厚切りジェイソンのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
1章早々から新自由主義的な自己責任論が出てきて、その筋か、と分かりやすいが、「やりがいや自己実現と稼ぐことの割合は人によって違っていい」という1章末の言葉、および最終章の「稼ぐこと=幸せではない」という部分がバッファになっている。
現代における経済的な成功パターンの波に乗ったジェイソン氏であるが、幼少期からの目標であった「パワーを持ちたい」「お金に困らない生活を手にしたい」を達成したのちに、幸せはお金を増やし続けることではなく好きなことをすること、ということに気づき、好きだったお笑いの世界に入っている。
この一人生例は現代的な悩みの根本的な解決策を提示していない。
人生の幸福は、「好きなこと」や「目標」に到達、または獲得することにあるのではなく、そのプロセスにある。と僕は思っている。
となると、人生の特に密度の濃い20代や30代にも好きなことをした方が良いわけだが、ジェイソン氏の場合は30代にFIREするまでに「好きなこと」を脇に置いといてひたすら稼ぐことに邁進してきた。そしてそれらが結実し、好きなことをすることを可能にした。
この覆せないパターンは、結局競争の環境を再生産し、過酷な「労働のための人生」を盤石にしていく。能力のあるものが黄金パターンで勝ち抜き、能力のないものや運のないものなどが落伍する環境を固める。
ままならん。
好きなことであるお笑いでも一足飛びに成功している点は注目に値する。
過去の努力が後続の「好きなこと」の追い風となるケースはよく見聞きする。
またそもそもジェイソン氏自体が幼少期から非常に優秀だった点も見逃せない。
再現性という意味では、強みとなる要素の掛け合わせ部分が参考になるだろう。
なお僕はお笑い的にも人格的にもジェイソン氏は好き。 -
Posted by ブクログ
読みながら、追い詰められるような、危機感のようなものがひたひたとやって来た。
私は代わりがきく人間だなと。
でも、仕事なんていくらでも代わりがいるから一人で抱えるなとか、やりがいがある仕事は素晴らしいとか、よく励まされません?
仕事や稼ぐこと、自分の価値と報酬を上司や会社相手に交渉することに対する根本的な考え方が、私(と多くの日本人)とジェイソンで違うんだなと思った。
アメリカで働くなら日本風の思考だとやっていけない。
でもいわゆる日本の企業で日本人がジェイソン風の振る舞いをしたら、やっていけるんだろうか。
ジェイソンのように能力が突き抜けてしまえば別だが、他人の目は気にならないと言っても、チームや上司の協力が得られなければ転職を繰り返すだけのような気がする。
ここ数年ずっと私の業務が経験値が必要なものばかり、量も多く、疲弊している。
引き継げる人の確保が最優先事項で、今日も会議で脱属人化!と言われたが、
他の人もできるようになったら稼ぐ観点からは私の価値が下がるんだろうか...などと考えてしまう。
ジェイソンの考え方は好きだし鼓舞されるけど、同時にため息も出てしまった。 -
Posted by ブクログ
自分にとって稼げる仕事とは?
→世の中で必要とされていること×できること×好きなことのうちの2つを満たすこと
GRIT(コツコツやり抜く力)を高めるためには?
→スモールステップを設定する。そらすらもできなかったとしたら、それはスモールステップの設定ミスなのだから、スモールステップをもっと小さくする。
稼ぐことと幸せはイコールか?
→そんなことはない。好きなことが幸せ。必ずしも稼ぐことを求める必要はない。お金は人生の選択肢を増やしてくれるもの。自分の人生を幸せにするのは、稼いだお金や身につけた肩書きや名誉ではなく、やりたいことがやれること。
※自分の人生の責任をとるのは自分だけなのだから、過剰に人間関係を気にする必要はないのではないか。
※自分の人生の舵を取るのは自分。
※ダラダラと続けることが成功の近道ではない。
-
購入済み
自分の価値をあげること
投資して将来FIREしたいけど、そのための資金がない状況です。手取り給料だけでは投資にまわせるお金は限られています。これからどうするべきだろう、独立して稼ぎたいけど、ただ漠然とした思いだけで具体的なことは決まっていない、という状況でこの本を読みました。結果、今からでもできることをはじめていこうという気持ちになれました。独立がすべてじゃないし、勉強を積み重ねて会社に交渉できるくらいのスキルを身につける方法もありだなと思いました。毎日漢字の書き取り、15年ずっと続けたのはすごいと思いました。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ日本社会に不満やストレスを感じる人にオススメの1冊!
お笑い芸人で有名になった厚切りジェイソン。
実は、IT企業の役員という顔を持つ。
お笑いを本業にすることなく、人生のすべてが本業という考えでお笑いもIT企業の役員も、もちろん家庭も手を抜かない。
『日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy』
これは、多く日本の社会を鋭く切る内容で、SNSで寄せられた質問や相談に回答する形式。
本書を読んで個人的に心に残った内容3点を紹介します。
1つめ、唯一の失敗は「挑戦しないこと」「諦めること」
2つめ、誰より輝くことより自己ベストを目指せ!
3つめ、「やらないこと」を決めるのも重要
仕事・学業、人間関係、社会、夢、哲学などにカテゴライズされているので、社会に疲れたり、疑問を抱く人にオススメの1冊です。
『日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy』
飽きることなく読める厚切りジェイソンの本!