モートン・ハンセンのレビュー一覧
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永続的な企業の特徴を、分析結果から考察した経営書。執筆当時から現在に至るまで継続して繁栄している優良企業はもちろん、現在圧倒的な存在感を誇る企業においても、本著で述べている原則・概念は当てはまっている印象を受けた。ゴーイングコンサーン、未来志向、ビジョンについて考える際に参考となる一冊。Posted by ブクログ
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・第五水準
・まずバスに乗せるべき人を乗せる
・針鼠の概念
・弾み車
など重要なキーワードが盛りだくさん。弾み車はパワフルな概念。ただ特別に意識できるものではないらしいので難しい。コロナ危機も日本産業界の弾み車にならないものか。Posted by ブクログ -
ビジョナリー・カンパニー1と2で取り上げられたエクセレントカンパニーのうち、
衰退した企業を取り上げて法則を導きだした本。
偉大な企業には法則があり、衰退する企業にも法則がある、というお話。
昔よんだ時はつまらなかったけど、今は面白く読めるという不思議。
◯衰退の5段階_人材採用と教育
企業や事業...続きを読むPosted by ブクログ -
学生時代にこの本読んだことがあるんですが、
その時は自分の心が準備できていなくて、
今一つピンとこなかったのです。。
今回、社内研修の指定読書だったので、
もう一度チャレンジすることになりました。
前回読んだ時は、「誰バス」の話しか記憶に残っていません。。
(そういう人、結構多いのではないかと思い...続きを読むPosted by ブクログ -
運は平等に訪れる。幸運が来た時に最大限の成果を出す。アクセルを踏む。
20マイル更新、良い時と悪い時も常に成長を続ける。Posted by ブクログ -
第五水準の経営者には個人としての謙虚さと職業人としての意思の強さという矛盾した性格がある。
誰をバスに乗せるか?
厳しい現実を直視する
ハリネズミ
弾み車効果
など学んだ点が多かった。エクセレントカンパニーになるために、仕事でやらないことを決める時の良書。Posted by ブクログ -
経営者が本来読むような本なのだけど、そんなことは関係なくビジネスマンなら読んだほうがいいかもしれない。別に会社のトップがこの本に書かれていることを意識しているかはわからないけど、もし自分で会社を作ったり、なにかを始めるならこの本の考え方は必要になってくると思った。
以下、印象的なシーン
1. 長く...続きを読むPosted by ブクログ -
2020.28
改めて弾み車の法則の部分を中心に。
・コツコツとやるべきことをやることで急激に変わる。
・実績によって説得する。
・外圧、内圧をうまく使いこなす。Posted by ブクログ -
【どんなに偉大な企業でも、始まりは努力から】
ということを実感した。
「成功は1日にしてならず」を、
偉大な企業のデータや考え方を分析し、解説している本。
個人的に、
「成功している企業=カリスマ的な社長」
という印象があり、いい意味でその印象が覆された。
並々ならぬ努力をしている人達だと思...続きを読むPosted by ブクログ -
衰退の5段階
1.成功から生まれる傲慢
2.規律なき拡大路線
3.リスクと問題の否認
4.一発逆転策の追求
5.屈服と凡庸な起業への転落か消滅
ビジョナリー・カンパニーの前2作が重厚な傑作だったのに対し、本書は分量はあまり多くない。
役に立つ話であると思う反面、
時代の流れを読むことの難しさを...続きを読むPosted by ブクログ -
私の教科書の1つである『ビジョナリーカンパニー② 偉大な企業になる』の進化版が本書。
レベルファイブリーダーをさらに超えた永続的な成長をもたらすリーダーを”10X型リーダー”と定義し、その主要な行動パターンを洗い出していく。
10X型リーダーが見せる主要行動パターンは、
1. 「狂信的規律」
2...続きを読むPosted by ブクログ -
P.96 なぜ一定のペースで成長しなければならないのか
これは一貫性の問題なのか。不確実な状況下であるから一定の規律を維持することが、成功の確率を高めるということか。P.102の記述をみるとそうらしい。一定の定量的な目標は文化や規律を維持せしめる。つまり、狂信的規律を具体化したものが二十マイル更新で...続きを読むPosted by ブクログ -
今回は企業が偉大になる為の要素を、比較企業とともに分析している。
前作が、企業の衰退へ向かう流れを分析し自分の立場と照らし合わせ暗い気持ちになったが、今回は同じような企業でありながら偉大になって飛躍する
点にスコープがあたっていて、興味深い。Posted by ブクログ -
10X成長型企業の経営の在り方を紐解く第4弾。経験値を積み重ねていく中でいかに経営判断の精度を上げていく試行を小さく回していく習慣づけがあるか、がとにかく問われている様に感じた。継続的に新たな試行を繰り返すには、創造性と狂信的規律の両立が求められると。Posted by ブクログ
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ビジョナリーな会社の衰退していくさまを、5段階に分け、それぞれの特徴と、それから回復した方法を丁寧に分析。結論としては、ビジョナリー・カンパニーで著者が指摘していることと同じで、華美に走らず、正直な仕事をしなさい、と読み解きました。Posted by ブクログ
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衰退には五段階ある。
①傲慢になる
②規律なき拡大戦略に走る
③リスクと問題の否認
④一発逆転を狙う
⑤屈服と凡庸な企業への転落・消滅
成長時に衰退の種があり、衰退時に成長の種がある。
成長するためには一発逆転はない。
コツコツと積み重ねることが重要。そのために会社の文化が背骨になる。会社の文化を...続きを読むPosted by ブクログ -
ビジョナリーカンパニーの4冊目。3冊目がでたのが2年くらいまえなので、かなり早いスピードだな。3冊目のなかでもこの本の話しがあったので、同時並行でプロジェクトをやっていたんだろう。
それにしても、このシリーズのスゴさは、実証の方法論的なソフィスティケーションと徹底的な調査を踏まえつつ、事前の予想、当...続きを読むPosted by ブクログ -
ビジョナリーカンパニーの3冊目で、偉大な会社がいかに衰退するか、というフォースの暗黒面を描いたもの。
なんで、やっぱり、前2作にあった元気が出る感は、さすがに少ない。
「そうだよなー」と思う事も多いが、そもそも「偉大な会社」でもないのに、衰退することを考えるのもリアリティは低いな。
とい...続きを読むPosted by ブクログ -
不確実・カオス的な環境下に置かれながら、業界平均と比べ10倍以上の成果を長期に出し続けている企業である10X型企業がどのようにして生まれたのか調査結果を書いた一冊。
どんな状況下でも着実に歩みを進める20マイル行進、確実に精度調整済みの大砲を放てるだけの裏付けをとったり、リスクには直面しているが、...続きを読むPosted by ブクログ