松永暢史のレビュー一覧
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ネタバレ・読書量の貯金がたっぷりある子は本気になったらグッとあと伸びする。
・日本語でものごとを理解・表現する力(日本語了解能力)を高める近道が読書。どのように使われるか、生きた言葉が詰まっているのが本。
・読書はもっと知りたいと知識を広げる手助けにもなる。
・読書家というだけですでに少数派であり、それだけで周囲から頭ひとつ抜き出る。
・人一人にできる経験には限りがある。それを補ってくれるのが本。本との対話によって、自分自身の幅を広げ、思考を深めていける。
・子どもへの読み聞かせには一音一音ハッキリ読みが良い。
・読み聞かせには仰向けになって一緒に寝転がって読むのが良い。子どもは安心感を、親からすると -
Posted by ブクログ
ネタバレ発達障害は病気じゃない。金の卵。
育てるのは楽じゃないが、生まれ持ったすばらしい才能を伸ばすための適切な育て方がある。
著者の主張は、ある程度頭でわかっていたことに対して、間違ってなかったんだ、と勇気づけられることが多い。
特に、現代教育システムが「問題児」を生み出すという主張に共感し、公立校以外へ目を向けるトリガーとなった。
楽じゃない育児の毎日だが、子どもの才能を見いだし伸ばしていくという基本的な姿勢を、常に心がけていたいものだ。
ズバ抜けた問題児を育てる8つのルール
①絶対にコンプレックスを与えない
②がまんさせるのではなく、おもしろがらせる
③小学校時代はとことん遊ばせる
④豊か -
Posted by ブクログ
ネタバレ10歳までは勉強をさせるよりも、たくさん本を読ませること、読む習慣を作ることの方が大切
読書習慣をつくるには、両親が本を読む姿を見せること、毎日本を読む時間をつくること、読み聞かせを毎日すること
読み聞かせをするときには、抑揚をつけて読むよりも、一文字、一文字きちんとゆっくり読んであげること
夫婦で読書好きのうちとしては、本を読む子に育てたいのと、本だけはたくさん買ってあげるようにしたいと意見が一致しているので、今後の参考にと思って読んだけれど、とても為になった
自分を振り返ってきても、両親が本を読む姿をみて育ってきているので、本を読むことに対して違和感がなく育ったのは確かにあったなと思う。あ -
Posted by ブクログ
ネタバレこれまでの松永氏の著書「男の子を伸ばす母親はここが違う」「男の子は10歳になったら育て方を変えなさい」等で書かれている内容を、本書で言う「問題児」(ADHDタイプ脳)を持った子向けに書いた本、という感じです。
最初、発達障害の子向けと思って期待したけど、むしろADHDや自閉スペクトラムの特性が少しあるかな~?程度の、ごく軽度のお子さん向けのように思えます。
で、そういったお子さんをもつ親御さんに役立つのがPart2~4。
Part2は子育ての基本ルールが8つ挙げられています。どのルールにも共通するのが「おもしろがらせること」。
確かに、発達障害児に「~べき」や我慢は難しい。いかに興味を持た