彼女たちのバックヤード

彼女たちのバックヤード

1,265円 (税込)

6pt

4.0

一度も父と会ったことがなく、母と二人で暮らす詩織。本当の母親と死別し、新しい母を迎えた千秋。もうすぐ3歳になるのに言葉を話さない弟がいる璃子。中学3年でクラスメイトになった3人は、ある日、璃子の家に遊びに行くことに。そこで、璃子の弟が、千秋に頬にかみつく事件が起こる。璃子はその原因が詩織にあるという……。
そこから、仲良しだったはずの3人の関係がぎくしゃくし始める。そして、3人それぞれが抱える事情が明らかになり……。


俳句に打ちこむ中学生たちを描いた『わたしの空と五・七・五』でちゅうでん児童文学賞を受賞。突発性難聴をわずらった少女の新たな一歩を追った『蝶の羽ばたき、その先へ』で日本児童文芸家協会賞、および日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞を受賞。注目の児童文学作家の最新作!

...続きを読む

彼女たちのバックヤード のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月20日

    YA 作品です
    中学生の女子3人グループ、それぞれの視点で、章毎に入れ替わりながら描かれています
    表面的な付き合いだった3人ですが、あるきっかけから、お互いの家族の事情や過去の出来事などを知ることになります
    今までお互い感じていた誤解や思い込みという枠を越えて、相手を理解していく過程が分かりやすく描...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月21日

    中学。詩織、千秋、璃子の仲良し3人。ある時、璃子の弟のゆうの噛みつき事件によって、仲がギクシャクし、それぞれが背負ってきた背景と本音が徐々に明かされる。
    各々が持つ環境の立場で経験してきたコンプレックスや声にならない想いを、考え共感することで読み手も心の溝を埋められる気がする。高学年でも読める話だが...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月01日

    中3の三人の少女。一人の家に遊びに行った時に、その弟が突然噛んだことから、話が展開していく。初めは重苦しいが、三人それぞれの背景をよく読ませて、おもしろい。

    0

彼女たちのバックヤード の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    192ページ
  • 電子版発売日
    2024年01月25日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 児童書

児童書 ランキング

森埜こみち のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す