アンドレ・アシマンのレビュー一覧

  • 君の名前で僕を呼んで

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    13冊目
    ひと夏の恋のお話。
    結構えぐい描写多かったけど美しく感じた。対象がちょっと自分と違うだけで、冷たくされたら悲しくなるし、ちょっと優しくされただけで有頂天になるのはみんな同じなんやなぁーって、。
    台風で予定なくなったけど大雨の音聞きながらこれ読んだ時間幸せでした。

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    2023年06月02日
  • 君の名前で僕を呼んで

    Posted by ブクログ

    映画ではよく分からなかった部分も文章で補完できたので良かった。エリオの心情が切ない...。文字だけなのに鮮やかな色彩を感じる不思議。原作だと希望のある終わり方なのが意外だったし、続編も読みたい。

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    2023年04月25日
  • 君の名前で僕を呼んで

    Posted by ブクログ

    映画を先に見たが、字で追うイメージとちょっと異なりがあるので、どちらを先行させても十分に「エリオとオリヴァーの世界」をつかの間覗かせてくれると思う。
    私はLGBTの理解が中途であり、受容できていないこともあるせいか、改めてこのジャンルをネットで勉強。
    意外と、日本人は比率が高い事に愕く・・が、国としての政策面ではお粗末で世界的に下位。

    シャラメの表情、空気感の演技がオスカーに繋がったのも運づける映画。原作は彼の視点で展開した事もあって、早熟で知的な彼、持て余した自分の内奥に着いた炎に不安と焦燥で身を焦がすさまがよく伝わってくる。
    一方のオリヴァー、米国人という事もあって1980年代、激しい差

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    2023年04月18日
  • Find Me

    Posted by ブクログ

    映画化もされた『君の名前で僕を呼んで』の続編小説。あの淡く切ない青春から十数年後のお話…なんだけど、前半分はまさかのエリオのお父さんのラブロマンス。ちょっと蛇足だった気もするけど詩的で美しい文章には満足。そしてやっと第2章でエリオ、第3章でオリヴァー視点の話が綴られてて、お互い恋人や家族がいるけどあの日々を忘れられずに過ごしている様子がなんとも歯がゆい気持ちにさせられた。幸せなラストだけど、前作(映画)の悲恋ラストが気に入っていたから個人的にはしっくり来なかったり…でも映画化は楽しみにしてる。

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    2021年01月29日