七緒一綺のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
あれ?
壬氏を救った猫猫に、壬氏がもっと分かりやすく好意を前面に出してくれるのかなー。自ら手厚く介護するのかなーと期待してましたが、ちょっと期待外れ。
ケガしてるのに薔薇育てさせたりめっちゃ働かすやん!って。徹夜続きの怪我人なんだから、もうちょい気遣ってあげてほしかった。でも、面白かったです。
そしてほんとに、絵が上手い! -
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互いに化粧をして本人と知られぬようにして街に繰り出す猫猫と壬氏。その様はお忍びデートにしか見えないね
だからでっぷり太った大根や鶏なんて無粋なもので、今の二人に似合うのは串焼きを一つまみ。
あの瞬間の二人の様子は微笑ましいね
でも、様々な過去を隠している二人だから単純に和気藹々と行くわけが無くて。
猫猫の養父の話や「妓女の価値を下げる」方法の話を境に変わってしまう二人の空気。明かせぬ過去があるから、開いていない心の内が有るから、二人はまだ単純に並び歩くことが出来ないんだろうなぁ……
前巻から思わせぶりに登場していた羅漢。どうやら彼の正体はとんでもない人物のようだね。怖いもの知らずな猫猫があんな表情をするとは…
そして羅漢の恐ろしさと同時期に見え隠れするのは壬氏の正体も気にかかる。
誰も彼も腹に一物抱えているようで一筋縄には行かないね
ボヤ騒ぎからの調査で大掛かりな陰謀が動いていることを知った猫猫
羅漢の思惑、壬氏の正体。どちらに接するにせよ、猫猫の人生にとって大きな分岐点になりそうな……
ここで壬氏を助けたことが「何がどう転じてどうなるかわからない人生」に繋がることは有るのかな? -
ネタバレ 購入済み
大事な部分だけど
よく分からない所があった。入れ替わりの所?つう事は皇帝がイケメン姫の実子で後宮を去る後も優遇されたん?
蜂蜜で死んだのは皇太后の方の子?
じゃぁイケメン宦官とイケメン姫が似ているのは??流れから言うと親子っぽいが?自分に読解力が無いのか?
更に入れ替わりしてるとか?いや、イケメン宦官は時代劇の里見光太郎さんのやってた長七郎みたいなんか?w
読み直してみたら2人が親子とまでは思いつかず、着物の入れ替えを連想で子供の入れ替わりを気づいただけかな?
元が文章だけに深く読まないと分からない部分もあるかな?
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Posted by ブクログ
後宮が舞台で登場人物が女性ばかりだった4巻までとは打って変わって、舞台は外廷となり登場人物も男性ばかりに……。早くも後宮が懐かしく思えてしまうね
まあ、一応後宮関係の描写はあるし、何やら後宮で起こりそうな雰囲気もあるけれど
それにしても猫猫による妃教育ですよ。確かに後宮で最も必要とされる技術・知識はそっち方面だろうけど、だからって平時と変わらない顔で講師をする猫猫にはちょっと笑ってしまった
新エピソードの始まりに該当する巻のためか話の動きは最小限。どちらかというとこれから何かが始まりますよ?と匂わせることに終止している印象
壬氏が帝としたらしい賭けの内容、羅漢の思惑。それらの要素は今後どの様に物語に絡んでくるのかな? -
Posted by ブクログ
どうやらこの第4巻で原作第1巻に相当する話が終わったらしい。近年の作品にしては随分ゆっくりとしたペースに思える
この巻では後宮内部で繰り広げられた因縁が詳らかになる。里樹妃を狙った毒、毒殺を隠す為の新たな死。それらを巡る物語の終焉は少し意外な形であった気がする
真実を明らかにするに当たりクローズアップされるのは最も歳上の妃である阿多妃。皇帝の妃の中で古株である阿多妃は女性性を感じさせない見た目であり同時に彼女に使える侍女も他の屋敷の侍女とは趣が異なるように見える。更に阿多妃はもう子をなす見込みもない
そんな存在であれば後宮ならではの争いに巻き込まれないかといえばそうではない点は何とも言えない所。阿多妃がどの様な状況であろうと後宮に残ることや阿多妃の誇りを守ることが侍女たちにとって命をかける理由になってしまったりする。それが対外的には後宮ならではの争いに見えてしまう
ただ、猫猫が明らかにした真犯人の動機はもう少しミニマムなもの。自分が最も大切にしてきた相手が大切にしていたものを奪ってしまったという悔恨、それを隠したいという欲求
これは今まで話題になった後宮ならではの問題でも、閉鎖的環境で起こる問題でもなく単純に人間らしい感情から発する問題。人間的に色々と足りない部分が有る猫猫には理解しきれない。だからといって突き放してしまうのではなく、結果を変えないまでも犯人の希望を叶えるような提案は良かったね
どちらによせ阿多妃が離宮から離れる事は決まっているし、犯人の処遇も変わらない。もしかしたら阿多妃は真相に気づいていたかもしれない。それでもここで猫猫が犯人の為に起こした行動はとても尊いものであるように思えた
後宮で起こった問題の解決後は猫猫個人の問題が話題となる
無理やり後宮に連れてこられた以前の猫猫は無理して後宮に留まる理由は無かったし、壬子も猫猫に対してそこまで強い執着は持っていなかった。ただ、色々事情が変わって猫猫は留まりたいと思っているし、壬子も引き止めたいと思っている。でも、双方捻くれていて更には想いを正直に伝えない悪い癖がでてしまう
猫猫は壬子の想いが変わっていることに気付け無いし、壬子は自分の想いが変わっていることに気付きすぎてしまう。だからこその擦れ違い
まあ、最終的には何だかんだ収まるところに収まるのだけど。少女漫画みたいな解決法はちょっと面白い
展開がゆっくり過ぎる点は少々気になるものの、綺麗な絵でキャラクターの心情変化を描く本作はこの先も読み続けたいと思えるものだった。
この先、猫猫と壬子がどう絡んでいくのか気になるね
……そういえば、簪の意味ってまだ説明されて無くない?