OCHABI Instituteのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「絵が上手くなりたい」
生きていれば、一度はそう願ったことがあるだろう。
自分も描くことが好きで絵画教室にも通っていた時期があったが、なかなか人に見せられる実力に到達せず。街中やSNSで絵師さんのイラストを見かけるたび、羨望と絶望が激しく交差していた…。
そんな自分でいるのに耐えきれず、昨年から思い切って絵、特に人物画を頑張ってみることにした。
レビューの中では恐らく初めての”How to本”になるのではないだろうか。
買ってまだ久しく、ちびちびとしか練習できていない。しかし、図の見やすさとシンプルなページ構成で何とか続けられそうである。
デジタルイラストに憧れて現在iPadをキャンバス代わりにしているが、本書はアナログ中のアナログ…用意するものは鉛筆に消しゴム、無地の紙だけである。鉛筆の持ち方から筆圧の調整・円や曲線を何往復もしながら描いたりなど最初は本当に地道で、ひたすら素振りの練習をしているようだった。
そこから段々顔の各パーツや全体像・更には簡単な背景へと章は進んでいく。要はその場で何か特徴を伝えたい時、パパッと描き留められるくらいのレベルには持って行けるってことかな。
恥ずかしながら、まだP94の「【Work06】正面向きの身体を描こう」までしか進んでおらず、一番やりたい「横向き姿勢」には遠く及んでいない…。
では何故そんな中途半端な地点でレビューなんか書いているのかと言うと、ようやく本書通りに手が動くようになって嬉しかったから。思わず記録(レビュー)に走っちゃうほど、この節目はデカい(笑)
今までこうした参考書なんか当てにせずフィーリングで描いてきたせいで、当初は手が正確に動いてくれなかった。人物画の下描きでよく見るような十文字(目・鼻・口)の周りに卵形の円(顔)を描くという基本形でさえ、邪魔くさく思えた。(下書きの線が多く、また、正確な位置とサイズにパーツを配置していく作業がしんどくて…)
上手くなるために買ったはずなのに…。
でもフィーリングのままだと左右アンバランスになったり等、当然おかしな箇所が多数出てくる。ここはもう降参して丁寧に読み込んでいくしかないと描き進めていくうち、ようやく手がルールを守るようになった(笑)
どのパーツも必ず比率が決まっており、例えば肩幅は「上半身の半分の長さで頭2個分」とされている。棒人間の骨格に肉体を上乗せしていく感覚だ。漫画やアニメほど豊かな動きではないにせよ、「これくらいの絵心があれば充分!」のレベル感ではあると思う。
「絵の描き方を学ぶということは、『もののとらえ方』『多角的な考え方』『伝え方』を学ぶということです。うまいかヘタではなく、伝えられるかどうかが大切です」(P173)
ようやく使い慣れてきたのもあって、本書もだいぶわが手元に馴染んできた。冒頭で「何とか続けられそう」と書いたが、入門書としては大変使いやすく、ひょっとすると上達しやすい部類かもしれない。
ここに描いてある比率で何度か人物画を描いてみたが、どれも今まで以上に安定して見える。次の「節目」を迎える日が楽しみだ。 -
Posted by ブクログ
制作者にとっての意図であり、ターゲットにとっての価値。その「コンセプト」が伝わるデザインに必要な要素は何かがわかりやすくまとめられている本。さらに、それぞれの要素について、実例を使っての読み解き方と、表現スキルを磨く実践ワーク、2つの切り口で双方向から具体的に学ぶことができます。
デザインの仕事をしていると、おすすめの本を聞かれることがあるが、これからはこの本を勧めます。抽象的か専門的かどちらかに偏りがちなデザイン関連本の中で、初心者にもわかりやすく、かつ私のような独学からデザイナーになった人間の解像度も高めてくれる、優しい教科書みたいな本です。 -
Posted by ブクログ
絵が下手とは何か、それがよくわかる内容と構成になっている。
まずは描いてみよう。そういうスタンスで、とても簡単に描ける順序で展開されている。読む本というより描きながら進める本となっている。
絵を描けるということは、わたしたちが実際に視ている対象物をより詳しく知れるということにつながることがよくわかる。
しかも、それらは簡単な構成要素に落とし込めることもわかるので、絵を描くハードルがかなり下がるのが良かった。
この本の最初のモチベーションは自転車を描けるか?かも。
表紙の画から想像したのは、情景を描ければ良いかなと考えていた。良かったのは3章の人物と5章の情景。画が上手くなるという感覚よりも、伝わる画とはなにか、構造から考えられるようになる点が一番得たことだった。
まったく画を描いたことがない人、かなり下手な人にはかなりオススメできます。 -
Posted by ブクログ
「アートやデザインといったクリエイティブの才能は特別なものと勘違いされがちですが選ばれた人間にのみ与えられた特権ではなくマーケティングと同じように論理的に学べば誰でも身につけられる」
本書を読むとやっぱり論理的に思考パターンを学ぶと言うことが大切だとわかります。
必要な手順を踏んで集合知を集めればクリエイティブな仕事はできると書かれています。
僕は絵心がなく才能がないと思ってましたがこれはただの怠慢やってんなとわかりました。
「世界を意識すればするほど創造性教育の基本はロジカルであったほうがいい」
感覚は才能のある人同士でないと共有できませんがロジカルな表現は共有できます。
思考が共有できると言うことは再現性があるということです。
僕が再現性のために定義とか言語化にこだわるのと同じやなと思います。
コミュニケーションコストが下がることでチーム内にシナジー効果が生まれてクリエイティブな仕事が可能になります。
「世界は今SDGsの実現に向かっている」
迷ったときに判断基準となるのはSDGsというのは目から鱗でした。
持続可能な社会の実現はなんやかんやいっても世界中が目指す指針です。
ただ誰もそのやり方は知らない。
どうやって辿り着けるか思考プロセスを大切にしないといけません。
思考プロセスをルーティン化するにはモチベーションを持ち続ける必要があります。
僕は自分の信念とSDGsのゴールが一致すれば良いのかなと思います。
世界の方向性と自分のやりたいことが一致すれば一緒思考プロセスを回し続けることができると思います。
本書は縁あっていただいたものです。
職場に持っていって座右の書の一つにしようと思います。
#翔泳社ブックアンバサダー -
Posted by ブクログ
デザインアート思考 使い手のニーズとつくり手のウォンツを同時に実現する10のステップ
著:OCHABI Institute
デザイン思考は「カスタマーへの共感」から、アート思考は「アーティストの価値観」から出発する。デザイン思考とアート思考のハイブリッド型とも言えるのが本書で説明されている「デザインアート思考」である。
言うならば、デザインアート思考は、「ニーズ」と「ウォンツ」の双方を重視しながら、マーケティングにより本質的な課題を発見し、プランニング(企画立案)により創造的な解決策へたどり着くことを目指す論理的思考法である。
本書の構成は以下の3章から構成されている。
①デザインアート思考とは?
②デザインアート思考で課題を解決しよう
③ビジネスでこれから求められる人材とは
デザイン思考もアート思考も先天的な能力で一部の人だけができる思考法ではない。後天的に努力で積み重ねで出来るようになるスキルでもある。
一見真逆のような概念の二つの考えをハイブリッド型として昇華させることで現代が求めている、これからも求め続ける市場を見据えた解決を叶えるスキルがデザインアート思考である。
思い付きではなく、全てはストーリーがあり、論理的に組み合わせることで独自性であったり、高付加価値の根源とすることができる。
本書においては、その組み立て方について、非常に丁寧に説明されている。マーケティングや戦略のフレームワークや知識の棚卸としても活用でき、その既知の知識を組み合わせることで新たな知識を得ることも可能としている。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ絵を通して観察力を高めようと思い借りた一冊。
見本を見ながら手を動かすのはとても楽しい体験。
立体あたりから急に難しくなる印象笑
メモ
・観察して描く。形を捉え、特徴を捉える。大きなパーツを描く。特徴を描く。
・対象を⚫️△■に置き換えてみる
・顔の形を骨格で捉える。顔の比率を知る。
・人の形を骨格でとらえる。人体比率を知る。上半身と下半身はほぼ1:1。顔はたまごやゼロの楕円。肩幅は頭2個分。腰幅は肩幅より少し狭い。肘は頭3個分の位置、膝は頭6個分の位置。
・デッサンでは白から黒の階調を使い分けることで明暗や陰影、遠近感を表現する。
えんぴつによる色の階調のことをバリュー色価とちう。
・絵の対象物はモチーフと呼ぶが、モチベーション、つまり描く目的を意味している。デッサンの基礎はモチーフをよく観察することからはじめる。絵が描けたということはモチーフを理解できたのいう実感につながる。デッサンの基礎を学ぶと描くコツのみならず、観察のコツも身についていく。五感の使いかたも変わってくる。
・オノマトペとは音や感触を言葉で表したもの。