竹中てる実のレビュー一覧
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読むと「絶望」します。
本当に「残酷すぎ」ました。
タイトルの「人間法則」というところから、てっきり「人との助け合い」「人間関係そのもの」を論破する内容だと思い、人間関係に疲れた果てた私は安心するために購入して読んでみのですが…。
本っ当に絶望しました。
どうしてくれるんですか!?(笑)
いや、本当に凄い本でした(語彙力)
人間関係に絶望した私に…
これ以上に人間関係に絶望しないだろう私がに…
更に「究極の絶望」を体験をさせやがった本です。(笑)
私個人的な体感としては
読めば、ほぼ間違えなく「人生(というかまずは人生観)」が変わるでしょう。
読み終わってみて
「自分を大切にしよう」
そして、同時に
「他人の存在に感謝しよう」
そう思わ”された”一冊です。
だからこそ、逆に星5評価なのですよね…。
「読んでよかった」のと同時に、物凄く嫌い!!です。
この本…。 -
Posted by ブクログ
多くの事例研究を元に〝幸せ〟になるには対面の人の繋がりに身を置くことでのみ得られるとした。
人生を幸福にするものは、①個人としての成長、②愛に満ちた人間関係、③コミュニティへの貢献。
現代の成功は、努力して個人的能力を高め、お金を稼ぐ事、裕福な生活を送る事、と考えがちである。しかし、私達の体は数百万年の原始時代の経験でできており、そこには他者と協力する事が我が身を生かすのに最も重要であり、それに繋がる出来事に快楽・幸せを感じるようにできている。
友人のグループを持つこと。これを継続する努力をすること。これを意識して生活したい。反対にこれ以外の要素(例えば、仕事の良し悪し、お金の損得)は些細なことであり、あまり気にせずとも良いと感じた。大らかに生きていきたい。
以下、各章のメモ。
第1章
人は第一印象で相手の性格を見分けることができる。しかし相手の嘘を見破る事はできない。
第2章
真の友人とは、もう1人の自分。あなたの一部。
第3章
これまでの結婚は、生きるための繋がりを得るために必要な物だった。しかし現代は、個人でも生きていけるため、愛によるものに変化した。
この変化は人類史を通じて現代が初。結婚生活の幸せが、個人の幸せの超重要因子になった。上手くいけば幸せに、上手くいかなければ不幸せになる。
第4章
私たちは、富や名声を得ることを重視するが、これは人生の満足感に繋がらない。人生を幸福にするものは、個人としての成長、愛に満ちた人間関係、そしてコミュニティへの貢献。 -
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ネタバレこの本は全体として伝える内容はさておき、それぞれのエピソードが魅力的で、一気に読み進めてしまった。
第一章人の心は見た目が2割ー犯罪プロファイリングは統計的には実はあまり役に立っていなかった。第一印象が強烈に記憶に残るのは事実。それを修正することを心がけよう
第二章頼れる友達は実在するのかー友達には定義はない。友情は選択であって義務ではない。友達とはもう一人の自分だ。全員が友達に見えてしまうウィリアム症候群の人々は孤立してしまってなかなか幸せにはなれない。
第三章愛こそすべてーEd治療薬は狭心症の治療薬を開発する途中で副次的に得られた効果で製薬会社は当初このような薬がヒットするとは考えていなかった。「恋は病」と中世では考えられていた。恋煩いという言葉にそれは現れている。恋愛は近代的なものである。夫婦関係は一人で居るよりも必ずしも幸せであるとは限らない。むしろ良い夫婦関係を築けているかどうかが重要である。
第四章人は一人では生きていけない?ー孤独が誕生したのは比較的最近のことで、それ以前は一人で居ると言う事は山里に隠遁生活するなどの方法を採るしかなかった。現在は急速に孤独化する社会になっている。 人生の意味とは何かに帰属するということから生まれる。例えば災害になるとコミュニティは活性化する。 -
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売らんがためなのだろうか、原題とかけ離れたタイトルは。ただ監訳者の橘玲氏の他の著作と同じように、ただ冷酷な現実を突き付けて終わりなのではなく、その現実を踏まえて本当に人が幸せに生きるとは何のかという一つの解を提示する。
監訳者序文の一行目「人生においてだた一つ、本当に重要なものは他者との関係だ」とあるが、ここに至るまでにいろいろあるから忘れてしまう。終わりまでたどり着いて見返したときに「あ、ネタバレしてたのか」という感じ。
人の心は見た目が2割。犯罪者プロファイリングの精度は3%以下。人の心を読むことなど自分が思っているほどできない。脳が勝手に生み出すストーリーにとらわれて確証バイアスに苦しまないよう説明責任を果たす、判断する前に距離を取る、反対の立場から考えてみる。大切なのは開かれた心で判断を修正し続けること。
友だちの定義は誰も知らない。義務ではなく選択で、友人とは自己の拡張。『人を動かす』に書かれた法則は相手の立場になって物ごとを見る以外は今に至る検証を経ても有効である。コストをかけ弱さを見せることが友情をつくる。
元々結婚は生き残るためだったのが、豊かで安全になって恋愛の結果と捉えられるようになり、結婚への期待値が高まり過ぎた。うまくいけば現代の結婚はメリットが大きいが、そうでない場合は大きなデメリットをもたらしうる。恋煩いはリアルな病気で、恋愛は強迫性障害に似ている。喧嘩をしなくなると離婚するのは実際。離婚に繋がる四つの地雷は人格批判、拒絶、自己防衛、軽蔑、そして軽蔑が最大の離婚の予測因子。愛を温めなおす4つのRとして自己拡張で想いをリキンドル、愛情マップで親密さをリマインド、ミケランジェロ効果で親密さをリニュー、共有の物語を何度もリライト。
人は一人では生きていけない。1800年代以前に孤独は存在しておらず、自己は共同体の一部であったが、主要単位としての焦点が個人へと移ったため群衆の中でも孤独を感じるようになった。孤独な人も他者とかかわる時間はそうでない人と変わらず、あくまで主観的なものだが、孤独である場合には「一人でいるので余計警戒せよ」という遺伝的な仕組みでストレスは高まる。好感を持たれることは名声を得るよりプラスで、有名になるほど孤独になる。プラセボが効くのは、身体が注意を求めて発する警報が、注意を与えられたことでオフになるから。災害時に人間は協力状態に戻る。一人では生きられないという現実を直視し、コミュニティに貢献せよというのが筆者の提案。
ちなみに自分の出身大学の名前が出てきたが、訳者によって「ブリアムヤング大学」と誤訳されている。 -
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人生において本当に重要なことは他者との関係だ、という本。1つ1つのトピックがキャッチーでおもしろい。
・見知らぬ人の考えや気持ちを察する実験の正答率は20%。だが人は80%の確率でその判断が正しいと思っている。
・女性が人の心をうまく読み取れるのは、人の心を読み取ろうとすることに意欲的だからだ。
・第一印象は70%正しい。30%の間違いの最大の理由は確証バイアスによる。だから、第一印象が悪い人に二度目のチャンスを与えよう。
・白状させるには、想定外の質問をするか、証拠の下調べをしておくこと。
・友だちとはもう一人の自分。
・友だちをつくるには、相手に時間をかけて、自分の弱さを見せること。
・浮気は4年目が最も多い。
・離婚は刑務所以上のストレス。
・恋人ができると親しい友人が2人減る。
・恋愛は強迫性障害に似ている。脳が占有され中毒状態に陥っている。
・口論は最初の3分の態度で結末を予測できる。
・他人に必要とされることで生きていける。リアルなコミュニティと関わろう。
・人生の意味とは帰属すること。物語を増やそう。 -
Posted by ブクログ
内容は誠実で前向きで、根拠に基づいていて、とても好感の持てる内容。支持できる。
ただ書名や副題等が「売らんかな」の意欲満々で好きになれない。原題「Plays well with others(他の人とうまく付き合うには)」とはだいぶ離れている。
大きくつぎの3つの質問に答える形で進められる。
・「頼れる友だち」は実在するのか
・愛こそすべて?
・人はひとりでは生きていけない?
自分の直感や経験から思うところと、統計上の結果がちがうことが多く提示されていて面白くてためになる。自分はよろしくない判断と行動をしてきたと気付かされた。
必要なときの友だちは本当の友だち?、他人の身になって考えることの効果、結婚生活の長短と喧嘩の関係、愛を科学的にあたためなおす「四つのR」、の辺りはメモを取りながら読んだ。
それ以外にも面白かったのは、警察のプロファイルの信頼度、共感能力の低下とその理由、など。
そしてなんといっても処置方法の違いによるプラセボ効果の度合いと発生する理由。なるほどなあと深く頷いたというか、うるっときた。 -
Posted by ブクログ
残酷すぎる人間法則
◆幸福にとって最も大切なのは社会資本(他者との関係)で、社会的・経済的成功はそれを実現するツール
ex.イーロンマスク
◆本書→人生の意味とは帰属すること、共同体に包摂されることが幸福への道
監訳→共同体から追放されたのではなく、自らの意思で自由と自律を選択し、その結果として孤独という代償を支払うことになったのではないか
◆人間は意味のないところに意味を見出すもの(すべて理に適っている)
→自分の周りの世界をコントロールしている、と思いたい
◆女性のほうが人の心を読み取れる
→モチベーション。女性のほうが関心が高く、熱心
→餌をぶら下げれば、怠け者の脳が働き出す
ex.恋人が取られそう
◆多くの人は、記憶は完璧なビデオカメラのように作動すると思い込んでいる
→実際は、記憶は時間の経過とともに歪んでいく。詳細を忘れ、出来事を再構成し、自分が正義のヒーローや無実の被害者になるべく、物語を変えていく。そうして私たちは癒され、物事を過去のものにすることができる。
◆確証バイアスを防ぐ
①説明責任を果たす
②判断する前に距離を取る
③反対の立場から考える
④2度目のチャンスをあげる
◆友情はないがしろにされている
→ポジティブな要素の宝庫でありながら、配偶者、子ども、さらには同僚よりも後回しにされる
→夫婦関係な子どものためにはカウンセラーを雇うのに、友情のためには何もしない。絶えるに任せてしまう。
◆友だちとは、もう1人の自分
→自分に対するように、互いに心を寄せる関係で、友人とは、もう1人の自分である(アリストテレス)
→真の友人とは、言わば第二の自己である (キケロ)
→私たちひとりひとりの人生に一人の友人がいる。その人は、どんなに大切で愛しい存在でも、別の人間ではなく、自分自身の拡張であり、解釈であると思える (イーディス・ウォートン)
◆本当の共感
・共感とは→自己と他者の境界線が曖昧になること
・親密さとは→あなたの自己イメージの中に、他者を内包すること
・友人とは→もう一人の自分。あなたの一部
◆今日、何が起ころうと、WSの人々は、明日もまたすべての人を愛し続けるのだ。恐れることなく、人間性の最善の部分を体現しながら。
◆友情はコストをかけるとつくられる
①時間をかける
②弱さを見せる
◆恋愛は強迫性障害に似ている
→好きな人のことが頭から離れない。自分の注意をコントロールして、責務の方へ向けることができない。
◆恋愛に分別のある人は、恋愛ができない
→不合理な忠誠心こそ肝心
◆美や健康を保ちたいと思ったら、日々意識して取り組まなければならない。愛もそれと変わらないのだ。
◆やがて思い込みがどんどん膨れあがり、あなたはパートナーと会話するのではなく、相手が何を言うか「わかっている」自分自身とだけ会話をするようになる。また、「相手は知っているはず」という理由で、説明を求めたり、言葉にしたりしないということもある。
◆離婚につながる4つの地雷
①人格に対する批判 (主語がYou)※女性にありがち
②拒絶(無視、だんまり)※男性にありがち
③自己防衛 (責任転嫁、言い訳)
④軽蔑
◆愛を温め直す4つのRーー愛するとは動詞である。動詞化を始めよう。
①リキンドル : 自己拡張で想いを再燃させる
→カップルが共に学んで上達していると感じられることをしていると、愛が増す
→「快適」より「刺激」
→もう一度恋に落ちるには、最初にパートナーと恋に落ちたときにしたことを再びやってみる
②リマインド : 「愛情マップ」で、親密さを思い起こす
→価値観をすり合わせ、自分たちだけの小さな宗教をつくる
→二人の文化は、独特の儀式によって支えられる(ex.朝のコーヒー、夜に良いニュースを話す)
③リニュー : 「ミケランジェロ効果」で、親密さをアップデートする
→相手がよりその人らしくなれるよう励ます
④リライト : 「共有の物語」を何度も書き換える
→2人にとって理想の物語を
◆孤独とは、一人でいることではなく、意味のあるつながりを感じられないこと
◆何百万年も前に組み込まれた生物学的な配線が、いまだに意味のあるつながりを必要としている。孤独は、個人的な苦悩というより、文化的な病理なのだ。
◆なぜ私たちは、お互いにではなく、テクノロジーにばかり手を伸ばしてしまうのだろうか?
◆つながりへの欲求は、快適さへの欲求より奥深くに植えつけられている。だから物事が客観的に最悪の状態にあるときこそ、人間は最善の状態にあるのだ。
◆私たちを殺したいなら、放っておけばいい。自分たちでそうするから。強くしたいなら、攻撃すればいい。私たちは団結するだろう。
◆強者は、「合理的な」行動や利己的な生存を選ばなかったのだ。彼らは本能の赴くまま、人間の本性のままに行動した。弱者を気づかうという、一見、不合理な選択をしたのだ。
◆人生の意味とは、帰属すること -
Posted by ブクログ
1.成功するにはエリートコースを目指すべきか→エリートはそこそこの成功ができる。大成功するのは、エリートコースに組み込まれなかった非凡な人材(でも確率は低い。)
2.いい人は成功できないか→しっぺ返し戦略を取るギバーが一番成功する
3.勝者は決して諦めないのか→いろんなことを試した後で、興味が持てることを見つけたら、それに集中するべき。やるべきことを全部行うのは無理
4.なぜネットワーキングはうまく行かないのか→ネットワークは人生で役に立つ。こちらから話すのではなく、相手の話を聞こう。
5.自信を持つのは効果的か→自信は必要、でも過大な自信は危険。
6.仕事中毒とワークライフバランス→偉大な業績は仕事中毒から生まれる。しかし、必ずしも幸福感とは結びつかない。
幸福の4要素:
幸福感(人生から喜びと満足感を得ていること)
達成感(何らかの業績で抜きん出いていること)
存在意義(身近な人に良い影響を与えていること)
育成(誰かの未来を助けていること)
そのために:自分の時間の使い方を調査する。上司と話す。To doリストではなくスケジュール。自分の環境をコントロールする。良い終わり方をする(ピーク・エンドの法則)