いたくなくて…みたいなのはなんとなく分かる。

    途中、おーいどこいっちゃうのー?って方向に行ってしまったけど、笑って読めて面白かった。
    恵麻のエピソードはいるかな?と思っちゃったけど…

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    2026年02月28日
  • アイドルだった君へ(新潮文庫)

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    「寄る辺なくはない私たちの日常にアイドルがあるということ」が一番心に刺さった。
    推し活なるものに少しでも近寄ったことのある人はきっと何かしら思うところがあるはず。

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    2026年02月04日
  • アイドルだった君へ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    各編にアイドルが出てくる短編集。わたしはドルオタでもあるので題材には興味ありだけど、筆致が合わないタイプかも。

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    2026年01月29日
  • アイドルだった君へ(新潮文庫)

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    昔から何故かアイドルが怖くて不気味さを感じるので敢えて手に取った。色々な角度からアイドルを考えると少しだけ親しみが湧いたり、怖いと感じる私もまたアイドルを意識していると再確認。

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    2026年01月16日
  • たぶん私たち一生最強

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    30歳手前の女の子4人がシェアハウス。ノリと勢いがすごくて、とてもパワフル!仲はいいけど、そこまで深く切り込んだ話は出来てなくて、シェアハウスを通して、いろんな悩みをもちつつ、4人なりの最適解を見つけていく。結婚出産育児いろいろ悩むよね。でも、発想力が、斜め上すた。

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    2026年01月12日
  • たぶん私たち一生最強

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    女4人で最強になるのを模索する話。章ごとに4人の目線が変わるからこの子達と友達になったような近さを感じる。何より圧倒的勢いと煌めきが好き!この爆走で価値観が合致して転がっていくの良いな…。私の中で色んなアップデートがされる自由さと行動力が桁違いで

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    2026年01月03日
  • たぶん私たち一生最強

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    女性4人で家族になる、ちょっと普通の人間には想像外の発想だけど、面白そう。子どもまで生まれてしまう。
    遠くはない未来にはこんな家族が珍しくないのかも。
    発想は面白い、しかしこの家族にの子どもは大変だろう。
    子どもである恵麻の最後のことばが妙に心に引っ掛かかった。

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    2025年12月28日
  • たぶん私たち一生最強

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    ネタバレ

    女友だちと一緒に住んじゃおうよ、という話はそれこそ20代のころに何度かした。絶対楽しいじゃん!と思ったけれども、結局一度も「一緒に住んじゃう」は実現しなかった。
    踏み切れなかったのもあるし、それだけ仲がいいからこそ、もっと近づいて、その仲が壊れてしまうのも怖かった、かもしれない。あのころはそこまで考えていなかった。

    結局私は、一緒に住む、において、友だちよりも恋人(夫)が優先だった。

    友情か恋愛かというのは友だちの間でも言われたりもするけれども、結局私の周りはうまくバランスを取っている人が多くて、というか、友情で埋められるものと、恋人が埋めてくれるものって、違うよね?
    「埋められる」と「埋めてくれる」と敢えてかき分けたあたりが、私の価値観なんだと思う。

    一緒に住んじゃおうよ、系の物語は、小説でも漫画でもドラマでも見かけるけれども、友情をキープしつつ、恋愛、というか性についてこういう形で盛り込んできているのは珍しいんじゃないか、という気がする。

    単にこの4人が、そこまで男好きじゃなかっただけ、とも思ってしまうけれども。

    彼女たちの、どこか少し線を引いて、ノリを優先して築いているような友情は、何となく共感しづらいところはあったけれども、こんな感じの共同生活は、意外と理想なのかもしれない。

    私は、自分の弱いところとか、内心考えているところとかをうっすら共有してこその友情だ、と思っていたところがあるのだけれども、あえて互いにそこに踏み込まないことでバランスがとれる関係もあるんだろう。

    男好きじゃない、というか、男といるよりも、セックスするよりも、この4人でいた方が楽しそう、と全員が信じられた、というなんだろうな。
    そこ、比較するところじゃなくない?という気はするし、羨ましいかと言われるとちょっと悩むけれど、それもそれでありだよねとは思う。

    現実だと、女友だちと、次は「老後は近くに住もうよ」で盛り上がるようになる。
    さて、今度こそはいつか実現するんだろうか。

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    2025年12月25日
  • アイドルだった君へ(新潮文庫)

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    辻村深月さんが帯を書いていたので気になったのと、タイトルにも惹かれたので読んでみました。

    希と蘭ちゃんのお話はなんだかどこかの現役アイドルを物語っているような感じがして、なんだか感傷的な気分になりました。

    すごく薄い本なのに読み応えがあって、そういう本は初めてだなと新たな読書体験でした。

    アイドルを題材として様々な視点から作られた物語が新鮮でした。ですが、個人的に話自体は面白い!とはならなかったです。

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    2025年10月11日