野見山響子のレビュー一覧

  • アヤカシさん

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    泣いた。
    私の好みにドンピシャ。
    表現の美しさ、懐古する気持ち表現、すべてが好き。
    付喪神ともいえるなって思いました。

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    2020年09月08日
  • アヤカシさん

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    4年生のBT用。
    主人公のケイも4年生だし、メイおばさんがおばさんになったのも4年生だし、ちょうどよい。
    物や人を大切にすることが柔らかく伝わってくる。こうでなくっちゃ!

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    2015年08月30日
  • アヤカシさん

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    アヤカシさんが見えるケイに、同じく見えるメイおばさんが、知らん顔してなさい!と強く言う理由。だいたい想像できたけど、知らん顔できずに関わって、面倒なことにはならず解決していって終わりかと思いきや…

    「何か事情があって、みんなどこかで、つながり合っているのだ。事情はどうあれ、引っぱり合い、つながり合おうとするのだ。
     人も、ものも、時間もー。」

    今の時代も、つながりを信じたい。

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    2020年08月12日
  • アヤカシさん

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    定番もののアヤカシの話ですが、最後にうまくまとめるところがさすが富安陽子さん。

    ただ、クロージングがやけにしつこい。
    ブローチにからくり箱に箪笥まで!ぜーんぶに縁をつけて収めているので、ちょっとここは冗長感がありました。

    おもしろい話だけれど、簡単だし、主人公の男の子も4年生だから、中学年向きでいいと思います。
    文句なし。これは推しです。

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    2015年11月10日
  • アヤカシさん

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    ネタバレ

    個人的にはとても好きな作品。
    小学三年生の啓がメインかと思いきや、メイおばさんの方が実はメインだったという。
    伏線をきれいに拾ってもらったなぁという感じ。

    ただ、この、なんというか。
    ちょっと大人な雰囲気というか。少し俯瞰してみている雰囲気というか。そういうのは、小学生にはまだよくはわからないかもしれないなと思いました。主人公も今、改めて見直したら小学校3年生。5年生ぐらいの雰囲気ですからねぇ。でも、このぐらい素直じゃないと「アヤカシさん」は見えないのかもしれないですね。

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    2015年07月23日
  • はじめて読む 科学者の伝記 中谷宇吉郎【雪と氷の探求者】

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    「物の理を学んでいるという気持ちを、忘れてはいけない」
    この言葉が確かに敷かれた上にある生き様。
    良かった。

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    2021年03月13日
  • アヤカシさん

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    「人も、ものも、お互い知らないうちに、ひっぱりあい、つながり合う」という言葉が残りました。
    骨子は、アヤカシが見える主人公たちが、アヤカシの物語に引き込まれながら解決の手伝いをする物語。富安陽子さんの作品はやっぱり安心感があります。

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    2020年10月27日
  • リンちゃんとネネコさん

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    ネタバレ

    イラストがネコだし、ネネコさんと言う名前だけど、人間みたいな生活をしている猫と言う設定でもないような。

    リンちゃんは小学4年の女の子。ある時、変な走り方をして「負けてたまるか」なんて言ってるおばあさんと出会います。丸顔にどんぐり眼で負け惜しみの強いおばあさんのネネコさん。
    でもなんだか心惹かれたリンちゃん。
    クラスで劇をするのだけど、そのお話をネネコさんをモデルに作ろうと考えます。
    その日からリンちゃんはまたネネコさんに会えないかと探しはじめます。ネネコさんも、またリンちゃんに会いたいと思っていました。

    リンちゃんとネネコさんの知り合いは知り合いとつながっていて…

    年は離れているけど、友

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    2017年12月23日
  • アヤカシさん

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    ネタバレ

    小学4年生のケイと、ケイと10歳しか変わらないメイおばさんを中心に描かれたお話。
    二人は他の人とは違う、特殊な能力を持っており、それは物に宿っている精霊、いわばアヤカシを見ることのできる性質を持っている。
    ケイはとてものんびり屋な正確で、興味を持ったものや疑問に思ったことをそのまま口にしたり行動に移したり、子どもらしい少年。
    メイおばさんは、自分自身がアヤカシを見ることができるゆえの苦労から、今ではアヤカシが見えようが話しかけられようが無視を徹底している。しかし、甥のケイはどんなにメイが厳しく怒っても好奇心に負けてアヤカシと関わってしまう。
    その様子が頻繁に描かれており、自分勝手さが目について

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    2016年07月30日
  • アヤカシさん

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    アヤカシ…というか「物の精霊」が見えるケイとメイおばさんの話。
    ブローチの子かわいい。たんすの顛末が好き。
    しかしメイおばさんの母親の反応がリアル。そりゃ不気味だわなあ…。

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    2015年11月23日
  • アヤカシさん

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    おばさんについてきた変なおじいさんは、アヤカシだという。無視しなさいとおばさんは言うけど、ケイはそのアヤカシさんに話しかけてしまう。こうしてケイとアヤカシの不思議な毎日が始まった。
    アヤカシさんが現れた訳やおばさんがアヤカシを嫌いな訳、物語のラストですべてが繋がるあたり富安さんらしいうまさです。

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    2018年05月12日
  • アヤカシさん

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    小学3年生のケイには、お姉さんみたいに若いおばさんがいる。メイおばさんだ。お母さんの仕事が忙しいから、メイおばさんはバイトとして、ケイの夕ご飯の用意や家庭教師に、週3回来てくれるのだ。

    そして、ケイとメイおばさんには、二人しか知らない重大な秘密があった。それは、他の人には見えない物にやどったアヤカシの姿が見えるということだ。

    ケイに、アヤカシの姿が見えるようになったのは、メイおばさんの後ろに、黒っぽい重そうなコートを着て山高帽をかぶったおじいさんがピッタリくっついて歩いている姿を見たことからだ。おじいさんはアヤカシで、メイおばさんに言いたいことがあるようだが、メイおばさんは、そのおじいさん

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    2014年12月07日
  • アヤカシさん

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    4年生のケイには、10歳年上のメイおばさんがいる。お母さんの歳の離れた妹なのだが、仕事で忙しいお母さんの代わりにアルバイトで家事や家庭教師をしてくれている。そんなケイとメイにだけ見えるふしぎなおじさん・アヤカシさん。いろいろな品物に宿るモノノケ?
    モノに込められた思いを持ち主に伝える。

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    2014年11月04日