森埜こみちのレビュー一覧

  • わたしの空と五・七・五

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    中学生が文学部で俳句を詠む話。最初はめっちゃ拙いのに、その次に作るものがとても良くて素敵だな、となった。
    中学生くらいに読んでおきたかった…そしてあわよくば俳句を始めてほしかったな。

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    2024年09月28日
  • 彼女たちのバックヤード

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    三人の女子中学生がお互いにぶつかり合いながら、相互理解と友情を育む物語。全てが解決するわけではないが、それを受け入れていく流れが素晴らしい。

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    2024年06月20日
  • 彼女たちのバックヤード

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    友達同士でも知らないことがたくさん。それぞれの境遇から考え方にも違いが生まれる。それを想像できる力が、人間力。

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    2024年04月22日
  • わたしの空と五・七・五

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    中学受験の時に塾のテストで出題されて読み始めた。

    主人公の空良は、中学生になって、新しい環境に馴染めずに浮いている。靴箱に文芸部勧誘のチラシが入っていたのをきっかけに文芸部の仲間と出会い、俳句に触れ、また主人公も少しずつ変わっていく。

    どの登場人物も、それぞれ個性的で、みんな素敵。そして、読み終えた時に、少し心が温まるような話。

    私が俳句を嗜むようになるきっかけであり、原点である本。現在はこの本にあるような句会も、俳句甲子園のようなディベートも行なっているが、俳句に自分の感情を託すというのは、大切なことだと思う。

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    2024年01月08日
  • すこしずつの親友

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    「親友って、どうやったらつくれるの」
    「親友は、たぶんつくるものじゃなくて、出会うのよ」
    わたしの問いに伯母さんはそう言った。
    いますぐ親友が欲しいわたしに伯母さんは笑って言った。
    「すこしずつの親友になら、すぐにでも出会えるわよ」
    それはなぜか旅先で出会うことが多い、本当はどこにいても会えるのだけど。
    そう言って、ネパールで出会ったすこしずつの親友の少年の話をしてくれた。


    始めの話からもう、心にじわっとくるお話でした。すこしずつの親友ってどんなものかというのが、一つ一つは短い旅先での話を聴く(読む)ごとに、ああこういうことかと腑に落ちてきました。「聴く」と書きたくなるくらい、読んでいる自

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    2023年02月27日
  • わたしの空と五・七・五

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    最初は谷崎先輩って怖い人だな〜って思ってたけど、読んでいったらすごい先輩だなぁと思いました。私は、俳句や短歌が好きなので谷崎先輩や、冬馬先輩を尊敬しました。でも、小林さんや、空良さんの俳句もすごくいいと思いました。

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    2022年12月03日
  • わたしの空と五・七・五

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    中学校に入学して、何となくクラスのグループにも入りそこねて、部活動もこれといって入りたいものがない…そんな女子が
    「しゃべりは苦手でも
    ペンをもったら
    本音をぶちまけられる者よ!
    文芸部に入るべし。」
    というチラシにひかれて、分芸部をのぞいてみる。
    俳句を作る楽しさや句会で認めてもらう嬉しさ。
    友達もできたし、友達ができにくい訳をその友達に教えてもらったり。また、クラスの男子が所属するサッカー部の先輩に暴力を受けている場面に遭遇し、何もできないけど何とか叫んで窮地を脱する手助けができた、という経験も俳句作りに厚みを加え、、いろんな要素が絡み合いながら瑞々しく成長していく様子がとても爽やかです。

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    2022年01月23日
  • 彼女たちのバックヤード

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    シングルマザーのもとで育った詩織、ステップファミリーで育った千秋、発達特性の強い弟に悩む璃子、3人のシスターフッドを描く。仲違いを機会に、逆に理解を深めていく過程が愛おしい。

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    2025年01月18日
  • おはなし日本文化 短歌・俳句 月曜倶楽部へようこそ!

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    4.5年から。柊は、気になる女の子詩音の不思議な言葉から、短歌や俳句に興味を持っていく。ある時クラスで人気のカンナの恋愛の悩みに、友達と共に短歌に挑戦することに。
    小学生向けとして、上手く生活に交えながら短歌を程よく深めることができるところが◎少し解釈やニュアンスの理解が難しいので、6年におすすめ。

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    2024年12月18日
  • 彼女たちのバックヤード

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    3人の女の子達それぞれの考え方や家庭環境。
    ちょっとした出来事で吐き出してしまった本音という言葉のナイフ。

    互いを傷つけた後。
    自分の内面をさらけ出したり、相手を知るとこで見えてくるもの、見え方が変わったもの。

    分かりやすく読みやすく書いてあるので、割と物事がすぐ解決したかのように感じました。
    展開が早く次から次へスラスラと読めるので、女の子と同年代の子達にオススメできる本だと思いました。

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    2024年10月10日
  • 彼女たちのバックヤード

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    小学校高学年向きの本を選書するのは難しい。これが中学校になると幅が広がるんだが。
    これは、それぞれに複雑な家庭環境におかれた女子中学生の3人が主人公の物語。
    互いに感情を抑えきれずにナイフのような言葉で傷つけあうが、悩みを共有することで解決方法を模索していく。
    中学生って、本当におとなとこどもの間だからこそ、悩み続けるのかもしれない。

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    2024年04月28日
  • 彼女たちのバックヤード

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    それぞれ悩みを抱える少女3人。中三で同じクラスになったことで交流が始まる。個人的にはとてもおもしろく読んだ。悩みを抱える子に手渡したいと思えるような本。

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    2024年07月19日
  • 彼女たちのバックヤード

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    YA 作品です
    中学生の女子3人グループ、それぞれの視点で、章毎に入れ替わりながら描かれています
    表面的な付き合いだった3人ですが、あるきっかけから、お互いの家族の事情や過去の出来事などを知ることになります
    今までお互い感じていた誤解や思い込みという枠を越えて、相手を理解していく過程が分かりやすく描かれています

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    2024年03月20日
  • 彼女たちのバックヤード

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    中学。詩織、千秋、璃子の仲良し3人。ある時、璃子の弟のゆうの噛みつき事件によって、仲がギクシャクし、それぞれが背負ってきた背景と本音が徐々に明かされる。
    各々が持つ環境の立場で経験してきたコンプレックスや声にならない想いを、考え共感することで読み手も心の溝を埋められる気がする。高学年でも読める話だが、中3と高校受験の話なので中学向けかな。

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    2024年02月21日
  • すこしずつの親友

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    伯母さんの感性が素敵だなと思った。
    こんな伯母さんがいたら、たくさん話が聴きたくなりそう。
    ゴッホとゴーギャンの関係性も初めて知った。
    私自身は親友と呼べる人がいるかいないか、そもそも親友の定義も正直わからずにいる。
    でも、一瞬でも同じ時を過ごし、思いが通じ合うことができたのかなと感じる人は何人も思い当たる。
    これからも、人生のどこかでそんな人たちに出会えたらいいなと思う。

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    2024年02月12日
  • 彼女たちのバックヤード

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    中3の三人の少女。一人の家に遊びに行った時に、その弟が突然噛んだことから、話が展開していく。初めは重苦しいが、三人それぞれの背景をよく読ませて、おもしろい。

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    2024年02月01日
  • すこしずつの親友

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     オーストラリアのエアーズロックを現地の先住民は「ウルル」と呼ぶこと、慣れない所に出かけると、乗り場を間違え慌てていると知らない人の足にスーツケースの角が当たり気まずい空気が漂う事もあるが、申し訳なさそうに謝ると解ってもらえる事、銃を肩から下げた男を見かけたら旅の予定を変えてでも命を守る事などが書かれてました。

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    2023年03月03日
  • すこしずつの親友

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    すこしずつの親友もいう考え方が
    とてもすてき。
    こんな大人が周りにいたら、
    どれだけホッとするだろう。

    伯母と姪という、
    あの優しい関係は
    親子では出せないんだろうなあ。

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    2022年07月09日
  • わたしの空と五・七・五

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    小学高学年から読める。俳句を題材にした本って最近結構増えていると思う。友情や恋の萌芽が書かれている良書。

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    2022年06月07日
  • わたしの空と五・七・五

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    中学生の話なんだけど、
    そうだね、中学生くらいだと新入生と三年生ってずいぶん違う。
    三年生はあこがれの先輩でずいぶん大人。
    それでいいかな。
    読みやすいし、気持ちもよく伝わってくる。

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    2019年10月17日