あらすじ
旗本の嫡男との駆け落ちに失敗し、身籠っていた子を里子に出されてしまった商家の娘・静。その後番頭と祝言を挙げ、男子を出産した静が息子の名を呼ばないことを心配した結実は……幕末の江戸で産婆をする結実の成長を描く、シリーズ第3作!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回も面白かった。「初霜おりる」で真砂が子ども時代を振り返るから、まさか?と思ったら何でもなかった。良かった。
結実の産婆の腕も上がってきて結婚もして、順調に見えるけど家庭や仕事のことで悩むのはいつの時代も同じだなあ。この当時は特に風当たりが強かったかな。
結実もすずも頑張れー。
Posted by ブクログ
このシリーズを読むのは2作目
順番は前後している
江戸時代の人情小説はどれも読んでも面白い
久しぶりの結実
読み始めて、多くのことがよみがえってきた
Posted by ブクログ
若い産婆のすずと結美。
それぞれの結婚生活、子育てという環境の変化で、江戸の頃、女性の仕事として確立していたサンバという仕事が深く描かれる。
若い女性の心情や当時の時代性も描かれ面白みのあるシリーズ!