五十嵐佳子のレビュー一覧

  • 桜色の風 茶屋「蒲公英」の料理帖

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    40年間、武家の奥様に仕えた「さゆ」
    奥様を亡くし、実家に戻ったがやることはなく
    寂しいばかり。
    幼なじみの「小夏」との会話をきっかけに
    料理が好きだという気持ちを思い出し
    小さな茶店を開くことにする。

    商うものは、小さな急須でお客様の好みに合わせて淹れるお茶と飴色のたれをとろっとかけた小さな白い団子のみ。

    五話の短編になっていて、読みやすい
    町の人たちや、実家の姪、昔の奉公先の与力さんや
    奉公先で少し恋心を持った方など、出てくる人たちの気持ちも優しくほっこり出来る。
    各話で出てくる季節のお料理も、素朴で丁寧で彩りが目に浮かぶようだった。

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    2024年12月06日
  • 麻と鶴次郎~新川河岸ほろ酔いごよみ~

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    主人公と名前と酒好きというところから購入(笑)
    そしてコンプレックスや親との葛藤とか。なんか通じたりしてしまった。
    大きな捕物帳ではないけど、色々解決していく物語。
    鶴次郎がイケメンすぎて、なんだかなぁ。(うらやましいのではない?)




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    2023年09月28日
  • 桜色の風 茶屋「蒲公英」の料理帖

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    時代小説だけどとても読みやすかった。
    料理帖と言う割に料理の要素はそこまで強くなく、どちらかというと主人公であるさゆさんの人柄に惹かれる物語だった。
    柔らかでありながらも芯があり余裕のあるさゆさんに憧れる。

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    2023年08月06日
  • むすび橋 結実の産婆みならい帖

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    母の死によって産婆を志した結実。ベテラン産婆の祖母のもとで修業する姿は好ましく成長を見守っていきたいシリーズ。
    だけど出産以外での結実の言動が少し子どもっぽいかも(源太郎に弟と比べるようなことを言って発破をかけるところとか)この先、大人びてくることを期待。
    時代が幕末じゃない方が良かった気もします。幕末は好きですが、この小説に関しては上手く融合しているように思えなかった。お産の話だけに集中していた方がもっと面白かったんじゃないかな。

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    2022年12月31日
  • 願い針 結実の産婆見習い帖

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    若い産婆のすずと結美。
    それぞれの結婚生活、子育てという環境の変化で、江戸の頃、女性の仕事として確立していたサンバという仕事が深く描かれる。

    若い女性の心情や当時の時代性も描かれ面白みのあるシリーズ!

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    2022年11月22日
  • 願い針 結実の産婆見習い帖

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    章太郎の笑みには、歌舞伎にいっしょに行くことになってよかったという思いがこもっていると思った途端、はっとした。

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    2022年11月12日
  • むすび橋 結実の産婆みならい帖

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    江戸時代の女性の仕事として確立していた『産婆』と、それを目指す修行中の女の子たちが主役。

    安政の大地震でお腹に妊った母親を亡くした結実。
    祖母は腕利きの産婆、真砂。
    弟子仲間にすずがいる。

    父親は医師、母は実母亡き後育ててくれた叔母(母の妹)絹。父と絹の実姉が弟章太郎。
    父の内弟子は頼りになる源太郎。

    仕事を通じて様々な環境の女性に出会い、考えたり悩んだりその成長ぶりが物語。
    楽しみなシリーズになれば。

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    2022年05月22日
  • 金子と裕而 歌に生き 愛に生き

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    『エール』の原作。
    我が家にはテレビがないので、ピンとこなかったのだが、連続テレビ小説のことね。なるほど。
    この時代にこの行動力、素晴らしい。やってみること、やってから考えればいいのかも。

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    2021年11月24日
  • むすび橋 結実の産婆みならい帖

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    地震で身重の母を亡くした結実は産婆になろうと決意し、十二歳から祖母の元で修行に励む。

    全ての子どもが望まれ愛されるわけではない現実と、それでも子どもを愛し産み育てる者もいる現実とを描く点は好ましい。「運を天に任せるしかないがそれでもきっと生きていることは尊い」という作者のメッセージが伝わってくる。

    ただストーリー展開が早く、出産や育児に纏わる苦しみと悲惨、喜びと幸福がバランス良く描かれているとは言えない。激動の時代を舞台にしながら、その必然性もいまいち伝わってこない。ラストも予定調和という印象が否めない。悲惨になりすぎない話が読みたい人にはお薦め。

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    2021年07月10日
  • 金子と裕而 歌に生き 愛に生き

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    朝ドラ『エール』のモデル、古関裕而・金子夫妻の物語。

    ドラマとは違う部分がいくつかある。
    顕著なのは志村けんさん演じる小山田のモデル・山田耕筰がドラマとは真逆で常に裕而を応援してくれていることと、金子の母親みつが当時としては典型的な母親、つまり金子には歌手という夢を見るのではなく身元と経済力がしっかりしたよき男性の元へ嫁いで欲しいと望んでいたこと。

    一方、ドラマ内で夫婦が時にバカップルばりに二人で盛り上がっているシーンがあるが、実際のところもかなりの熱々振りだった。
    序盤には元々文通から始まった二人の往復書簡が綴られているのだが、読んでいるこちらがドキマギしてしまうほどあからさまで熱く盛り

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    2020年05月24日
  • 八重の桜 一

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    会津戦争に巧みに言及した本が見つからず、やむなく低視聴率の大河ドラマのノベライズを読破。
    ・・・松平容保が京都守護職を引き受けてから会津戦争が終結するまでの話はすげー面白いじゃん。
     大河ドラマではその後も同志社設立やら新島襄との結婚周辺をめぐって(西南戦争もあるはある)20話ほどジミに続くんだけどさ。
     ということで《松平容保が京都守護職を引き受けてから会津戦争が終結するまで》に絞って、誰か小説を書いてくれないかな。星亮一みたいな偏りまくった感じじゃないものを

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    2017年12月06日
  • 花燃ゆ 四

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    すべて終わってからの復習になりました。ドラマ見てる時にはちょっとうざかった場面も、こうやって読み返すと悪くない感じでした。

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    2015年12月27日
  • 花燃ゆ 一

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    今年2015年の大河ドラマのノベライズ、3月までの分。
    1858年、明治維新の10年前まで。それからの10年に比べればまだ平穏と云えるでしょうか。そう云えば、ドラマは2回目から井上真央になったけど、文ちゃん、まだ12、3歳なんだよねえ・・・

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    2015年01月18日
  • 花燃ゆ 一

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    20150112
    吉田松陰の妹を描いた。大河ドラマ始まったところ。TV一話は今一だったがこれから面白くなりそう

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    2015年01月11日
  • 花燃ゆ 一

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    2015.1.3

    久坂玄瑞と文のやりとりがごちそうさんみたいな感じ
    東出くんの当て書きか?
    思ったより志士達との交流が無いかも?
    久坂と文のやりとりにちょっかい出す高杉くん(&塾生)は なかなかニヤニヤするな…

    1巻で 結婚
    2巻で 死別
    3巻で 子守
    4巻で 再婚
    な予想。

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    2015年01月05日
  • 八重の桜 四

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    どんどん発刊が遅くなったので、放送されてないのは最後の3話のみ。ほとんど復習でした。
    最後はすごい駆け足。

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    2013年11月30日
  • こども小説 ちびまる子ちゃん3

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    小さい頃家にちびまる子ちゃんの漫画がありました。
    アニメも見てたし、
    「もものかんづめ」とかエッセイもありました。
    さくらももこ、けっこう大好きだったな~
    大人になっても漫画やエッセイ読むと笑っちゃう
    アニメもちょっと前に少しみたらすごい面白かった

    で、小説はというと、
    あの独特の展開やセリフを文章にして、キートンさんのツッコミも地の文で再現して、けっこうむずかしいと思う
    けど、楽しく読めたのでよかった
    本読んで笑い声あげたのひさしぶりかも?

    おもしろいなーちびまる子ちゃん・・

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    2011年07月10日