野見山響子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレイラストがネコだし、ネネコさんと言う名前だけど、人間みたいな生活をしている猫と言う設定でもないような。
リンちゃんは小学4年の女の子。ある時、変な走り方をして「負けてたまるか」なんて言ってるおばあさんと出会います。丸顔にどんぐり眼で負け惜しみの強いおばあさんのネネコさん。
でもなんだか心惹かれたリンちゃん。
クラスで劇をするのだけど、そのお話をネネコさんをモデルに作ろうと考えます。
その日からリンちゃんはまたネネコさんに会えないかと探しはじめます。ネネコさんも、またリンちゃんに会いたいと思っていました。
リンちゃんとネネコさんの知り合いは知り合いとつながっていて…
年は離れているけど、友 -
Posted by ブクログ
ネタバレ小学4年生のケイと、ケイと10歳しか変わらないメイおばさんを中心に描かれたお話。
二人は他の人とは違う、特殊な能力を持っており、それは物に宿っている精霊、いわばアヤカシを見ることのできる性質を持っている。
ケイはとてものんびり屋な正確で、興味を持ったものや疑問に思ったことをそのまま口にしたり行動に移したり、子どもらしい少年。
メイおばさんは、自分自身がアヤカシを見ることができるゆえの苦労から、今ではアヤカシが見えようが話しかけられようが無視を徹底している。しかし、甥のケイはどんなにメイが厳しく怒っても好奇心に負けてアヤカシと関わってしまう。
その様子が頻繁に描かれており、自分勝手さが目について -
Posted by ブクログ
小学3年生のケイには、お姉さんみたいに若いおばさんがいる。メイおばさんだ。お母さんの仕事が忙しいから、メイおばさんはバイトとして、ケイの夕ご飯の用意や家庭教師に、週3回来てくれるのだ。
そして、ケイとメイおばさんには、二人しか知らない重大な秘密があった。それは、他の人には見えない物にやどったアヤカシの姿が見えるということだ。
ケイに、アヤカシの姿が見えるようになったのは、メイおばさんの後ろに、黒っぽい重そうなコートを着て山高帽をかぶったおじいさんがピッタリくっついて歩いている姿を見たことからだ。おじいさんはアヤカシで、メイおばさんに言いたいことがあるようだが、メイおばさんは、そのおじいさん