小林早代子のレビュー一覧

  • たぶん私たち一生最強

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    結婚と子供は、単なる生きがいの延長とひとりで死ぬことの回避策であることに、何の意味ももたない女性たちの物語。確かに憧れはある。しかし、男性ならあり得ない。元気をもらった、というよりは完成度の高いコントを見終わったような爽快感がある。る

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    2025年08月31日
  • たぶん私たち一生最強

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    6話からなる連作短編集。
    同世代の女4人が集まると、自然と会話中心となるのだが、もう最初っからその勢いに圧倒される。シニカルで辛辣で遠慮のない物言いは、スピード感も抜群で圧倒的に面白い。仲間内だけで許される類の会話が小説に持ち込まれて世界に晒されている感が楽しかった。
    一方で、この手の会話は、シリアスな話題になると、茶化したりはぐらかしたりして深刻化を避ける傾向がある。深刻な話は主に独白や一対一の会話で進められる。この辺のバランスがうまいところだと思う。
    4人揃うとスーパーガールのような彼女たちも、個々にはそれぞれ等身大の悩みを抱えている。誰の悩みに共感するかは読者によって異なるのだろうが、悩

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    2025年08月17日
  • たぶん私たち一生最強

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    ネタバレ

    小説で出てきた4人はたぶん一生最強だろうな〜と、タイトル通りの感想になった。

    この小説で出てくる人物が、進学校出身者で、かつ大学入学し、その後就職(あるいは独立)という人生であることから、いわゆる「普通」の人とは少し異なる経歴を持ってると言える。一番大きいのは進学校出身であるということだと思う。それなりの知識と能力、自信を備えているからこそ、本書内での人生を選び取ることができただろうし、世間の当たり前を打ち破り、自分たちなりの人生を考えることができたのだろうと思う。

    そういう意味では、この小説の内容に全くの非現実性を感じる人がいるのも無理はないだろうと思うし、面白くないと思う人もいるだろう

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    2025年08月11日
  • アイドルだった君へ(新潮文庫)

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    最後に推しがいたのはいつだったか思い出せない。
    中学生の頃だった気もするし小学生の時だった気もするけど、誰かの活動を追ったり一生懸命応援する楽しさみたいなものだけは覚えてるな。グッズや新曲が出るとか配信があるとか推しが与えてくれるそういうイベントで日常が潤ったし学校や嫌なことを頑張れていた事を思い出した。

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    2025年07月18日
  • アイドルだった君へ(新潮文庫)

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    割とゴチゴチにオタクで推しも数人いるので、共感しにくい登場人物もいるが、まぁそんなもんだよなと理解してしまった。なかなか面白かったです。

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    2025年07月14日
  • たぶん私たち一生最強

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    面白かった。いつかこんなシェアハウスがある程度当たり前になる未来もあるんだろうか。面白いよね。

    わたし自身セックスの話をするような相手も、男遊びするような友達もいないので世界が違くはあるんだけど、妙に頷いてしまう考えが幾つもあるのが面白かった。アラサー、めちゃくちゃ人生悩むよな。女ってなんでこんなタイムリミットに追われないといけないんだって思うよな。わかる、わかるよ

    自分って原始人から進化してないんだなと思った、みんな好きに生きて自分で幸せ掴めばいいんだよ

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    2025年06月12日
  • たぶん私たち一生最強

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    単純にいいな、羨ましいと思った。
    仲のいい女友達と一緒に暮らして、子育てして、仕事して、恋もして…サイコーじゃん。

    今までの常識に捉われた、男女での結婚子育て…そんなものより何十倍も合理的で魅力的だ。

    よく出来過ぎたおとぎ話なのは分かっている。
    4人とも優秀で、生まれて来た子も優秀。
    女の子じゃなくて男の子が生まれていたら?
    4人の母親と折り合いが悪く、一般的な出生ではない自分に劣等感を抱く場合もあるかも?

    でも、例えおとぎ話だったとしても、こんな選択が出来る近未来への期待感が持てた。

    中盤は性に関する話が赤裸々過ぎて、ちょっとお腹いっぱい感もあったけど 笑 次女目線で書かれた最終章は

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    2025年04月29日
  • アイドルだった君へ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    現役地下アイドル、現役アイドル、元アイドルの子ども、アイドルファンの話。

    アイドルと言っても、人それぞれ立場によっての考え方の違いがリアルに描かれていた。

    アイドルになりたいと幼稚園の頃に思っていたのを思い出す。ゲームの中のアイドルに憧れてのことだった。
    そんな昔のことも思い出し、タイトルに惹かれたため、本作を読んでみました。

    今は、推し活が社会的に流行している中で、どのように推しを応援するのがいいのか。という推しとの向き合い方も考えさせられる1冊だった。

    とても、スラスラ読めるので、隙間時間に読める1冊です!

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    2025年04月17日
  • アイドルだった君へ(新潮文庫)

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    エモい。エモいという言葉でしか表せずボキャブラリーの少なさに歯噛みするほどのエモさ。アイドル自身もファンも、楽しそうで、大変そうで、なんだか眩しい。ドルオタの解像度が高くて共感したり、へーっ!てしたり。アイドル文学でしか得られないエモさがある…。

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    2025年04月06日
  • アイドルだった君へ(新潮文庫)

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    「アイドル」が当たり前に存在してる今の世の中で、代わる代わる消費されていくアイドルを色んな方面から捉えた短編小説なのがこう…

    自分もアイドルを推してるからこそ、本人たちの立場になれなくても自分の推しに情景を準えやすいとこが多かったな
    本人たちにはなれないけど、もしもこうだったらって想像がしやすくて章ごとに没頭してさくさく読めた

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    2025年03月31日
  • アイドルだった君へ(新潮文庫)

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    色んなアイドルの形がありました。
    短編で読み切りものが多くページも多くなかったので非常に簡潔なのに内容が濃くて不思議な感覚でした。

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    2025年03月25日
  • アイドルだった君へ(新潮文庫)

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    5つ全てが全く異なる愛の話だった。単なるアイドル小説ではなくて、それぞれの「愛してる」が聞こえてくるような読後感。好きな人には、ずっと幸せでいてほしいな。幸せの答えはわからないけど。

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    2025年03月21日
  • アイドルだった君へ(新潮文庫)

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    一方的にアイドルを消費して推すことを、全否定しながら全肯定されているような気分になる短編集。

    そうだよな、アイドルって辛いよな大変だよなって一瞬だけ同情する気持ちになって、でもまた明日には何食わぬ顔してアイドルを推す、その無限のサイクルが最後の一文に全て表されていると思う。

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    2026年06月30日
  • たぶん私たち一生最強

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    ネタバレ

    陽キャのテンションにしんどかったけど、「女友達は男より大事な存在にならないのか?」とか、「早く仕事から降りたいから子どもが欲しい」とか、言語化しにくい内容をこれでもかと言語化されているのがよかった。
    亜希が男友達との子どもを産んだのも、花乃子が精子バンクで産んで、フィンランドに恋人と住むのに旅立ってまた戻ってくるのもしばってなくていい。

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    2026年06月26日
  • みんな、好きが下手

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    面白かったです。青春恋愛小説ですね。主人公のジン太みたいな男の子いると思います。自分の気持ちを素直に言えない。決してモテない訳じゃないジン太。大事な事を言えない。女の子はその大事な事を言葉にしてもらいたいのかな。女性が描いた男性主人公って感じはしました。ここは男はそうはならないぞみたいな。いい意味でよくある学生の恋愛小説ですね。

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    2026年06月26日
  • たぶん私たち一生最強

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    なんて最強なんだろうか。これはものすごい奇跡の上に成り立っていることだと思うんだけれど、楽しそうすぎてうらやましい。
    私は友人とルームシェアをしていたことがあるので、この、日常だけど非日常で、ずーっと友達と楽しくしゃべっていて帰らなくてもいいんだ!みたいな感じ、ままごとの様でもありそれが生活になっている不思議、懐かしいなぁ、分かるなぁと思いながら読み進めていました。
    私はだけど、4人が持っていた不安のようなものをしっかりと真に受けて、「夢のような楽しいままごと」として区切りを付けました。
    期間限定だからこそ楽しかったんだと思っていたけど…実現させた人がいた!(小説だけど!)
    男女も良い、女同士

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    2026年06月14日
  • みんな、好きが下手

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    知らない作家さん
    自分ではなかなか手に取らないカバーと
    タイトルだけど
    故あって読んでみた

    わかるぅ〜って部分もあったけど
    いや、君の初恋、ぜんぜん黒歴史じゃないな!
    恋愛上手だよって言ってやりたい
    自分の初お付き合いと雲泥の差
    うらやましい

    たぶんそもそも相手のほうは
    自分から好きになってない
    自分から好きになってる主人公と
    自分から好きになってないうえに
    愛情は同等の愛情で返す派閥じゃない
    恋愛史上主義でもない相手だから
    まぁそうなるよねーって
    淋しく遠くを見てしまう

    幸せに、なれよ!
    って応援できたので
    星は3つ

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    2026年06月09日
  • みんな、好きが下手

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    「好き」や「ありがとう」が素直に言えない人は、同じ理由で愛想尽かされる。
    そんな自分を自覚していても、何回も同じ失敗をする。

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    2026年06月08日
  • たぶん私たち一生最強

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    「〇歳になったら一緒に住も!」は今でも話すくらい女友達とのシェアハウスは憧れ。
    ノリと勢いとセンスのいい会話だけで成り立つから、ナイーブな話は場に合わない。
    なんでしょうね、この女同士でしか共有できない時間や場。
    職場の友達みたいなママ友でさえ一緒に住みたい!と思うんだから、好きでつるんでる学生時代の友達なんて言うまでもなく。
    実際に起きるであろう色んな事を考えてしまうと萎えるので、ノリと勢いで読み進めるのがよし。
    同世代で読みたかった!
    中年期の彼女たちも見たい。

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    2026年05月26日
  • みんな、好きが下手

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    今風SNSを駆使した恋愛ストーリー読んでいて現代の若者ならではのストーリー展開に脱帽です。ジン太と美浦の恋愛関係がじれったくてしょうがありませんでした。今、令和だからこそ書けた大恋愛物語をぜひあなたも堪能して下さい。

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    2026年04月26日