大野博人のレビュー一覧
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ウクライナ戦争から予想される、西洋(欧米)の敗北という書籍の流れを踏襲し、今後の世界の見通しが書かれている。
興味深いのは日本の出版社から刊行されているので、論点が「日本はどうするのか?(どうなるのか?)」が描かれている点。
当然ながら朝日新聞が刊行しているので左派的な見方が多く、当然ながらアメリカファーストなトランプが大統領の非難は多い。
もちろん共助という考え自体は悪いとは思わない。
経済的合理性、効率が進展し、自由主義が蔓延している現代社会では、格差が開き、断絶が起きていると感じることが多い。
こういった権力の集中や民族の分断が加速している世界で、どのような切り口があり、そういった対 -
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エマニュエル・トッドとオードリー・タンまでの章はメッセージが明確で面白い。
それ以降については、とにかく自分の発言に責任を持ちたくないのか、どっちつかずなよく見る中庸な意見しかなく、つまらない(そういうのは社説や記事で読んでるからわざわざ本で読む必要がないと思っている)。
勿論、学者やインテリの態度としてそんな簡単にスタンスを踏めないのはわかるし、
この世の全てのことはグレーなわけでそんな簡単に白黒つけられないのも重々承知だが、
周知の事実として、グレーなことしかないこの世の中を語る時に「この問題は、(この世の常ですが、)グレーなのです!!」と言われてもねぇ…と思ってしまう(笑)
そんな -
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エマニュエル・トッドをはじめとする対談集をまとめた一冊。一見、表紙の方々が一堂に会して対談したものと勘違いして購入してしまったが、それぞれ別々に開催されたイベントであった。『西洋の敗北』を出版した後の反響や、不安定な国際情勢において日本の良さをどのように生かしていくか、示唆を与えてくれるもの。親日家であるエマニュエル・トッドが広島の原爆資料館を視察してもなお、日本の核武装を推奨していることについて、いろんな対談者が質問しており、興味深い内容であった。東アジアにおいて日本が極めて微妙なパワーバランスの中に位置していることを痛感させられた。
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日本では昨年(2023)のGW明けにコロナが5類(普通のインフルエンザと同じ扱い)となり、それを契機に報道によるコロナは終息し、今に至っています。最近(2024.7)では、コロナが流行っていているようですが、それほど騒がれてはいないように思います。マスクはするしないは別にして、袋入りのマスクをカバンに何個か携帯するようにはなりましたね。
この本は今年の2月に読破したものですが、本の内容が書かれたのは、2018-2021年なのでコロナ騒動の中で書かれました。私自身も、コロナによって働き方・生き方に大きな影響を受けたと思います、良かった点も変わってしまった点も含めて。レビューを書きながら、この本 -
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つい我々は印象だけで判断してしまう癖がある。
物事は一つの視点だけではいけない。他者の異なる意見が大事だ。
これは日本のメディアの課題が大きいと思う。
世界で起きている大事なニュースを、なぜ日本では報道がされないのか。
さらにいうと、それらを深く考察した番組などほとんど無いに等しい。
若年層ほどテレビ・新聞を見ていないのは、現前たる事実だ。
インターネットで自分の興味あるものだけを選択し視聴している状況では、ともするとこれら世界のニュースが置いてけぼりになってしまっている。
それは自分自身も反省の意を込めてだが、やはり世界で何が起きているのかを知ることはとても大切だと思うのだ。
さらに言うと、 -
Posted by ブクログ
フランス人の歴史家であり、文化人類学者、人口学者であるエマニュエル・トッド氏のインタビュー記事を本にまとめて出版された本。インタビューは、2018-2021にかけておこなわれ、以下の六つのテーマが収録されている。
1.トランプ政権が意味したこと
2.新型コロナ禍の国家と社会
3.新型コロナは「戦争」ではなく「失敗」
4.不自由な自由貿易
5.冷戦終結30年
6.家族制度と移民
インタビュー形式の本だとNHK出版の本が出来が良かった印象があるが、この本は、ただエマニュエル・トッド氏へのインタビューを一冊にまとめただけとも取れる。
フランス人の著作は何冊か読んだが、視点が哲学的で大国や歴史に迎 -
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