・生成AIも今は半導体が儲かるピラミッド型の構造ですが、10年かけてだんだん上位レイヤーのアプリケーション側が儲かっていく逆ピラミッド型の構造になることが考えられます。今後の生成AIの業界を見るとき、下位レイヤーから上位レイヤーへと中心が移りながら業界規模が拡大していく歴史を念頭に置くことが必要なのです
・AIを動かす電力が国力を決める未来。
半導体の単純な微細化にも限界が来る→3次元、チップレット化
Processor同士の通信能力がボトルネックになる→光インターフェース、光電融合
演算量はどんどん増える、量的に演算不能領域が来る→より効率の良いAI演算が必要
微細化、通信容量、計算量の複合的な理由でエネルギーの消費量が増大する→超低消費電力化のアーキテクチャ
・電力=知力、知力=国力になる可能性も出てくる
・従業員一人あたりの売り上げを劇的に増加させる、強豪よりも圧倒的に早く新製品を作るというように、生成AIを活用するようになってようやく、世界の生成AIの活用に追いつけるのかもしれません
・複数のLLM(コードを書く人とレビューする人)が異なる役割を持って相互に作業を進めることで、大きな間違いが減ったり、回答の精度が上がったりということが起こります。複数のエージェントに役割を分担させることで、複雑なリクエストを処理できるようにするのがマルチエージェントの考え方です
・SierraのAIエージェントはカスタマーサポートの電話対応を人間から短期的に置き換えるのではなく、人間のカスタマーサポートが働いてない時間に利用することで、コスト削減ではなく、顧客体験や満足度の向上といった業務の拡張に使おうとしています
・Lv 1 従来AI:従来のRPA、ServiceNow等のワークフロー、AI-OCRなどの定型・単機能的自動化
Lv 2 生成AI:自然言語理解・生成を活用し、柔軟性が向上。だがまだ情報取得・生成段階が主で実行主体としては人間が残る
Lv 3 AIエージェント:LLMベースの知能を核に、外部ツールやAPIを統合、システム全体を俯瞰し実行まで自律的に行う。Full Automationを実現し、意思決定プロセスそのものを変革
・ロングテール業務の壁が「死の谷」になる
部分的自動化→E2Eでのシステム接続→Process自動化→ロングテール業務の自動化→包括的自動化→自動化の限界コストの低減による「様々なデータ化」の加速→Data Driven組織化→データ蓄積及び圧倒的自動化によるCXの劇的向上、Personalization、顧客理解の深み少量多品種化→ビジネスモデル抜本改革
・多くの企業で、IT部門が主導するようなDXはトップダウン的な傾向が少なくありません。トップダウンでは、現場の細かい業務が拾えません。AIエージェントの導入で死の谷を乗り越えるために大切なのは、ロングテールの業務をいかにたくさん拾っていくかです。その際に現場主導でAIエージェントを活用していくことが重要です
・AIエージェント活用の4つのポイント
情報収集系・品質系(CX含む)・コンプラ系は実装が早いので即やる。意思決定Principleの言語化が行えれば、意思決定負荷は現段階でも大幅に下る
Agentic Process Automationチェーンを意識して、業務/バリューチェーンを見直す。データやプロセスをAI Friendlyに寄せると累乗で効果が上がる
分散型DCへの組織転換ー現場主導でのAIエージェント活用を推進するのがCorporateの役割へ。データの深いインテグレーションなく部署内で完結することでも十分すぎるほどの効果がある
ゲームチェンジ×「外部」を狙うための「データ収集」を今から仕掛ける。ちょっとしたメリット提供からでもOK
・従来と同じ手法で、それも今の技術でPoCを実施した瞬間の評価をしたら、AI導入はずっとできません。
・Generation(生成)とComprehension(理解):解決すべき課題のコンテキストを理解させる
・スキルを言語化することがAIに役立つ
・データというのは単なる数字の羅列を示します。これに対してインフォメーションはその数字に対して利用者が何らかの評価軸を持って出来上がります。評価が求められるわけです。ナレッジになると、インタラクションを通じた理解が必要になります。さらにウィズダムの段階では、利用者は回答を信用して実行するようになります。全幅の信頼を寄せられるのがウィズダムです
・EVはモーターで電動エネルギーを運動エネルギーに変換して走ります。逆に、減速から停止まで回生ブレーキにより運動エネルギーを電気エネルギーに戻します。こうして可逆的にエネルギーを使えるという点が、内燃機関車とEVの重要な違いです
・AIとは、結局は与えられたデータを統計的に分析して、最も確率の高い答えを出す超高性能な確率統計マシン