夕鷺かのうのレビュー一覧
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ネタバレフェルに嫌われていると思っているクロウと、クロウに惹かれているけど、離婚しなければいけないフェルの掛けあいが絶妙です。
今回は新婚旅行ということで、向かった先のイメージはカッパドキアなんですけど、新たに出て来たクロウの兄、皇太子のジルフォードがまたいいキャラしてます。のほほんとしているのは表向きな感じで、意外と腹黒いように思います。
シレイネと離婚してもフェルを妻に迎えることは身分差からできなくて、シレイネとしてしかフェルを手元におけないって、シレイネのフェル相手に何気なくいちゃつこうとしているクロウがなんとも健気で、がんばれーって応援したくなります。
シレイネとフェルがなんでそっくりな -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ3作目。
今回、フェルとクロウは新婚旅行に・・・。新婚旅行といってもそれは言葉だけのもので、本当はクルヴァッハ領内で起きた呪毒事件の黒幕を探るための旅。前回の呪毒事件の時に、育ての親であるガウェイン先生がその呪毒の餌食となり、辛い思いをしたフェルは黒幕探しのこの旅に並々ならない熱意を示す。その上、クロウに自分と協力して黒幕を探そうと言われたので、フェルはこの犯人捜しにさらなるやる気を見せていた。そんな中、クロウの長兄・ジルフォードが旅先に突然、現れて・・・。
今回もテンションの高い内容でした。この話はラブ度よりもコメ度の方がだいぶ高い気がします(笑)フェルのセリフとかだいぶ可笑しい -
Posted by ブクログ
ネタバレ2巻目。離婚したいフェルと離婚したくないクロウ。クロウはフェルに離婚したい理由を聞くため、離婚をエサに賭けをしてます。そんな中、フェルの育ての親、オネエの院長ガウェイン先生がやってきて、大事になってます。
フェルとガウェインは母子?の絆なんですけど、意外とガウェイン先生が美丈夫だったためか、クロウがなにげに敵対心を燃やしてるのがなんともいえません。
フェルとクロウが接近したりして、お!この展開は!って期待してたりするときもあったんですけど、なまじ芸達者なフェルがクロウに掌底をみまったりして、あっさり終わったり・・・。あーあ。掌底で顎やられたクロウの様子は彼の名誉を尊重してか、省かれてました -
ネタバレ 購入済み
好きな作家さんなんだけど
今回はクセが強くて読みづらかったなぁ。
いつも通り軽快なのは良いのだけど、相手とのやり取りよりも脳内ノリツッコミが激しくて。
設定や世界観が難しい上に脳内再生のせいで本質がボヤけてしまうので、なかなか読み進められなかった。
しかも続く。
ちょっと作風を変えたのかなぁ?
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全体的にXでの男女論争を詰め込んだような一冊だった。
性別入れ替えというフィクションならではの設定は面白かったけど、「男女差別」に対する筆者の固定概念に終始していたような気もしていて、現実的な時代背景に触れてもらえるとより読み応えがあったかも。
『別にこちらを当て擦っているわけでもない誰かを否定したり、攻撃していないと自分が揺らぐのなら、今の在り方そのものを見直さないといけない。
〜誰かの不幸から蜜の味がするなら、そう感じる己の味覚こそ不幸だと…そう思います』
男女差別をテーマにしながら、劣等感ゆえに人を攻撃している自分に気づくこと、自分が持っていないものを他人で補うべきでないこと、周りの固 -
Posted by ブクログ
今まで読んだ夕鷺かのうさんの作品とは少しテイストが違う感じ。
一部グロさがあるのは共通ですが。
特殊葬儀屋の兄弟、なんとなく序盤で兄のことは気付きましたが、そこに特殊葬儀屋の意味があるのですね。
葬儀ということで、当然死者が絡むミステリになりますが、民俗学とか難しい内容が多々あり、理解できたとは言い難いです。
それでも知らない世界のことはおもしろいですね。
伝統とか言い伝えとか、守るべきものもあるんでしょうけど、現代にそぐわないものも、きっともっとあるんだろうな。
根本的になところは解決してないけど、続編とかあるのかな。
アニメ化とかしてたら、よりわかりやすくておもしそう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ夕鷺さんといえばビーズログ文庫やオレンジ文庫の印象でしたので、ライトノベルではない作品も出されるんだとまず驚きました。
本作はいわゆる一般文芸だと思うのですが、非常にテンポよく読み進められました。
男女逆転ものはライトノベルによくみられる要素(?)だと思います。わたしは、入れ替わってしまったことによるハプニングを楽しく読むという印象がありました。しかし、本作は男女逆転したことによる、男性ならではの生きにくさ、女性ならではの不自由さが描かれている。
職業によって男性はちょっと…と言われてしまったり、ブラザーペナルティに気づく。
男だったら出世すると称賛されることがほとんどなのに、女性が出世すると