レイフ・GW・ペーションのレビュー一覧

  • 許されざる者

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    引退した警察官が、既に時効を迎えた事件の捜査をする・・・。

    そんなプロットの作品は、他にもあると思いますが、この作品で興味深いのは、その引退した警察官が国家犯罪捜査局の長官であったと言う事と、脳梗塞の影響で半身が不自由だと言う事。

    動けない捜査官と言うと、リンカーン・ライムシリーズがありますが、ライムほど動けないわけでは無く、最後は自分で事件に幕を引くために動いていたりする訳ですが。

    時効を迎えていたものの、真相が見え、犯人に選択を迫るわけですが・・・。

    そういう結末ですか。中々興味深い結末です。

    0
    2020年04月04日
  • 許されざる者

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    通りの向こう側を見通せるといわれた元犯罪捜査局長官が犯人を追う。体調の悪さと闘いながら。ののしりながら。
    すでに時効の切れた事件、見つけてどうする。
    武器は、的確な指示と判断力。
    物語は脇へそれることなく、事件の中心をグイグイ進んでゆく。飽きさせない。

    垣間見える頑固さがかわいい。
    いい仲間たちだ。

    0
    2019年10月10日
  • 許されざる者

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    退職した警官が過去の事件の調査を依頼され‥
    スウェーデンの人気シリーズの最終作。
    ガラスの鍵賞など、各賞総嘗めにした作品です。

    警官と言っても、このラーシュ・ヨハンソン、ただの警官じゃない。
    凄腕で知られる、国家犯罪捜査局の長官だったのです。
    退職後のある日、脳梗塞で倒れます。

    入院先の担当医の女性から、父親が気にしていたという、昔の事件を調べてほしいと頼まれます。
    牧師だった父が、犯人を知っているという懺悔を聞いたというのです。
    懺悔は本来秘匿すべきものなので、犯人の名前まではわからないのですが。
    すでに時効になった、25年も前の未解決殺人事件。
    かっての部下にも連絡を取り、少しずつ調べるうちにのめり込んでいきます。
    不自由な身となり命の危険を感じつつ、生への執念を燃やすように。

    ヨハンソンは兄との共同の事業でも成功しているし、年の離れた美人の妻もいる幸せ者。
    頑固なヨハンソンのもとへ、見た目が派手な若い女性の介護士が来たり、ヨハンソンを上回って押しが強い兄が心配して送り込んだ屈強な若い男性が傍に付き従ったり。
    思わぬ闘病&安楽椅子探偵生活を描く筆致はユーモラスです。

    当初は雲をつかむような話だった昔の事情が、微妙に違った角度で見え始める。
    部下たちが全幅の信頼を寄せている様子も微笑ましい。
    さぞ豪胆で頼りになる上司だったんだろうな、と。
    しかし倒れたというのに、好きなものを食べるのを全然やめないの、この男。
    引退したとはいえ、時効とはいえ事件を抱えているのだから、もう少し健康に気を配ったほうが!という気はしますが。

    最終作なのでオールスターキャストなのでしょう。
    この作品からの翻訳で、これっきり?なのかどうか。
    ちょっと、惜しいですねえ。
    次はどの作品が翻訳されるか?楽しみにしてますよ。

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    2019年07月19日
  • 許されざる者

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    時効となってしまった殺人事件を、引退した警官が捜査していく物語です。

    犯人自体のめぼしは割合早くついてしまうのですが、時効になっているケースだからこそ、「犯人をどう罰するのか?」というテーマについても触れられていて、これが中々興味深かったです。

    また、事件と同じくらいのボリューム感で、主人公の人生模様についても同時進行で話が進んでいきます。

    個人的には事件の真相に迫っていく一連の流れは面白く、読むのを止められませんでしたが、主人公自身の話の割合がちょっと多いかなと思いました(途中で中だるんでしまいました…)

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    2019年05月26日
  • 許されざる者

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    スウェーデンの小説は初めて読んだとおもうが、こんなの表現が面白いとは思わなかった。ストーリーも単純ではあるが引き込まれる。

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    2019年03月02日
  • 許されざる者

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    福祉国家、人権重視国家でさえ、子供への性犯罪は止められぬと思うと、絶望的になる。スウェーデンミステリは陰鬱な印象があるが、本作はユーモア系といってもいい程。
    そういえば、『名探偵カッレくん』、読み逃していたな。
    ラーシュの長兄とダメ捜査官のファーストネームが同じなのは何か意味があるの?綴りが違うのか?
    警察幹部の妻が銀行重役なんて、まず日本ではあり得ない。
    マックスの存在は真犯人の邪悪さを際立たせる。
    ラストで、真犯人に下されたのは人の手によるものだが、ある女性を見舞った運命は天意なのだろうか。
    <いかなる慈悲も与えるな>

    0
    2019年02月27日
  • 許されざる者

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    きっと面白い作品なんだろうけど、どうしても海外の翻訳ものが性に合わない。
    小粋なジョークとかあるんだろうけど、よくわからず。
    これが最初から日本語ならもっと没頭して読めたのになーと残念。

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    2024年07月28日
  • 二度死んだ女

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     北欧ミステリーのジャンルの広さを示すようなベックストレーム四部作の完結編。当初、ガラスの鍵賞を獲得した『許されざる者』でこの作家が気に入ったものの、本書のベックストレーム警部は、腕利きではあるものの酒と美女をこよなく愛するモラルの少し欠如したお笑い系キャラクターである。

     ちなみに『許されざる者』はふざけたところなど一切ない心打つ傑作であり、その主人公ヨハンソンのキャラクターは、忘れ難い。しかも同名の名作映画もぼくは好きである。バート・ランカスター&オードリー・ヘップバーンの1960年版の映画は特に。クリント・イーストウッド監督主演の1992年のもの、それを開拓期の北海道を舞台にリメイクした李相日監督の渡辺謙主演版日本映画作品も、それぞれ忘れ難い映画である。ペーションの日本デビュー作品は、それらとは同名にして全く異なるシックな警察小説であった。

     しかし本シリーズは、ミステリを主体にした警察小説でありながら、ベックストレームという経験豊富な警部による、実に快楽主義的な生活の日々と、優れた捜査感覚という相いれない二つの特性を持つ主人公を据え、それにも増した個性豊かな捜査スタッフたちによる執念の捜査が実を結んでゆくコミカルかつ熱心な模様が軽妙と重厚をクロスさせてなお面白い。何だか趣味じゃないなあと思いつつも、とうとう全四作読まされてしまったリーダビリティと、小説の核となるミステリ部分が優れているところがこの作家の個性である。

     何を隠そうペーションという独自なこの作家は、長年に渡りリアルな捜査畑にいた経験豊富な警察人生の後半より作家デビューした人である。なので捜査のリアリティ、捜査チームの持つ活気のような独特な気配をこの作家は活き活きと描くのだ。

     さて本書では、少年が無人島で見つけた古い頭蓋骨を警察署に持ち込むところから始まる。ベックストレームはふざけたなまけ癖のある男でありながら、周囲の人間に好かれるところがあり、少年との交流シーンや、真剣に頭蓋骨の主を捜査しようという姿勢にはとても好感が持てる。頭蓋骨を調べるうちに、タイのプーケットの大津波で犠牲になった女性のものであることがわかる。

     プーケットに旅行に出ようとした矢先に津波の情報を得て腰を抜かしていた元の職場の同僚の顔をぼくは想い出した。悲惨な津波による被害者は少なくなく、あの時の犠牲者が北欧ミステリーに登場するなんて思いもよらないことである。でもリアリズムとユーモアを混然とさせるこの老練な元警部であり実績のある作家ペーションの筆でその不思議な頭蓋骨の正体を探ってゆく、本作の骨格は驚くほどしっかりしている。地道な捜査による地味な本で、ベックストレームという特異なキャラを描くための寄り道も多い小説であるが、何となく読まされてしまうのだ。

     時にはにやりと苦笑いを交えながら、老練なユーモアと考え抜かれたミステリーという骨子に支えられたこの物語は、ぼくの日常に交錯する奇妙な香辛料のように、印象的に刺さってくるのだった。

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    2023年10月03日
  • 許されざる者

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    ネタバレ

    海外ものをよく読むけれど、
    上手いなと感心する翻訳と、
    ところどこと、ムムム・・・???と感じてしまう翻訳がある。
    本作は後者かな。
    もっと軽妙に読み進められるはずにのシチュエーションだと思うので、ちょっと残念。

    0
    2023年05月15日
  • 許されざる者

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    ネタバレ

    スウェーデンが舞台の長編ミステリー
    史実を絡めて物語が進むので現実味が強い作品でした。

    主人公は元凄腕の長官ヨハンソン。
    退職後に脳梗塞になり入院先の主治医から25年前のある未解決事件の話を受ける。
    時効を迎えている今、法的に罰することが出来るのか?また犯人は誰なのか?

    中盤で犯人像が明確になり、
    そこからどう追い詰めるかが面白かった。
    個人的にマティルダとマックスのキャラクターが良かった!2人が居てくれて良かった。

    ヨハンソンはもう少し体に気を遣って欲しいな。

    0
    2023年05月06日
  • 許されざる者

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    スウェーデンミステリーの大御所、GW・ペーションの作品を読んでみた。主人公が脳梗塞で倒れ、運ばれた病院の主治医からの依頼で、時効になった事件を再捜査する。協力者は個性的な面々で面白い。後半、事件の成り行きを知りたくて一気に読んだ。
    裏切らない展開である。

    0
    2023年03月31日
  • 悪い弁護士は死んだ 上

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    同じ作者の作品かと何度も確認した。「許されざる者」の主人公、ヨハンソンの人格や事件に向き合う真摯さが、このベックストレームと相反しているからだ。超が付く程の差別主義者で自己愛に満ちた主人公がどんな活躍をしてくれるのかしないのか、下巻が楽しみ。下品でどうしようもないベックストレームだが、愛着が湧いてくるからふしぎ。

    0
    2022年06月27日
  • 悪い弁護士は死んだ 下

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     この作家を読み始めたきっかけは『許されざる者』だったが、その作品はヨハンソンという警察長官のシリーズ主人公であり、しかもシリーズ最終作だった。物凄くシリアスで読み応えのある感動作だったのでかなり気になる作家となって記憶に刻まれた。

     同じ作家の別シリーズである本書ベックストレーム警部シリーズが今や、次々と翻訳されているので、期待して読んでいるのだが、このシリーズは、実はユーモア・ミステリー。誰が見てもアンチヒーローな助平ジジイイなベックストレーム警部だけが、喜劇役者のような主人公を演じる。生前のヨハンソンが顔を出してくれるシーンでは、複雑な想いとともにこの別シリーズのヒーローの個性の強さに改めて感銘を受けたりもした。

     ベックストリーム警部は、ヨハンソンと同じ地平にいるくせに、かなり際どい類いの主人公である。悪徳警官とは言わないまでも、私腹をこやし、女性を性の道具として利用、それ自体性差別なのだが、人種差別を含め、あらゆる差別の亡者でもある。

     それでいて彼を取り巻く警察組織の各部署のキャラクターは生真面目な普通の警察小説の地味眼な主人公たち。あくまで捜査責任者であるベックストレームだけが、エロじじいであり、アル中であり、昼寝大好きであり、私腹をこやすための努力を惜しまないダーティ極まりない漫画チックな主人公なのである。

     この手のミステリーで有名なのは、セクハラやパワハラも共通するワーカホリック警部として一世を風靡したあのR.D.ウィングフィールド描くシリーズ主人公であるフロストであろう。どちらも中年の下品男、それでいて事件解決能力の高い主役刑事をヒーローにしたミステリーの双璧と言えるのではないだろうか。

     フロストがどちらかと言えば、一気に沢山の事件を解決してゆくモジュラー型小説とすれば、本編のベックストレームは一つの事件の裏に重なる分厚い謎を運よく、結果的に解いてしまい、最終的に美味しいところをものにしてゆくという皮肉型主人公であるように思う。

     本書でもベックストレームの下品さや強欲さは全開極まりなく、ストーリーはオートマティックに進んでゆくのだが、スウェーデンらしく歴史の世界に入り込んでゆくエピソードの長さには、聞き役であるベックストレーム同様、読者としてもやたら退屈させられた。また歴史上の人物相関図が及ぼす現代の事件への難解度が半端じゃなく、これまでのシリーズ作としては最も長い、と言われる部分がこれのせいだったか、と思うと、ミステリー読者としては辛すぎる構成と感じた。

     作者が、犯罪学教授で、国家警察委員会顧問などの肩書を持っているとのことなので、ともすればストーリーテリングよりも楽屋落ちに近い蘊蓄方面に語りが入ると厄介、という印象がないでもない。

     このシリーズを読み続けるべきか否かを問われるぼくにとっては分岐点的作品である。中盤で100ページ余を費やしての面倒くさいエピソードの集積さえなければ、あれよあれよと解決に雪崩れ込む展開は魅力だ。何よりベックストレームの日常に関わるストーリーテリングの楽しさと、事件の時空スケールの退屈な奥深い語り口を秤にかけると、結論に至らずというのが、現在の私的心境である。あなたはこの怪作を如何、ご判断されるだろうか?

    0
    2022年04月08日
  • 悪い弁護士は死んだ 上

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     この作家を読み始めたきっかけは『許されざる者』だったが、その作品はヨハンソンという警察長官のシリーズ主人公であり、しかもシリーズ最終作だった。物凄くシリアスで読み応えのある感動作だったのでかなり気になる作家となって記憶に刻まれた。

     同じ作家の別シリーズである本書ベックストレーム警部シリーズが今や、次々と翻訳されているので、期待して読んでいるのだが、このシリーズは、実はユーモア・ミステリー。誰が見てもアンチヒーローな助平ジジイイなベックストレーム警部だけが、喜劇役者のような主人公を演じる。生前のヨハンソンが顔を出してくれるシーンでは、複雑な想いとともにこの別シリーズのヒーローの個性の強さに改めて感銘を受けたりもした。

     ベックストリーム警部は、ヨハンソンと同じ地平にいるくせに、かなり際どい類いの主人公である。悪徳警官とは言わないまでも、私腹をこやし、女性を性の道具として利用、それ自体性差別なのだが、人種差別を含め、あらゆる差別の亡者でもある。

     それでいて彼を取り巻く警察組織の各部署のキャラクターは生真面目な普通の警察小説の地味眼な主人公たち。あくまで捜査責任者であるベックストレームだけが、エロじじいであり、アル中であり、昼寝大好きであり、私腹をこやすための努力を惜しまないダーティ極まりない漫画チックな主人公なのである。

     この手のミステリーで有名なのは、セクハラやパワハラも共通するワーカホリック警部として一世を風靡したあのR.D.ウィングフィールド描くシリーズ主人公であるフロストであろう。どちらも中年の下品男、それでいて事件解決能力の高い主役刑事をヒーローにしたミステリーの双璧と言えるのではないだろうか。

     フロストがどちらかと言えば、一気に沢山の事件を解決してゆくモジュラー型小説とすれば、本編のベックストレームは一つの事件の裏に重なる分厚い謎を運よく、結果的に解いてしまい、最終的に美味しいところをものにしてゆくという皮肉型主人公であるように思う。

     本書でもベックストレームの下品さや強欲さは全開極まりなく、ストーリーはオートマティックに進んでゆくのだが、スウェーデンらしく歴史の世界に入り込んでゆくエピソードの長さには、聞き役であるベックストレーム同様、読者としてもやたら退屈させられた。また歴史上の人物相関図が及ぼす現代の事件への難解度が半端じゃなく、これまでのシリーズ作としては最も長い、と言われる部分がこれのせいだったか、と思うと、ミステリー読者としては辛すぎる構成と感じた。

     作者が、犯罪学教授で、国家警察委員会顧問などの肩書を持っているとのことなので、ともすればストーリーテリングよりも楽屋落ちに近い蘊蓄方面に語りが入ると厄介、という印象がないでもない。

     このシリーズを読み続けるべきか否かを問われるぼくにとっては分岐点的作品である。中盤で100ページ余を費やしての面倒くさいエピソードの集積さえなければ、あれよあれよと解決に雪崩れ込む展開は魅力だ。何よりベックストレームの日常に関わるストーリーテリングの楽しさと、事件の時空スケールの退屈な奥深い語り口を秤にかけると、結論に至らずというのが、現在の私的心境である。あなたはこの怪作を如何、ご判断されるだろうか?

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    2022年04月08日
  • 見習い警官殺し 下

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    ネタバレ

    (上巻より)

    しかも、事件の方は、
    警察官の卵の女性が酷い殺され方をするという、
    警官を怒らせるような事件だと言うのに。

    犯人逮捕までの道のりも紆余曲折というかうだうだだし、
    裁判の結果も精神病院への隔離で終わってしまったし、
    被害者の母親が自殺してしまったのも、
    全く共感できない主人公が、
    最後に大して痛い目に遭っていないのも、
    全く納得がいかない。

    何が良くてこの主人公のシリーズが続いているのは、
    どういうことなのか、誰か教えてほしい。

    0
    2022年01月20日
  • 見習い警官殺し 上

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    ネタバレ

    「許されざる者」と同じ作者だったので。

    この作品はミステリーでもなければ、
    警察小説でもないし、さらに言えば娯楽でもない。
    忍耐力テストだ。

    四分の三ぐらいまで延々ととそれが続く。
    (上巻の四分の三ではない、全体の四分の三!)
    とにかく捜査は進まないし、
    主人公の差別的な態度、
    下ネタ発言、そして経費のごまかしや飲酒と
    ひたすら不愉快な内容に耐えなければならない。

    (下巻に続く)

    0
    2022年01月17日
  • 許されざる者

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    始まりは慣れるまで読みにくく、その後にどんどん面白くなり、最後はまたあっけなく終わって拍子抜け。解説でこの原作はシリーズだとわかり、その最終巻にあたるのだと知った。現時点ではシリーズ自体は翻訳されていないようだ。賞を獲った作品なので、これだけ独立して読んでも面白いはずなのだろうが、自分には今ひとつ入り込めず、熱量がクライマックスまで保てなかった。

    0
    2021年05月05日
  • 許されざる者

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    リタイアした高位の元警察官が時効を過ぎた残虐な殺人事件に関わる羽目になる。
    その明察な推理と行動力によって犯人を見つけたが、主人公は呆気なく急死してしまう。
    最後まで飽きさせない面白さ。
    他の作品も読みたい。

    0
    2021年03月15日
  • 許されざる者

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    ネタバレ

    国家犯罪捜査局の元凄腕長官ヨハンソン67歳。
    引退して悠悠自適だが脳梗塞で倒れ、後遺症の麻痺が残る。
    入院中に女医から過去の迷宮入り事件を相談される。
    女医の父は牧師で、懺悔で25年前の未解決事件の犯人について聞いていたというのだ。でも誰の懺悔か?誰を指したのかもわからず。
    9歳の少女が強姦されて無残に殺された事件だが、時効になっていた。
    ラーシュは相棒だった元刑事、義弟、介護士、兄から送られたボディガードらを手足に、事件を調べ直す。
    長編だが一気に読んでしまった。

    解説を読むと、このヨハンソンはシリーズ物らしくて、これが最終巻とのこと。
    なんでこれが一番初めに訳されて出版されるのか?

    些細な証拠から犯行現場を推測して、そこから地道に捜査をする。
    自分は動けないので周りの者を手足にして犯人にたどり着く。
    さて、そこからどうするか?時効によって刑事責任は問えない。
    1.このまま放置する。
    2.殴り殺す。
    3.マスコミにばらす。
    4.被害者の父親にばらす(父親は米国で成功した有力者)
    5.犯人に悔い改めて自ら刑務所に行く選択を与える。

    ここから何を選択するのか?
    長い割に物語自体は割ととんとん拍子に進むので飽きは無い。

    面白かったのは、ミレニアムの登場人物の名前が結構出てくる。
    名探偵カッレ君とか(これは登場人物ではないけど)
    ラーシュが介護士にネットは使えるか?と聞くと「リスベット・サランデルほどじゃないけどね」とか。

    最近読む小説の主人公が高齢者(戻り船の伝二郎は68歳)が続くが、皮肉屋で台詞「」の後に、自分の本音がはさまって、なかなか愉快。
    もっと邦訳が出て欲しい作家。

    0
    2020年07月26日
  • 許されざる者

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    読んでも読んでも終わらないなかなかの長編だった。でも特捜部の方が断然おもしろい。訳にちょっと違和感、どうして6l0代の主人公にわしとか、かたじけないとか言わせるのかな

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    2020年05月21日