モートン・ハンセンのレビュー一覧
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傲慢、規律なき拡大路線、リスクと問題の否認、一発逆転の追求のサイクルにはまってしまうと、転落していく。
経営者ではないが、今の仕事の基本目的を重視すること、謙虚であること、失敗や問題を直視する勇気をもつことの大切さは活かしていきたい。Posted by ブクログ -
飛躍を導いた経営者は、派手さやカリスマ性とは縁遠い地味なしかも謙虚な人物だった
とあるが、現在では存在する企業もあると思われる。
その点を踏まえて、新しい作品を読んでみたい。
また、人材を集めてから動くことは、なるほどと思う。
ベストセラー『ビジョナリーカンパニー』の著者が7年ぶりに書き下ろす ...続きを読むPosted by ブクログ -
概念として4つ
①時を告げる予言者になるな。時計をつくる設計者になれ。
②ANDの才能を重視しよう。
③基本理念を維持し、進歩を促す。
④一貫性を追求しよう。
かなり古いものではあるが、確かに同じようなことをしていた日本企業もある。理念をつくるなど。
ただ、現在では時を告げる予言者がトップの企業も...続きを読むPosted by ブクログ -
相変わらずの調査量と実例の豊富さに驚かされる。
ただ注意したいのは、衰退の五段階は確かにそうだと思うが、後知恵バイアスが多大に働いている可能性だ。
「後から第三者が見たらそうだよね」ということで、この衰退サイクルを歩んでいる中、当事者たちはそんなことに気付けなかっただろうし、じゃあ、気づくにはどうす...続きを読むPosted by ブクログ -
【人材】
職業人としての意思の強さ、個人としての謙虚さ、最初に人を選ぶ
【考え】
質問によって指導する、非難はしない
①情熱を持って取り組めるもの②自社が世界一になれる部分③経済的原動力になり得るもの、この3つが重なる部分がどこかを考える
【行動】
人ではなくシステムを管理する
予算編成はどの活動に...続きを読むPosted by ブクログ -
本書は、時代を超えてしなやかに生き続ける会社の共通点について考察している。経営理念が、ただのスローガンではなく、経営の判断基準、組織のDNAのレベルにまでなっている会社が、なぜ強いのかについて知ると、「企業の経営者がどこを見て、その企業を経営しているのか」について興味が湧く。Posted by ブクログ
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企業が世代を超えて発展していくために必要な要件について書かれています。経営者であれば一度は読んだほうが良いと思うし、読んだことがない経営者は危ういとも言えるかもしれない。
紹介されている企業のほとんどが米国企業なので、イメージしづらい読みづらさはあります。Posted by ブクログ -
経営者と会話するにあたり、経営視点を持つきっかけの一つとして読みました。
■概要
社長の世代が交代しても、圧倒的な業績を残し続けている
ビジョナリーカンパニーを類似業種企業と比較し、
ビジョナリーカンパニーに共通する特徴についてまとめられている。
【共通する特徴】
1. ビジョンの共有
時を告...続きを読むPosted by ブクログ -
[ビジョナリー・カンパニーを作るための必須条件]
1,自分なき後も組織が繁栄する仕組みを作る
2,利益を超えた目的を見つける
3,基本理念を見つけ、組織全体に浸透させる
4,社運をかけた大胆な目標を設定する
5,カルト的とも呼べる文化を作る
6,多くのものを試し成功したものを残す
7,生え抜きの経営...続きを読むPosted by ブクログ -
◼︎学んだ大切なこと
★今すぐ活かせそうなこと
第2章 10X型リーダー
・生真面目で洞察力に優れる10X型リーダーは、不平を言わずに「不可抗力に必ず直面する」「正確に先行きを予測できない」「何事も確実ではない」という現実を受け入れる。
◼︎10X型リーダーは主要行動パターン3点セットを備えてい...続きを読むPosted by ブクログ -
衰退の五段階
第一段階 成功から生まれる傲慢
・成功は当然だとする傲慢
・主要な弾み車の無視
当初に偉大な業績をあげるようになったときと同じ徹底した創造性を発揮して若返りをはかろうとはしない。
・何からなぜへの移行
成功を謳歌する見方をするようになり(我々が成功しているのは、これこれのことをし...続きを読むPosted by ブクログ -
本文はすごく読みにくい.「狂信的規律」「実証的想像力」「建設的パラノイア」などよく分からない造語を使って我田引水的な論理を展開しているように見えて腑に落ちなかった. ところが,巻末のデータの分析手法の説明を読んで,ようやくどのように科学的分析を行い,考察に至ったかが分かり,やっと素直に話が入ってくる...続きを読むPosted by ブクログ
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経営者の自伝や一般的なビジネス書とは異なり、データを元に分析した内容と、その分析に至るまでの過程が書かれている。勉強になる話が多くて面白い。
以下、本書より抜粋。
「結果が悪かったとき、窓の外ではなく鏡をみて、責任は自分にあると考える。他人や外部要因や運の悪さのためだとは考えない。」
「運転手に...続きを読むPosted by ブクログ -
・偉大な企業が衰退に向かう時、次の5段階を経ることが多い。
①第1段階「成功から生まれる傲慢」
衰退への第1段階が始まるのは、企業が傲慢になった時。成功したことにより、自分たちの長所と能力を過大評価し、その結果、当初に成功をもたらした真の基礎的要
因を見失ってしまう。
②第2段階「規律なき拡大路...続きを読むPosted by ブクログ -
優秀な経営者は教えるのでなく常に学ぼうとする
信頼できるものは肩書きでなく、何の責任を負っているかで自らを説明する
企業はイノベーション不足より、リスクを取りすぎて転落するほうが多い
本業への熱意と回転が不足すると危険Posted by ブクログ -
再読。
私にとっての教科書は、この1つ前の『ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則』
「最初に人を選び、その後に目標を選ぶ」
「まずはじめに、適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、つぎにどこへ向かうべきかを決めている」
この格言が私の、座右の銘の1つ。
逆に、何が企業を衰退に向か...続きを読むPosted by ブクログ -
主にビジョナリー・カンパニー2で導き出された研究結果が警察や学校や楽団などの社会セクターと言われる組織にも摘要されるのかを書いた一冊。
営利目的で存在してる組織ではないので、金銭的な部分や人を選ぶことなどに関しては違いはありますが、第五水準のリーダーシップや弾み車の概念については共通するところがあ...続きを読むPosted by ブクログ -
不況だった
とか、
不運だった
とう要素に関係なく成功する企業がある。そういった外的要因の大きな変化も全ておりこんで準備したものだけが到達できる"偉大さ"についての話。
予測できない要素があるのは当たり前、良いときがあれば悪いときもあるのも当たり前。良いときに自分のキャパシティを越えて守備範囲を拡...続きを読むPosted by ブクログ -
・外部環境のせいにしない
・きたる不運に備える。人生不確定
・自分の意思で偉大になる
・一貫した価値観を持つ
・外部環境の変化に影響されない、マイペース
・常に備える、リスクヘッジを考える。動くと決めたら迅速に。アムンゼンのように準備を怠らない
・幸不幸は成功と関係ない
・大胆、未来を予測する力入...続きを読むPosted by ブクログ