山崎貴のレビュー一覧
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ネタバレ2024最初に感想を書く小説は、この『(小説版)ゴジラ-1.0』。
私だけかも知れないが、映画を先に観るか、原作小説もしくは漫画、または、ノベライズ作品を先に読むか、悩んでしまう。どちらを先にすべきか、その正解は未だに分からないが、一つはっきりと言えるのは、本当に好きならば、両方とも観て、読むべきだ。
この『(小説版)ゴジラ-1.0』を、私は映画を先に観て、監督である山崎貴さんが書いた小説を後に読んだ。ぶっちゃけ、これは、小説を書店で買えなかったので、流れで映画を先にしたって感じ。小説を読んだ時は、これと言った後悔やつまらなさはなく、むしろ、更に楽しめたので、『ゴジラ-1.0』に関して言えば、 -
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気づいたら私たちの側にはいつもドラえもんの存在があった。不思議なポケットから未来の道具を出してくれて、どんな時でも助けてくれる。のび太くんの隣には、いつもドラえもんがいることが当たり前だったし、のび太くんを通して、私たちの側にもいつもドラえもんはいてくれた。
でも考えてみたら、ドラえもんは未来から来ていて、本来は今の時代にいない存在で……。いつかは未来に帰ってしまう……。
未来へ帰ってしまうドラえもんの存在もそうだし、しずかちゃんに語るしずかパパの言葉でも、当たり前がどれほど貴重なものなのかと、改めて気づかされた。
当たり前だと思っている貴重な今を大切に過ごしたい。
そして、少しでもいいか -
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今年1月、「ゴジラー1.0」のモノクロ映像版を観た。機会があれば是非観て欲しい。カラー版に残っていた「特撮色」が上手い事消え去って、まるで戦後間も無く作られたのではないかと錯覚するようなリアル感が時々襲って来ることによって、ゴジラというとんでもない怪物を招来させてしまった「時代」という化け物が浮かび上がる作品になっていた。
小説版は、映画のあとに読んだり聴いたりした方が良いと思える(私はaudibleで聴いた)。幾つかの興味深い「監督自身の世界観の表出」はあるのだけど、映画俳優たち個々の感情表現の方が、ナレーターの台詞回しを残念ながら凌駕しているからだ。何よりもゴジラの存在感は、映像を見てい -
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Audibleにて。
痣の正体がゴジラ細胞だった場合、次作はゴジラ対ノリランテになるのかしら。…だとしたら見ない。
戦争と核の象徴としてのゴジラではあるが、今回のはどちらかというと神とか自然災害とか、人の手ではどうしようもないものの象徴のように感じるな。
その意味では人災よりも天災に近いイメージ。
が、そもそも人災は本当に人間だけのせいなのか?とも考える。たとえ人災といえど、抗い難く起こったのだとすれば、もはやそれは運命に近いのではないか。人の手でどうにかなるのか?戦争は人災なのか?
…なかなかに人の叡智、その可能性を信じられなくなってるな。
しかしこれとは逆説であろうか。「その責任は人 -
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ネタバレP20 零戦の20mmに限らないけど、200から300m先に左右の射線が交差するように設定してあるので、砲台や銃座としては使いにくいのが現実。
P69- 新生丸、海進丸が『ジョーズ』のクライマックス
P113 四号戦車…試製四式中型戦車(75mm砲)のことか?
P115 固体が液体をスキップして気体になる。なんで昇華と記さないのか?学校で習うよね?
115/188ページでヒロイン死亡
P138 震電を修復するための橘召喚で、敷島の取った手段が外道の極み。でも、本気度が伝わる。
P163 エアブレーキ、フラップ
空戦フラップというのがあったけど、空中戦機動では速度の低下はダメというのが基本だった -
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山崎貴『小説版 ゴジラ-1.0』集英社オレンジ文庫。
ゴジラ70周年記念作品となる映画『ゴジラ-1.0』を山崎貴監督が自ら小説化した作品。
原点回帰のゴジラといった感じで、ストーリーは単純明解だ。初代ゴジラと同様にビキニ環礁での原爆実験によって巨大化した古来からの生物がゴジラと化し、戦後の日本を襲う。ゴジラに必死で立ち向かう日本。果たして日本はゴジラを打ち倒すことができるのか……
戦争末期、零戦で特攻出撃した敷島浩一は自らの命を長らえるために卑怯にもUターンし、大戸島に軟着陸する。しかし、その島に突如現れた未知の巨大生物、呉爾羅。呉爾羅は大戸島の整備兵たちを襲う。逃げまどう整備兵たちに -
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