モートン・ハンセンのレビュー一覧
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偉大な企業が衰退した要因について前著2作品の結果から調査を行い、5つの段階を経て衰退していくことを書いた一冊。
今作は衰退について書かれており、 前著2作品での適切な人材や第五水準のリーダーシップやBHAGを守れずに衰退していく企業が多いと読んでいて感じました。
奢りや傲慢からくる慢心、根拠のない...続きを読むPosted by ブクログ -
本の分厚さの割には中身は短く、要点が簡潔にまとめられている。①と②でビジョナリーとされた企業のいくつかが凋落したことで、その理論に疑問符がつくのか?結論はNo。①②の復習にもちょうど良い。Posted by ブクログ
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シリーズ第3作。
偉大な企業が衰退していくステージを以下の5つに分類して警告を発しています。
第1ステージ「成功から生まれる傲慢」
第2ステージ「規律なき拡大路線」
第3ステージ「リスクと問題の否認」
第4ステージ「一発逆転の追求」
第5ステージ「屈服と凡庸な企業への転落か消滅」
上記のステージ...続きを読むPosted by ブクログ -
VCの第4作は「不確実かつ不安定な環境下で偉大さを実現した企業の特徴」がテーマ。
シリーズの1と2と立て続けに読んだ時の衝撃があまりに大きかったため、その時ほどのインパクトはありませんでしたが、良書であることに違いはありません。
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偉大な企業(10X企業)...続きを読むPosted by ブクログ -
ビジョナリーカンパニー2の復習と企業じゃないところへの適用。基本、考え方は同じ。前に2を読んでから少し時間が経っていたので、いいおさらいになった。Posted by ブクログ
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どんな企業にも(そして、人生にも)幸運と悪運がある。
幸運を最大化し、悪運の影響を最小化するために必要なことは?を述べたほん。
突出した天才がいても、ただの天才で終わるパターンは多く、非凡な凡才が成功するパターンも多い。
なにをみて、なにを軸にしてコツコツやるかが重要であって、コツコツやることそ...続きを読むPosted by ブクログ -
ベストセラーである、ジェームズコリンズのビジョナリカンパニーの続編。
かつて偉大であった企業にも衰退があり、それはどんな偉大な組織も転落し得る。企業がどのように衰退をしていき、その衰退を食い止めるためには何が必要かを説いた本です。
例としては、
A&P、アドレソグラフ、エームズデパートメント...続きを読むPosted by ブクログ -
10X(テンエクサー)型企業とは
1、経営基盤が脆弱な状況でスタートし、不安定な環境下で目覚ましい成長を遂げ、15年以上に渡って株式市場平均や同業他社を凌駕した会社の事。
10X型リーダーは常に不確実な状況におかれている事を認識している。外部環境は彼ら自身に大きな影響を与えるとはいっても、自ら外部...続きを読むPosted by ブクログ -
企業の衰退プロセスの一般化。
企業の衰退には5つの段階があるが、どの段階からでも復活する事は可能。
また、第二段階までは売上、利益はまだ成長しているので
衰退が始まっている事を認識し辛い。
◆第一段階の現象
成功は当然だとする傲慢
成功を収めてきたのは当然だと考え、圧倒的に不利な条件の中で、思わ...続きを読むPosted by ブクログ -
「20マイル行進」、「銃撃に続いて大砲発射」は最高に参考になる。ちょっと深堀したいなぁ。
これって、アジャイルとかリーンの思想と同じ源流なんだろうな。
もっと、早く読んどけばよかった。
-引用-
誰か一個人が10X型リーダーであるかどうかに注目するべきではない。チームとして一致協力することに集中す...続きを読むPosted by ブクログ -
企業価値を業界平均の10倍に成長させた勝ち組リーダーを
10EX-er(テンエクサー)と呼ぶ。
その3要素
1.狂信的規律 :行動の一貫性を保つ。
長期にわたって自分の打ち出す行動により、
「一貫性」を保って自社の「独自仕様」に基づく「工程表」に準拠し、
厳しい状況下でも「達成」させる。
...続きを読むPosted by ブクログ -
今まで企業に焦点を当てていたビジョナリーカンパニーが社会セクターに焦点を当てた別冊。自分の所属していたコミュニティに当てはめると、勉強になる部分が多い。しかし、やはり個人では社会セクターを変革するのは難しいので、適切な人材を集めれるような人付き合いをしていきたい。Posted by ブクログ
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ビジョナリーカンパニーの3冊目。
このシリーズは初めて読んだが、個人的には面白く読めました。
偉大な企業がどのような過程で衰退していったのか、過去の事例を基に下記の5つの段階があると書かれています。
1.成功から生まれる傲慢
2.規律なき拡大路線
3.リスクと問題の否認
4.一発逆転策の追...続きを読むPosted by ブクログ -
偉大な「組織」になるための法則が書かれている.
どれもなるほどと思わせるさすがの内容.
第五水準のリーダーシップと針鼠の概念が好きです.
愚直に組織の成功のために絶え間ない努力をする.
このことを心がけていきたいですね.
そうみんなが思える組織をつくる,ビジョンを打ち出すてのは難しそう
だができ...続きを読むPosted by ブクログ -
5段階、とは、下記。
?成功から生まれる傲慢
?規律なき拡大路線
?リスクと問題の否認
?一発逆転策の追求
?屈服と凡庸な企業への転落か消滅
潮目が変わりそうな時に、アクティブかつアグレッシブなマネジャーが待望され、実際にその任に付き、アイデアの赴くままに色々なことに着手する。しかし、本来の会社の...続きを読むPosted by ブクログ -
「ビジョナリーカンパニー」「ビジョナリーカンパニー2」とは違い、社会セクターにおいて偉大な組織を築くにはどうすればよいのかが述べられている。若干の違いはあるものの、偉大な企業・社会セクターを構築するプロセスはほとんど同じであり、結局は偉大な組織を創り上げることが偉大な企業・社会セクターの必要十分条件...続きを読むPosted by ブクログ
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◆衰退の5段階
第1段階 : 成功から生まれる傲慢
第2段階 : 規律なき拡大路線
第3段階 : リスクと問題の否認
第4段階 : 一発逆転策の追求
第5段階 : 屈服と凡庸な企業への転落か消滅
◆成功から生まれる傲慢
・成功は当然だとする傲慢
・主要な弾み車の無視
→指導者が外部にある脅威や冒険...続きを読むPosted by ブクログ -
◆すばらしい意図を持ち、気持ちを奮い立たせるようなビジョンを持っているが、その意図を活かす具体的な仕組みをつくるという不可欠な手段をとっていない組織が少なくない。
ex.ディズニー大学生
◆カルトのような文化
・先見性(ビジョナリー)とは、やさしさではなく、自由放を許すことでもなかった。事実はまっ...続きを読むPosted by ブクログ