竹中てる実のレビュー一覧

  • 残酷すぎる成功法則

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    ネタバレ

    『残酷すぎる成功法則』読書メモ - 楽描人カエルン的視点

    ◆逆説が生み出す成功の本質
    この本が従来の自己啓発書と決定的に違う点は「矛盾する要素を統合する技術」にあります。私が特に重要と感じた3つのパラドックス:

    1. 【諦める勇気×粘り強さ】
    海軍特殊部隊のデータが示す「戦略的撤退」の重要性と、20時間ルールによる適性判断。粘り強さの再定義が必要。

    2. 【利他×自己防衛】
    ギバーが成功する条件は「境界線を引いた親切」。週2時間の援助時間制限と信頼貯金システムの構築が鍵。

    3. 【専門性×多様性】
    π型知識構造(3つの専門+横断スキル)が創造性を58%向

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    2025年06月07日
  • 残酷すぎる人間法則

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    人との繋がりが最も人の幸福に寄与するという観点から、さまざまなエビデンスを基に人間関係を深めるハウツーを教えてくれる本。

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    2025年05月05日
  • 残酷すぎる成功法則 文庫版

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    進化論みたいなもので、成功者はたまたま運が良かっただけ、という考え方もある。だが、実業の成功は行動しなければ果たし得ないし、同事業が他所と同居するようなやり方では大ヒットはしない。つまり、「行動すること」と「差があること」が成功法則の最低条件となる事は予想できる。従い、受け身で構えて高得点を狙う〝傾向と対策“型の優等生に出番は来ない。しかし、日本の経営者は〝社内制度“の覇者だから、流動性が上がらぬままプロ経営者、アントレプレナー精神が不在という状況、この量産化や再生産という構図が変わらないならば、外部変化が早くなるほど、多くの日本企業には困ったものである。

    以上は読む前の感覚だが、本書もそん

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    2024年12月28日
  • 残酷すぎる人間法則

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    売らんがためなのだろうか、原題とかけ離れたタイトルは。ただ監訳者の橘玲氏の他の著作と同じように、ただ冷酷な現実を突き付けて終わりなのではなく、その現実を踏まえて本当に人が幸せに生きるとは何のかという一つの解を提示する。
    監訳者序文の一行目「人生においてだた一つ、本当に重要なものは他者との関係だ」とあるが、ここに至るまでにいろいろあるから忘れてしまう。終わりまでたどり着いて見返したときに「あ、ネタバレしてたのか」という感じ。
    人の心は見た目が2割。犯罪者プロファイリングの精度は3%以下。人の心を読むことなど自分が思っているほどできない。脳が勝手に生み出すストーリーにとらわれて確証バイアスに苦しま

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    2024年11月11日
  • 残酷すぎる人間法則

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    人生において本当に重要なことは他者との関係だ、という本。1つ1つのトピックがキャッチーでおもしろい。

    ・見知らぬ人の考えや気持ちを察する実験の正答率は20%。だが人は80%の確率でその判断が正しいと思っている。
    ・女性が人の心をうまく読み取れるのは、人の心を読み取ろうとすることに意欲的だからだ。
    ・第一印象は70%正しい。30%の間違いの最大の理由は確証バイアスによる。だから、第一印象が悪い人に二度目のチャンスを与えよう。
    ・白状させるには、想定外の質問をするか、証拠の下調べをしておくこと。
    ・友だちとはもう一人の自分。
    ・友だちをつくるには、相手に時間をかけて、自分の弱さを見せること。

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    2024年05月29日
  • 残酷すぎる人間法則

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    内容は誠実で前向きで、根拠に基づいていて、とても好感の持てる内容。支持できる。
    ただ書名や副題等が「売らんかな」の意欲満々で好きになれない。原題「Plays well with others(他の人とうまく付き合うには)」とはだいぶ離れている。

    大きくつぎの3つの質問に答える形で進められる。
    ・「頼れる友だち」は実在するのか
    ・愛こそすべて?
    ・人はひとりでは生きていけない?

    自分の直感や経験から思うところと、統計上の結果がちがうことが多く提示されていて面白くてためになる。自分はよろしくない判断と行動をしてきたと気付かされた。
    必要なときの友だちは本当の友だち?、他人の身になって考えるこ

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    2023年10月04日
  • 残酷すぎる成功法則

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    仕事をゲーム化、コントロール感
     勝てること
     新しい課題
     目標 時間を見積もる
     短いフィードバック

    どこかで見切りをつけることが大切
     あることで時間を使うということは、他のことをする時間を失うということ。機会損失

    すべてを検討するのは不可能で、自分が納得すれば良いし、そのほうが幸福度が高い。

    楽天主義は、目標達成前に満足してしまう。

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    2023年09月03日
  • 残酷すぎる成功法則 文庫版

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    なかなかボリューミーだけど、エビデンスや事例も豊富で興味深く、楽しんで読めた。タイトルと内容にちと乖離があるような気もするけど、多くの人が考えるべき示唆が多々あり、再読したい。「成功」というよりも、自分らしくより良く生きていくために必要な考え方を教えてくれる1冊だと感じた。文庫化された点もありがたい良書でした。

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    2023年07月18日
  • 残酷すぎる人間法則

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    残酷すぎる人間法則

    ◆幸福にとって最も大切なのは社会資本(他者との関係)で、社会的・経済的成功はそれを実現するツール
    ex.イーロンマスク

    ◆本書→人生の意味とは帰属すること、共同体に包摂されることが幸福への道
    監訳→共同体から追放されたのではなく、自らの意思で自由と自律を選択し、その結果として孤独という代償を支払うことになったのではないか

    ◆人間は意味のないところに意味を見出すもの(すべて理に適っている)
    →自分の周りの世界をコントロールしている、と思いたい

    ◆女性のほうが人の心を読み取れる
    →モチベーション。女性のほうが関心が高く、熱心
    →餌をぶら下げれば、怠け者の脳が働き出す
    e

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    2023年06月08日
  • 残酷すぎる成功法則

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    巷で言われている成功法則について、エビデンスを用いて検証する一冊。

    成功者を分析すると、ギバーが多いことが判明した。しかし、一方で底辺にいるのもギバーが多いことが同時に判明する。
    これはどういうことかというと、自己犠牲を伴うギバーはテイカーに徹底的に食い尽くされるから底辺に落ちてしまう。
    しかし、自己犠牲を伴わないギバーは成功するということを表している。

    また、有名な囚人のジレンマ実験の話は興味深かった。
    自分が裏切った場合、友人が裏切った場合のシュミレーションをコンピューターでしたところ、最も利益を上げたのは、しっぺ返し戦略。
    つまり、一番最初は相手に協力するが、相手が裏切った場合は次回

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    2023年02月24日
  • 残酷すぎる成功法則

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    洋書にありがちなエピソードトークのつまらなさは、文化の違いということさ。
    だからこそ主張の面白さを引き立ててるのかもね。

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    2023年01月08日
  • 残酷すぎる成功法則

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    アインシュタインのエピ

    隠遁のニュートンとは違い社会にあったアインシュタイン。隠遁先は脳内。

    「名声を得て、友人や家族に囲まれていながら、しばしば世間と隔絶し、脳の中だけで生きられた」

    「彼の思索者としての強みは、自分の気を散らすものをすべてしめだせる能力、あるいは傾向だった」

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    2022年11月01日
  • 残酷すぎる成功法則

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    1.仕事ばかりする人は成功者といえるのか、証拠が欲しくて読みました。

    2.成功の法則と名付けられている本書では、成功する人との共通点を科学的に調査した本です。一流が皆幸せな生活を送っているのか、家庭との付き合い方や仕事との付き合い方はどうなっているのか等を調査しました。

    3.仕事のみの生活をしていると家庭は崩壊するうえに、退職した後は孤独感に苛まれて終わります。現に、バリバリ仕事をしていた人が退職をしたら、急に認知症になったという話は良くあります。これは、フル稼働していた脳が急に稼働しなくなったことで異変が起こると言われています。私の周りでは、仕事ばかりに目を向けている人は大抵離婚してます

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    2022年04月28日
  • 残酷すぎる成功法則 文庫版

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    今まで数多くの自己啓発書を読んできたがエビデンスに基づいた本だけあって本書はエピソードを交えて説明されており、自分の知らない実験やデータが数多く使われていておもしろい内容でした。

    エピソードも一見、テーマに関係ないと思えば、テーマを解説するために必要なものなので、何が言いたいのかを想像しながら読むとおもしろいかもしれないです。

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    2021年05月17日
  • 残酷すぎる成功法則

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    自信がありすぎる勘違い野郎って最強だなって思ってたけど、この本を読んでそれが虚構であることに納得できた。本当に仕事ができる人はそんなのではないと論理的に説明してくれて、ありがとうございます!

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    2021年04月20日
  • 残酷すぎる成功法則

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    友達に贈っていただきました。
    とても嬉しかったです♪

    序盤苦労しましたが、今悩んでいる自分のテンションをどこへ持っていくとバランスの取れたパフォーマンスが得られるのかが記されている様に思います。
    でももうすこしそこを掘り下げて知りたかった

    セルフコンパッション

    流行るかもしれませんね。
    是非

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    2021年03月03日
  • 残酷すぎる成功法則

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    残酷すぎるとの表紙だったので、興味をそそられ本書を手に取った。監訳者の橘玲さんの言う通り、自伝や宗教の教義などではなく、科学的根拠を元にしてあり納得できる内容となっている。洋書にありがちなストーリーの多さだが、元々ブログだったこともあり、章ごとに読めばあまり長くは感じない気がした。しかし、残酷というほどではないように感じたのが正直な所‥
    あまり本を読まない人でもかなり幅広く情報を集めてあるので、巷に溢れる自己啓発の本を読むよりであれば、こちらを読むべきかなと思う。

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    2021年02月23日
  • 残酷すぎる成功法則 文庫版

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    成功法則を得る、、、という本とは思いませんでした。
    ある程度の人生や仕事経験を積んだ方なら"今までの自分の人生は、どんな目標にベクトルを合わせていたのか"と、振り返れる。もしくは"こういう風に微調整したい"という示唆に富んでいたと思います。
    書店で出会うと、文庫版とは思えないページ数の多さに圧倒されますが、訳者のお陰か読みやすいのでビビる必要は無さそうです。

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    2020年10月31日
  • 残酷すぎる成功法則 文庫版

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    1.成功するにはエリートコースを目指すべきか→エリートはそこそこの成功ができる。大成功するのは、エリートコースに組み込まれなかった非凡な人材(でも確率は低い。)
    2.いい人は成功できないか→しっぺ返し戦略を取るギバーが一番成功する
    3.勝者は決して諦めないのか→いろんなことを試した後で、興味が持てることを見つけたら、それに集中するべき。やるべきことを全部行うのは無理
    4.なぜネットワーキングはうまく行かないのか→ネットワークは人生で役に立つ。こちらから話すのではなく、相手の話を聞こう。
    5.自信を持つのは効果的か→自信は必要、でも過大な自信は危険。
    6.仕事中毒とワークライフバランス→偉大な業

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    2020年07月22日
  • 残酷すぎる成功法則

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    成功法則をエビデンスに基づいて語っているこの内容は様々な角度から人に秘められた能力を無限に開発していくのはどうすればできるのかと言うことを順序立てて理解させてくれた。非常に啓発される本で不可能と思える出来事さえも科学的にエビデンスに基づいてしっかりと計画的に目標立てて継続努力するならば必ずや成果を出すことができるのだということがわかり、勇気付けされます。

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    2020年07月10日