マルクス・アウレリウスのレビュー一覧
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この本の内容はまだ自分には少し難しい部分もあって、理解しきれないところもあった。しかし、若いうちにたくさんの経験を積んで、いつかこの内容をもっと深く理解できるようになりたい。
他人の評価を気にせず、自分が正しいと思う道を突き進む重要性を実感する作品だった。彼の言葉は一見厳しそうだが、その厳しさの中にも優しさが感じられ、特に『死を恐れるな』という言葉が印象に残った。自分にはとことん厳しかったマルクスだったけど死を恐れるなって沢山書いてあったことから見ると、マルクス自身も死が怖かったから自分を戒めるために死を恐れるなって何度も書いていたのかな。マルクスの精神力の強さを実感するとともに、五賢帝最後の -
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ネタバレローマ皇帝でありながら、生涯を通じて哲学的思索を探求し続けたマルクス・アウレリウスの書。
彼の生きた時代はストア哲学が大いに流行った時代でもあったそうなので、彼の思想的スタンスもストア哲学そのものです。
あとがきにもありますが、彼が皇帝を務めた時代もローマ帝国は動乱の中にあって、彼自身も外敵との戦いのために幾度となく遠征に赴き、そして最後はその陣中で没しています。
そのような多忙を極める公務の中にあって、体系だった研究はさすがに無理な話。そのため本書は彼が公務の合間に思索したり、ふと思いついたことを書き綴った内容が中心になります。
個人的にはそのようなスタイルでまとめられた本書は非常に読みや -
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ネタバレマルクスアウレルウスによる瞑想記録ノート
テーマごとにまとめて構成されており、非常に読みやすいし、共通、痛感する心理のようなものがなんとなく読み取れる。大事なことを再認識するための良著といえそう。
メモ
・書くエクササイズは自分の思いが整理されて沈静化され、明日への活力も生み出されるためおすすめ。
・心を乱されるな。現在のみしか人は生きれない。
・運命がもたらすものを歓迎せよ
・自然がもたらすものはみな美しい。
・物事の内側をみよ。固有の性質と価値を見逃すな
・自分の中に泉を掘れ。そこには善という水が溢れている。掘り続ければ決して枯れてしまうことはない
枯れることがなく水が湧き出る泉を自分の -
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ストア哲学の結晶とも言える著作。
著者はローマ皇帝。その義務の合間の、僅かな余暇を割いて、彼が本来求めていた哲学に立ち戻り、思索を書き綴ったもので、自分自身に宛てて書いたものである。
彼の義務と天性の齟齬を痛ましい程に実感しながらも、なお、人間として与えられた義務を果たす為に自ら叱咤し、励ます筆致は、これまで、同じような境遇にあった多くの人々を励まし、また未来においても励ましてゆくのだろうと感じられる。
岩波文庫に神谷美恵子の訳もある。
神谷訳は旧字体の語調(現行版では字体は勿論改められている)で、皇帝の苦悩を前面に押し出した訳文という印象。
一方でこちら鈴木訳の印象は、補語を多く使用しており -
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2000年前のローマ皇帝マルクス・アウレリウスだって、揺れる心と向き合いながら思索を書きとめていました。
子育てに悩み仕事に追われ、
思い通りにならない現実に途方に暮れる私たちを、遠い昔の皇帝の独り言が励ましてくれるなんて。
なんだかとてつともないロマンだなと思います。
「変えられないものは受け入れ、
今この瞬間に集中して生きること」
えッ、あちこちで散々言われてることじゃないの…
子どもの気持ちも、
他人からの評価も、
まだ来ていない未来も
自分でコントロールすることはできないから、
本質的じゃないものは捨てて、
今ここにフォーカスしよう!
って
令和の華やかな起業家の言葉より
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Posted by ブクログ
新しい発見はなかったが、そうだよなあそうだよあと頷きながら読み進められる本。
自省録は、誰かに読ませるための本というより、自分に向けて書いた日記のような記録。
同じような内容が何度もでてきており、マルクス・アウレリウスがたくさん悩み、反省しながら生きていたのだと感じられた。
「五賢帝」の一人とされるマルクス・アウレリウスが、"世界史のテストに出てくるだけの異次元の人"ではなく、本当に生きていたのだと実感させられました。
人生最後の仕事だと思って取り組むこと。
今この現在という瞬間だけが重要だ。
人生は短い。未来が来るか分からない。
皇帝ぶることのないよう、内面まで外面 -
Posted by ブクログ
以前から気になっており、何処かのタイミングで読めればいいな!と思っていた。初めて行った書店で非常に目につくところに置いてあり、これも出会いかとその場で買って帰る。哲学というと物凄く敷居が高く感じてしまう自分がいたが、読んでみると案外腑に落ちる!勿論全てにおいて理解できるというわけでなく、小さな疑問や意味がわからない言葉も多くあるが、それはそれ!極端にわかりにくいという事は無い、逆に論語の素読をしているような気分で読んでみると何気なく心に響く言葉が多く、読んでいて安心出来る気持ちになれる。
どちらかというと感銘する言葉を日々覚えていくより、気軽に読んで読み返し全体の流れや空気感を愉しむような読み